現代の廃墟と密室を舞台に、オカルトサークルに所属する大学生・福永祐樹たち11人が、ネットで偶然見つけた自殺サイトを手がかりにした先で閉じ込められる物語。集団自殺の噂と、人間が殺し合う娯楽ビデオの都市伝説が重なり、空間の外へ出られないまま不可解な《ルール》と連続する殺人が提示される。誰が何を知っているのか、犯人はどこにいるのかという疑念が集団内に広がり、密室の状況変化を軸に進む全2巻の構成。導入では、出会いや遊びを目的に集まったサークルの面々が廃墟へ向かう経緯が描かれ、以後は警告者の言葉によってゲームの存在と殺人犯の可能性が示される。登場人物の人数が多く、情報の開示と不信の連鎖が物語の中心になる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 人狼ゲーム風のルールを軸にした密室サスペンスとして、仕組みの見せ方が面白い。
- 昼の議論と夜の襲撃が続くため、疑心暗鬼と緊張感が途切れにくい。
- 心理描写が生々しく、追い詰められたときの発言や空気の変化が読みどころになる。
- 斬魔刀や部屋の順番など、ゲーム性を強める独自ルールが印象に残る。
- 下巻に入ると考察や駆け引きが濃くなり、一気読みしやすい流れになる。
こんな人におすすめ
- 人狼ゲームやクローズド・サークルものが好きな人。
- 心理戦や疑心暗鬼の空気を楽しみたい人。
- ライトノベル寄りの読みやすさでサスペンスを読みたい人。
- 設定の細かさより、ゲーム展開の勢いを重視する人。
- 密室での群像劇や極限状態の会話劇が好みの人。
人を選ぶポイント
- 設定に無理を感じやすく、前提を飲み込めないと入り込みにくい。
- 論理の詰めよりゲームの勢いを優先するため、ミステリとしては物足りなさが残る。
- 登場人物の言動に苛立ちを覚える場面がある。
- 一部の展開や結末の運びが甘い、または強引に見える。
- 読後感が重く、後味の悪さが残りやすい。
テンポ・読後感
- 序盤はルール説明や状況整理がやや長めで、立ち上がりはゆっくり。
- いったんゲームが動き出すと、疑いと駆け引きで緊迫感が増す。
- 会話中心で読みやすく、ページを進めやすいテンポ。
- 下巻は考察と対立が強まり、追い込み型の展開になる。
- 全体として、ハラハラ感は強いが、すっきり爽快というより不穏さが残る。
キャラクターへの評価
- 主人公側の心理描写は丁寧で、追い詰められる過程が見えやすい。
- 藍は冷静さと危うさが同居して見え、印象に残りやすい。
- 亜実は好みが分かれやすく、感情面で引っかかる読者がいる。
- 周囲のメンバーは思考停止気味、または稚拙に映ることがある。
- キャラクターの魅力より、集団の空気や心理戦そのものが主役になっている。
巻一覧
この巻のあらすじ
── 誰かが言った。この二つには共通点があるのではないか。 一つは時折マスメディアをにぎわす集団自殺のニュース。そしてもう一つは人間が殺し合う娯楽ビデオが存在するという都市伝説。 出会いや遊びが目的のオカルトサークルに所属する福永祐樹は、ネットで偶然見つけた自殺サイトに興味を持ち、集団自殺の現場となったというある廃墟にたどり着く。だが祐樹が目覚めた時、彼を含むサークルメンバー11名は密室に閉じ込められていた……。 戦慄の密室サスペンス、上巻。
この巻のあらすじ
密室に閉じ込められた福永祐樹含むオカルトサークルメンバー11名の前に待ち受けていたのは、一方的に提示される不可解な《ルール》と、夜を迎える度に一人、また一人と殺されていく悪夢のような現実だった――。 やがて祐樹たちの前に“警告者”が現れ、密室の中で行われる死を賭けたゲームの存在と、どこかに“殺人犯”がいることを告げるが……!? 疑心渦巻く密室サスペンス、下巻!
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
-
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 2 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4
