ロアナプラを舞台に、運び屋ラグーン商会と周辺勢力が、麻薬、暗殺、諜報、マフィア抗争の渦中で動くガンアクションシリーズです。中心人物は元商社マンのロック、戦闘要員のレヴィ、船長ダッチ、整備担当ベニーで、彼らは依頼や偶発的な事件に巻き込まれながら街の裏側を渡り歩きます。物語は、無法地帯の街で交錯する組織の思惑、銃撃戦、交渉、潜入を軸に進み、各巻で異なる事件や人物に焦点が移ります。シリーズ全体では、ロアナプラという閉じた都市空間を起点に、海上輸送、マフィア、諜報機関、傭兵などの要素が広がっていきます。外伝や異聞もあり、同じ舞台で別の事件や視点を扱います。外伝『シェイターネ・バーディ』はロアナプラ周辺の別件を描きます。
構造レビュー
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
日本の商社マンだった主人公が、出張中に海賊まがいの運び屋の見習い船夫になる漫画原作の外伝をノベルス化。もともとの設定が面白く、その外伝なので新たなストーリーを楽しめる。表紙、挿絵は漫画原作者が描いており魅力の1つ。
編集部
日本の商社マンが海賊まがいの運び屋に誘拐され、会社に見捨てられたので、見習い水夫に転職するところから始まる作品。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
・リミタリー系が好きな人 ・マフィアが登場するものが好きな人 ・非日常を味わいながらスカッとしたい人 ・原作が漫画やアニメなどで人気がある作品を読みたい人 ・原作漫画の雰囲気が壊れないノベルスを読みたい人
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AI分析(あらすじ)
- 無法都市やマフィア抗争を扱う物語が好きな人 - 銃撃戦と諜報が絡む群像劇を読みたい人 - 運び屋や海上輸送を題材にした作品に関心がある人
著者情報
この項目をレビュー編集部
虚淵玄(うろぶち・げん) 東京都出身の小説家、ゲームシナリオライター、脚本家。 株式会社ニトロプラス取締役副社長。 ライトノベルの執筆だけでなく、ゲームやアニメの原作や脚本も手掛ける。 人気作品が多く、ライトノベル作品以外でも有名。 ≪書籍≫ ・ファントム/角川スニーカー文庫/2002年6月(全2巻) ・吸血殲鬼ヴェドゴニア/共著:種子島貴/角川スニーカー文庫/2003年2月(全2巻) ・沙耶の唄/共著:大槻涼樹/星海社FICTIONS/2018年12月 ≪映像作品≫ ・魔法少女まどか☆マギカ/ストーリー原案・脚本/2011年 ・Fate/Zero/原作/2011年 ・PSYCHO-PASS サイコパス/ストーリー原案・脚本/2012年
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
広江礼威(ひろえ・れい) 1972年神奈川県生まれ。ゲーム会社勤務を経て、1993年に「翡翠峡奇譚」でデビュー。
編集部
虚淵玄の雰囲気をたっぷりと味わえる作品であるといえる。リミタリー的なバトルだけでなく、マフィア、元商社マンの主人公、などさまざまな登場人物が魅力的に描かれており、どこか大人の味がするような文章が多い。
作品Q&A
合わない人・注意点は? ストーリー
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文体はどんな感じ? ストーリー
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世界観の作り込みは? 世界観
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評価されるポイントは? ストーリー
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この作品の特徴は? ストーリー
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どんなテーマ・ジャンル? ストーリー
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ブラック・ラグーンは完結していますか? シリーズ全体 会員の質問
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何巻まで出ていますか? シリーズ全体 会員の質問
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ブラック・ラグーンの作者は鬱病ですか? その他 会員の質問
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 一つの事件を複数キャラの視点で描く群像劇構成が、前後のつながりを楽しめると好評。
- 虚淵玄らしい筆致で、ロアナプラの血生臭さ・ニヒリズムと茶目っ気ある地の文が両立している。
- ガンアクションや銃撃戦の熱さ、セリフ回しのかっこよさが「読む映画」のように酔える。
- 原作にいないオリジナルキャラ(特に忍者)がシュールで爆笑要素を生み、物語の色気を増している。
- 広江礼威氏による挿絵や、キャラ愛を貫いた作者の楽しさが伝わる一冊だ。
こんな人におすすめ
- 漫画・アニメ版『ブラック・ラグーン』を先に知っている読者(キャラ背景や関係性を踏まえて楽しめる。
- マフィア・無法地帯・リミタリー系のアクションが好きな人。
- シリアスとギャグ・脱線が混ざるピカレスクな作品を好む人。
- バラライカや張など、個性派キャラの台詞や存在感を味わいたい人。
- 虚淵玄作品や、キャラクター視点の切り替え演出が好きな読者。
人を選ぶポイント
- 原作未読だと、レギュラーとゲストの区別や人物関係が分かりにくく、漫画版の方が断然楽しめる。
- ノベライズと銃撃描写より、陰謀パートが長くドンパチが物足りないと感じる読者もいる。
- 原作よりギャグ・ハチャメチャ寄りで、感傷的なセリフ回しはやや薄く感じる。
- 残虐・血生臭い描写や扇情的な要素が多く、好みが分かれる作品だ。
テンポ・読後感
- 前巻よりドタバタ感・狂騒劇色が増し、お祭り騒ぎのようなテンポで進。
- シリアスな幕開けから途中でズッコケた展開へ傾き、笑いと痛快さが混ざるバランスが特徴だ。
- B級映画風の原作が、さらにC級映画風のハチャメチャさへ踏み込んだような、荒々しくも愉快な空気感だ。
- 偶然の巡り合わせが点と点を結んでいく構成が、読み応えのある展開として評価されている。
キャラクターへの評価
- ロットンが今回大活躍し、普段は謎めいた存在なのにコメディの核になり、視点を通じて不思議さが深まる。
- バラライカは怖くてかっこよく、張はコミカルでダンディーなど、マフィア側の魅力が際立つと評価されている。
- 忍者キャラが再登場し、強さとシュールさで場を持っていく、印象に残る存在だ。
- エダの別の顔、ソーヤーやシェンホア、レヴィの名台詞など、脇役にもスポットが当たる群像描写が好評。
巻一覧
この巻のあらすじ
鬼才が挑むロアナプラ異聞!
ロックこと岡島緑郎は、日本の商社マンだったが、南シナ海へ出張中に海賊まがいの運び屋〔ラグーン商会〕のメンツに誘拐された。あてにしていた会社にあっさり見捨てられた岡島は、一念発起して改造魚雷艇〔ブラック・ラグーン号〕の見習い水夫に転職。ダッチ、レヴィ、ベニーらの仲間に加わり、アジアの海を駆けめぐることに……。
血と硝煙の匂い漂う無法者の街ロアナプラを舞台に、手に負えぬ野獣どもが暴れ回る冒険大活劇、「サンデーGX」連載作を、大ヒットPCゲーム『FATE/stay night』の外伝小説『Fate/Zero』を執筆した著者がオリジナルストーリーで小説化!
奇跡の「最凶」コラボによる“ロアナプラ異聞”……。 香港マフィア張の暗殺を目論む刺客たちが何者かによってロアナプラに放たれた! 図らずも、彼らに手を貸す形となったラグーン商会は、張と敵対する意思がないことを示すため、刺客たちを狩り出す羽目に……! 今、ロアナプラに史上“最悪”な刺客どもが上陸する! 掛け値なしの超ハードGUNアクション!!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
待望のブラック・ラグーン、外伝が登場!
ロアナプラにふらりと現れた、場違いな米・大富豪の娘・トリシア…彼女が運命に導かれるように「イエロー・フラッグ」へと足を踏み入れてしまったから、さあ大変! トリシアを巡って、米CIAや中国マフィアが動きだし、ラグーン商会の面々も、首を突っ込む事態に。さらには、ロアナプラの謎男・ロットンの怪行動によって、事件は複雑化の一途。 それぞれの陣営の思惑が絡み合い、ロアナプラの街に血煙が舞う! 果たして、シェンホアの刀はうなり、ソーヤーのチェーンソーを振りかざされ、レヴィのソード・カトラスも轟音を響かせる! そして、ロックは…なんと、暴力教会のCIA工作員・エダと、マジで命のやりとりをせざるをえない事態に!? 混沌とする状況を打破できるのは、果たして一体誰なのか?
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
星評価・感想
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