ディスパレイト!コンプ
- 著者
- 榊一郎
- イラスト
- 増田メグミ
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 2007-2008
- 巻数
- 4巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- BOOK☆WALKER: 1巻まで
ディスパレイトは、存在しないはずの異生物「ディスパレイト」と、それを操る異生物使いを軸にした連作シリーズ。軍属の異生物使いトルクは、薄幸な勤労少女エニーネや、謎を抱えた少女テレスと出会い、依頼解決や追跡、軍との関係に巻き込まれていく。物語は、街で起こる奇妙な現象と人物同士の距離の変化を追いながら、異生物の性質や軍の事情、隠された過去へ広がる。各巻では、仕事の依頼、軍の追跡、過去の記憶、少女たちの秘密が重なり、異生物という存在が人と社会にどう接続されるかが見えてくる。全4巻では、現代寄りの街の出来事と、トルクとテレスの関係を軸にした軍属時代の物語が並ぶ。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 薄幸な主人公エニーネと、胡散臭さのある異生物使いトルクの組み合わせが印象に残る。
- 異世界の生物ディスパレイトの造形や愛嬌が強みで、かわいさを楽しむ読み方ができる。
- シリアス寄りの展開の中に、エニーネの勢いある言動や軽さが差し込まれて読みやすい。
- イラスト買いの入口があり、表紙や口絵の絵柄に惹かれて手に取る人がいる。
- 前日譚として読むと、既読シリーズとのつながりやキャラの見え方の変化も楽しめる。
こんな人におすすめ
- キャラクター同士の掛け合いと、少し不穏な空気を含むファンタジーが好きな人。
- かわいい異形生物や、独特の世界観を絵柄込みで楽しみたい人。
- 既刊シリーズを読んでいて、前日譚や補完的な読み方をしたい人。
- 短めの巻数でもテンポよく読める作品を求める人。
- ほのぼの一辺倒ではない、軽さと重さが混ざる話が合う人。
人を選ぶポイント
- 巻数が少なく、物語の広がりをもっと見たかった。
- 途中から展開が急ぎ足に感じられ、駆け足で終わった印象を持たれやすい。
- 前日譚のため、単体だと世界観や人物像がつかみにくい場合がある。
- かなりシリアスな場面があり、最初の印象より重さが強い。
- 途中で切れるような構成に感じる人もいて、続き物としての前提が強い。
テンポ・読後感
- 序盤はキャラ紹介と関係づけを中心に進み、読み口は軽め。
- 中盤以降は一気にシリアスさが増し、展開が加速する。
- ほのぼの寄りに見えて、実際は不穏さや重さが混ざる。
- 短編感覚で読める一方、終盤はまとめに向けて急ぐ印象がある。
- かわいい要素と重い要素が同居し、独特の落差がある。
キャラクターへの評価
- エニーネは勢いがあり、空気を壊すほどの明るさや強さが目立つ。
- トルクは胡散臭さや丸さの変化が印象に残り、見た目や振る舞いのギャップがある。
- テレスは前日譚で読むと、既読時の印象と違って見える。
- ダラスとギルクリストのやり取りは、関係性の濃さが話題になりやすい。
- ディスパレイトたちはかわいさと不気味さが同居し、個体差も楽しめる。
巻一覧
この巻のあらすじ
ディスパレイト。それは、この世に存在しないはずの異生物。存在するだけで、現実世界にありえない現象を引き起こすもの。異生物使い。それは、ディスパレイトの力を操ることができる、いわば魔法使い。軍に所属し、異生物使いとして頭角を現しはじめていたトルクは、一人の少女と出会った。少女の名はテレス。少女はまるでディスパレイトのように、粋漕の中で飼われていた。戦うことしか知らなかったトルクは、テレスと触れ合うことで、人間らしい感情を取り戻していく。だが、テレスには、まだ彼女自身も知らない大きな秘密が隠されていたのだった。そしてそれが、トルクとテレスを容赦なく悲劇へと追い込んで行く。榊一郎が描くピュアラブストーリー!つないだこの手は離さない―。
この巻のあらすじ
「一緒に行こう」それは意志を持たなかった少年が、初めて自らの意志で行動した瞬間。自分に人間らしい心を与えてくれた少女・テレスのために軍を捨て、新たなる未来を掴もうとしたトルク。そんなトルクに、仲間のギルクリストは言う。「俺達は兵器なんだ!軍から離れて生きていける筈がねえだろうが!!」逃げるトルク達を仲間の銃弾が追う。傷つき、倒れるトルクを目の当たりにしたテレスは、ついに自らの中に眠る“異形たちの女王”を覚醒させるのだが…。―それはさらなる悲劇の始まりだった。「ディスパレイト!」本編では描かれない、トルクとテレスの意外な過去が明かされる完結編。
この巻のあらすじ
ぱぽぅ!空中に浮かぶ不思議なイキモノが鳴いた瞬間、何もない空から大量の冷水がドバっとエニーネめがけて落ちてきた。仕事をクビになるわ、変なイキモノ=ディスパレイトのおかげでびしょ濡れになるわで、この日のエニーネはとことん不幸だった。だから、彼女がバーで出会った変な男に絡んでしまったとしても、それは無理からぬことだったのだ。変な男の名はトルク。「あなたの街の異生物使い」をモットーに探偵業を営む、ちょっと不思議なヤツだった。まさかこの出会いがエニーネの運命を変えることになるとは!?薄幸勤労少女のエニーネと不思議青年トルクの「ぱぽぅ」な物語。
この巻のあらすじ
やばいやばいやばい。くるくると宙を舞いながらエニーネは思っていた。次々に甦る過去の記憶。これってもしかして死んじゃうってこと!? 近頃は「ぱぽぅ」と鳴く変なイキモノ=ディスパレイトも好きになってきたのに。やっと、トルクという大切な人もみつけたのに…。まさかシリーズ途中で主役交代!?死んじゃうなんてありえナーイ!―とエニーネが思ったかどうかはさだかでないが、彼女の薄幸パワーが「奇跡」を起こす!不思議なイキモノと天然ボケの探偵と薄幸勤労ムスメが贈る、ほのぼのファンタジー疾風怒涛の最終章。
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