超豪華飛空船ヴィクトリア号を舞台に、爆弾テロや裏社会の取引に巻き込まれた人々が交錯する群像劇シリーズ。中心人物は、お人好しの小説家ヴィクトと、貴族的使命に強くこだわる令嬢リーゼロッテ。船内やオークション会場で、催眠術師、殺し屋、テロリスト、悪魔、呪いをめぐる思惑が入り乱れ、二人は事件の渦中で人を救いながら目的を追う。舞台は飛空船から裏社会へ広がり、異常な能力や立場の人物が集まる非日常の状況を軸に物語が進む。シリーズ全体では、悪魔使いのヴィクトとリーゼロッテの行動を中心に、事件と因縁が連続して描かれる。続編では同じ主要人物を軸に、別の事件と取引が扱われる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 豪華飛行船や裏社会のオークションを舞台に、異能者たちが入り乱れる群像劇が強い。
- 悪魔使い、小説家、令嬢、催眠術師、殺し屋、幸運男など、濃いキャラ同士のぶつかり合いが楽しい。
- 共闘と対立が目まぐるしく切り替わり、先の読めない混戦感がある。
- シリアスなバトルの中に、トンチキな言動や妙なユーモアが混ざって読後の印象が濃い。
- 「ノブレス・オブリージュ」や「愛」を軸にした信念の描き方が印象に残る。
こんな人におすすめ
- キャラの濃さや異常者だらけの掛け合いを楽しみたい人。
- 群像劇やバトルロイヤル形式のラノベが好きな人。
- シリアス寄りでも、勢いとノリの強い作品を読みたい人。
- 前巻の流れや登場人物の関係を追ってきた読者。
- 多少の混沌や強引さより、熱量を重視する人。
人を選ぶポイント
- 登場人物が多く、序盤から状況把握が追いつきにくい。
- 視点移動が多く、整理しながら読まないと置いていかれやすい。
- キャラの設定が強いぶん、活かし切れていないと感じる場面がある。
- 緊張感やピンチの作り方に物足りなさを覚える場合がある。
- かなりシリアスで、軽いコメディを期待すると印象がずれる。
テンポ・読後感
- 船上で事件が連鎖し、休む間なく場面が転がっていく。
- 乱戦、共闘、裏切りめいた動きが次々起こる高密度な展開。
- 血生臭さと狂騒感が前面に出た、勢い重視の読み味。
- 混沌としているのに、文章のテンポは比較的よく読み進めやすい。
- どこかお祭り騒ぎのような熱量があり、終始ざわついた空気が続く。
キャラクターへの評価
- どの人物も一癖あり、主役級の濃さで立っている。
- リーゼロッテは信念の強さと貴族らしさが印象的で、存在感が大きい。
- ヴィクトは巻き込まれ役としても、周囲の人間関係でも振り回されがち。
- 幼女催眠術師や殺し屋、邪教主など、設定の強い人物が物語をかき回す。
- 一部は設定先行で、魅力を十分に使い切れていないと受け取られている。
巻一覧
この巻のあらすじ
超豪華飛空船ヴィクトリア号で発生した爆弾テロ。ある目的で船に乗り込んだお人好しの小説家・ヴィクトは、貴族的使命(ノブレス・オブリージュ)に異常にこだわる令嬢・リーゼロッテと出会い、乗客を救うために奔走することになる。 船に乗り合わせたのは、一言で身体の自由を奪う天才幼女催眠術師、臆病な最老の殺し屋、自爆を繰り返すテロリスト、あらゆる幸運を労せず手に入れる男、そして――悪魔。 「わたくしのノブ・オブをご覧に入れますわぁー!」 「とうとう略しだしたよ……」 非日常(イレギュラー)の跋扈する船内、ヴィクトは少女を救い、目的を果たせるのか。 第10回GA文庫大賞・優秀賞受賞の群像・狂想曲、ここに開幕―― ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
この巻のあらすじ
わたくしはわたくしらしく、貴族的行為(ノブレス・オブリージュ)をいたしますわ
令嬢リーゼロッテとともに、裏社会のオークションに参加することになった悪魔使いのヴィクト。しかし探し求める「赤の書」の競りが始まる前に、邪教の残党による妨害で、またも会場は戦場と化してしまった。 「赤の書」そしてそこに使われた「吸血鬼の血」を求めて、数多の思惑が交錯する。 「自分の設定は守っていこうな?」 「すげえですわ……」 最強最悪の、呪いを司る少女を救うことは悪魔でさえもできない。しかし無才の少女は歩みを止めない。それが貴族的使命であるからーー
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