『これが最後のおたよりです』は、家訓、掟、遺言、手紙など、誰かが残した言葉を手がかりに事情をたどるアンソロジーです。大崎梢、近藤史恵、篠田真由美ら11人の作家が参加し、各編ごとに別の人物や家族、関係者の関係が切り取られます。舞台は架空世界ではなく、日常の中で交わされる記録や文面が物語の起点になります。共通する軸は、届くはずだった言葉、届かなかった言葉、そして受け手に残る意味のずれです。家ごとの掟や読まれる前提ではない文書が入口になるため、短編ごとに題材や視点を変えながら、最後に残されたメッセージを通して人間関係の輪郭を組み立てています。

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  • AI分析(あらすじ)

    遺言や手紙を軸にした短編を読みたい人、複数作家のアンソロジーで題材の違いを見比べたい人。

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読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • アミの会らしい、女性作家11人による短編アンソロジーとしての読み比べが楽しい。
  • 手紙、日記、メモ、暗号、遺言など「書き残すもの」を軸にした題材が多彩。
  • しんみりする話だけでなく、ぞくっとする話や笑える仕掛けも混ざっている。
  • どの話も短い中で着地がうまく、ラストのひねりや余韻が印象に残る。
  • 既読でも改題で再読になり、細部の発見や懐かしさを味わえる。

こんな人におすすめ

  • 短編やアンソロジーを気軽に読みたい人。
  • 手紙や日記、メッセージをめぐる物語が好きな人。
  • ほっこり系だけでなく、少し怖い話やミステリ寄りの短編も楽しみたい人。
  • 複数作家の作風を一冊で比べてみたい人。
  • 読後に静かな余韻やしみじみした気持ちを残したい人。

人を選ぶポイント

  • 改題前の作品を読んでいると既読感が強く、再読になる可能性が高い。
  • 作品ごとに雰囲気がかなり違うため、好みの振れ幅は大きい。
  • 怖さのある話や、もやっとした後味の短編も含まれる。
  • コロナ禍を背景にした話があり、時期性を強く感じる部分がある。
  • 作品名や収録順を事前に把握していないと、内容の重複に気づきにくい。

テンポ・読後感

  • 1話完結でテンポよく進み、寝る前や隙間時間に読みやすい。
  • 全体は静かでしっとりした空気だが、ところどころでぞくっとする。
  • ラストに向けて意味がつながる構成が多く、読み終えた時の納得感がある。
  • ほっこり、切なさ、驚き、怖さが交互に来て飽きにくい。
  • 文字を書くことや、誰かに思いを残すことを考えさせる余韻が残る。

キャラクターへの評価

  • 家族や伴侶への思いを丁寧に描く人物像が印象に残る。
  • さりげない言葉や行動に気持ちがにじむ登場人物が多い。
  • ひねりのある人物設定や、意外な見え方をする関係性が楽しい。
  • 亡くなった人の気配や、遺された側の切なさが強く残る。
  • 作品ごとに人物の温度差があり、優しい人も不穏な人もいる。

巻一覧

これが最後のおたよりです
2025年2月 ISBN 9784591185186
この巻のあらすじ

大切なひとに、届きますように。

隠された幻の家訓、ある一族の謎めいた掟、読まれるはずのなかった遺言…… さまざまな形で残された<ラスト・メッセージ>とは?

秘められた思いが届くとき、驚きの結末に心揺さぶられる 各ジャンルで活躍する実力派女性作家11名による、豪華アンソロジー!

大崎梢/近藤史恵/篠田真由美/柴田よしき/永嶋恵美/新津きよみ/ 福田和代/松尾由美/松村比呂美/光原百合/矢崎存美

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