海辺のウサギ

基本情報
著者
鈴木鈴
イラスト
片瀬優
レーベル
電撃文庫
刊行年
2004
巻数
1巻
アニメ化
読み放題状況
BOOK☆WALKER: 1巻まで(備考: auto:BW MAX 全巻)
属性

構造レビュー

星評価

編集部判定 名作

評価

ストーリーの良さ
S (4)
キャラクター
S (4)
設定・世界観
S (4)
話題性
S (4)
初心者向け
SS (5)
読後感の良さ
S (4)
テンポの良さ
SS (5)
読みやすさ
SS (5)

短評・キャッチコピー

編集部

会社の経理を担当する主人公から見た、会社とそこで働く人たちの姿が浮き彫りになる作品。

概要

編集部

天天コーポレーションという入浴剤や石鹸の会社で、経理を担当している主人公が、経理という立場から会社内の人間模様、恋愛模様などを見ていく作品。

こんな人におすすめ

編集部

・オフィス関係のライトノベルを読みたい人 ・ドラマ化されたものを読みたい人 ・経理に興味がある人 ・社会人の生活に興味がある人 ・会社での生活に疲れている人

内容・特徴

編集部

経理という部署から見た、会社内部の人間模様。さまざまなキャラクターが、経理部署の主人公と関わり、ちょっとしたトラブルがしっかりと解決されている様子が面白く感じられる。また、主人公の恋愛がどうなっていくのかも、見ものである作品。

著者情報

編集部

青木祐子(あおき・ゆうこ) 長野県出身。 2002年「ぼくのズーマー」でノベル大賞受賞。 ≪代表作≫ ・天天コーポレーション入浴剤開発室 ・幸せ戦争 ・派遣社員あずみの家計簿

イラストレーター情報

編集部

uki(うき) イラストレーター。

メディアミックス状況

編集部

・コミカライズ化 これは経費では落ちません!~経理部の森若さん~/森こさち/集英社Cookie ・ドラマ化 これは経費では落ちません!/NHK総合ドラマ10/2019年

受賞歴

編集部

2002年「ぼくのズーマー」でノベル大賞受賞。

文体

編集部

丁寧に描かれており、読みやすい。経理という部署が舞台であっても、難しい用語の登場などはあまりない。

世界観の作り込み

編集部

オフィスを舞台にした人間模様の話であるが、経理というやや難しさを感じやすい部署を中心とした世界観が、とても丁寧に描かれている。会社で巻き起こる小さなお金のトラブル、ちょっとした恋愛模様、経費の処理など、見逃してしまいそうな小さなことでも気づいていく主人公の良さを感じることができた。

ジャンル・テーマ総評

編集部

会社を舞台にした作品として、難しさよりも、面白さを感じることができた。人間模様のさまざまなあり方、変化などを主人公の視点や心境から見ることができる。主人公が気づいていくさまざまな部分は、見逃してしまいそうなくらいのことであるが、そこに気づいて解決していく主人公の良さも感じられた。

評価点

編集部

ドラマ化もされているので、さまざまな視点から楽しむことができる作品だと言える。また、主人公の丁寧な生き方は、仕事ぶりにも、家族に対しても現れていると感じた。同時に、会社で起きるさまざまな人間模様、恋愛模様、見逃しそうなくらいの小さなトラブルなど、主人公の視点と心境から感じられるものは、とても多く、面白かった。

【おすすめキャラクター】 森若沙名子 主人公。一人暮らしをしながら、仕事をしている。毎日の食事や晩酌のことも計画に入れつつ、家族とのこと、これからの恋愛のことも考えている。控えめであるが、プライベートと仕事はしっかり分けたいタイプ。

総評

編集部

難しくはないけれど、細かい部分に視点が置かれている作品。主人公の視点を通して、会社の内部で起きる「見逃しそうな小さいトラブル」に気づき、解決していくことは、面白味を感じられた。主人公は、日々を穏やかに過ごしたいと計画を練っているところなど、1人暮らしの女性としての知恵も感じられる。コミカライズ化、ドラマ化もされており、多くの楽しみ方ができる作品。

ストーリーの説明

編集部

経理という固いイメージのある部署を面白く、それでいて魅力的に描いていると感じられる作品。会社の特徴も入浴剤や石鹸という、身近なものなので受け入れやすく、またさまざまな部署のキャラクターの登場で楽しめる。

キャラクターの説明

編集部

主人公が控えめながら、経理としてしっかりと仕事をしていくところ、小さなお金の誤差でも気づいて対応していくところなど、とても魅力的なキャラクターに描かれている。また、他のキャラクターも登場しつつ、その後もそれなりに話のキーパーソンとなっていく姿もよかった。

設定・世界観の説明

編集部

会社の内部、経理という部署を舞台に、さまざまな人間模様が見られることはとても面白い感じた。また、会社の特性上、開発部署などもあり、会社のことを詳しく知らない人でもわかりやすく、興味を持つ世界観であった。

話題性の説明

編集部

・コミカライズ化 ・ドラマ化

初心者向けの説明

編集部

一見、初心者には難しそうなテーマかと感じられるが、実際には丁寧なストーリー展開、さまざまなキャラクターの登場、控えめだがしっかりしている主人公の姿など、初心者でも読みやすい工夫が多く感じられる。

読後感のよさの説明

編集部

これから主人公の恋愛や、仕事のこと、後輩のことなど、さまざまなことに期待(面白さ)を持つことができる。

テンポの良さの説明

編集部

会社内で、経理を巻き込んでのちょっとしたトラブルが発生するが、間延びするようなトラブルではなく主人公が登場することで丁寧に解決されていき、テンポの良さを感じることができた。

読みやすさの説明

編集部

会社を経験している人もしていない人でも、とても読みやすくまとめられている。会社の難しいルールだけでなく、その中で生きている社員たちの気持ちや動きなど、とても丁寧に描かれていた。

巻一覧

海辺のウサギ
ISBN 4840226318

星評価・感想

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