王女イリステラ、宮廷メイドのティリエル、騎士見習いのアッシュを中心に、王国の城で起こる秘密と恋愛騒動を描く西洋風ファンタジー。表向きは美貌と優しさで慕われるイリステラが、裏では人に言えない趣味を抱えており、その現場を見たアッシュが矯正を決意するところから物語が動く。聖夏祭の準備、魔族の少女キキモラ、自称婚約者のリュカ、男子禁制の精霊獣エリスロス、帝国の第二皇女ディアマンドラなどが次々に加わり、王国・帝国・魔族・精霊獣が交差する宮廷劇へ広がっていく。姫とメイド、騎士見習いの三者関係を軸に、周囲の人物がそれぞれの思惑を持ち込む構成で、関係者が増えても中心はイリステラの秘密とアッシュの立場、ティリエルとの距離感にある。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 弱くても守りたい人のために全力を尽くすアッシュの姿が、作品の核として高く評価されている。
- 変態ギャグと性癖ネタが、シリアスになりかけた空気を崩して読みやすさと笑いを生んでいる。
- 剣と魔法の冒険としての本筋だけでも成立し、世界観の広がりで作品の深みが増している。
- ラブコメ面の進展(団長や他キャラの関係、イリステラ側の本気度の高まり)が期待を持たせている。
- アシュリー女装などのギャグ、王家の危険アイテムネタが、受難コメディとして楽しめる。
こんな人におすすめ
- 姫様たちの性癖コメディやSM・百合寄りの関係性を笑いながら追いたい読者。
- ギャグの下に真面目なファンタジー冒険も欲しい読者。
- 主人公が翻弄されながらも踏ん張る受難系コメディが好きな読者。
- シリーズ固有の「残念」系キャラクター群を味わいたい読者。
- 4巻程度までの展開を踏まえ、タイトル通りの落差や拍子抜けも含めて楽しめる読者。
人を選ぶポイント
- 新登場の皇女ディアマンドラは許容しにくい、前半は特にイライラしやすいとする声が目立つ。
- リュカの脅し・暴力で従わせる描写は、主人公への共感とセットで強い拒否反応を招いている。
- 王家の秘密共有パートは都合主義・設定の穴として指摘されやすい。
- 変態要素の濃さで読者の篩い分けが起き、非M寄りの読者ほど主人公の逆襲や打ち破りを待ち望。
- 巻末の展開は予想通りの拍子抜けや「がっかり」感を生み、3巻までの高評価との落差を感じる読者もいる。
テンポ・読後感
- 1〜3巻と比べて面白さが落ちた、節目より篩い分けの巻。
- 文章は読みやすく、シリーズ4巻目として一定の安定感は保たれている。
- ギャグとシリアスが交互に入り、性癖ネタが物語の行動原理を形作る独特のテンポ。
- 変態要素はやや薄まり、世界観の黒さ・深さが増した分、敬遠されやすい側面も指摘される。
- ラストは熱さや告白めいた進展がある一方、タイトルどおりの結末で期待と失望が交錯する。
キャラクターへの評価
- アッシュは不憫さとカッコよさが同居し、脅されながらも動き方に理解しがたさを感じる読者がいる。
- イリステラは天然さの奥に本気度があり、感情の自覚や距離の縮まりが今巻の焦点になっている。
- ディアマンドラは傍若無人さとS/Mのギャップで、受け入れにくい新キャラとして議論を呼んでいる。
- ティリエルは性格の悪さが残るが、関係性のフラグや次巻への期待を持つ声もある。
- キキモラは愛着が強く活躍を望む読者が多く、リュカは好意的評価が少ない。
巻一覧
この巻のあらすじ
女神のような美貌と優しさで万民に愛される王女・イリステラ。しかし騎士見習いのアッシュはある夜、彼女と宮廷メイドのティリエルが人には言えない『趣味』に勤しんでいるところを目撃してしまう! 「これは合意の上なんです!」力説するイリステラに、アッシュは「ダメだこの人」と絶望し、彼女の矯正を決意。しかし、そんな彼に次々と困難が降りかかり……。 姫とメイドと騎士見習いが繰り広げるファンタジー&コメディ!
この巻のあらすじ
『聖夏祭』 の準備に追われているアッシュたちの前に、ひとりの少女が馬車に 『引きずられて』 くる。キキモラという名のその少女を介抱し城に連れ帰るアッシュだったが、彼女の正体は王国を破滅させようと目論む 『魔族』 だった! しかしキキモラは 『魔族』 のくせに一生懸命で純情で、やることなすこと空回りばかり。敵であるアッシュにほのかな恋心を抱きつつも、王国を滅ぼすために策謀する彼女が、イリステラ姫の 『性癖』 を知ったときに取った行動とは── 『欲望』 が増大する呪いをかけることで!?
この巻のあらすじ
突然現れた自称アッシュの 『婚約者』 リュカ・ケイニス。病的なまでにアッシュを愛するリュカに巻き込まれて、アッシュは精霊獣エリスロスを狩る仕事に付き合わされることになってしまう! なぜか王女イリステラとティリエルも同行することになるが、エリスロスの住処は男子禁制。ほっと胸を撫で下ろすアッシュに、イリステラの無情な言葉が突き刺さる。 「前から思ってましたけど……アッシュって、女の子みたいな顔してますよね?」 姫さまのイケナイ秘密を巡るファンタジーラブコメ第三弾登場!
この巻のあらすじ
ディアマンドラ・ドル・ベテルギアス。世界を支配する 『帝国』 の第二皇女が、配下の軍勢を引き連れてクィンストラウス王国にやってきた。彼女の目的は──王女イリステラを、自分のハーレムに入れることだった。 「もうおしまいです。おねえさまには、逆らえません……」 三人の仲が引き裂かれてしまうことを悲しむイリステラ。アッシュは彼女の傍にいつづけるために、ディアマンドラの元に嘆願に向かう。そこでアッシュは、信じがたい光景を目の当たりにする! 最強の皇女の秘密とは……果たして!?
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
-
hutami 2 噛み合ってないかも
騎士見習いと姫様(+メイド)のラブコメにソフトSM要素を足してみたといった具合の作品。
しかし、肝心のSM要素がいまいちキャラやストーリーの魅力と噛み合ってない。傷を治す力があるのにSっ気のあるお姫様という設定自体は一見よさそうだが、世間知らずだが慈悲深く天然っぽいキャラ付けととってつけたようなSっ気という性格がちぐはぐ。巻を重ねれば掘り下げがあるのかもしれないが今のところキャラの魅力を引き立てるどころか損ねているように感じた。
主人公の行動原理もいまいち謎。王家に忠誠を誓っている以上、秘密がバレないように振る舞うのはわかるが、同意の上の他人の趣味にまで口を出した挙げ句に自分が身代わりになろうとするのはよーわからん。
2巻以降は今のところ読む予定なし。 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3
