動物と人の心の声が聞こえるオリビアと、傭兵を辞めたアーサーが、森の家「スープの森」で夫婦として暮らす物語。オリビアは貴族の家で力を気味悪がられて修道院へ送られ、養父母亡き後は一人で家を守ってきた。アーサーは家族を病で失い十四歳で傭兵となった過去を持つ。二人は食卓を囲み、祖母から受け継いだ薬師の才や動物との会話を手がかりに、訪れる人や動物の困りごとに向き合う。季節の移ろいと来訪者の増減の中で、暮らしの輪が少しずつ広がっていく。

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  • AI分析(あらすじ)

    動物との会話、薬づくり、夫婦の同居、森の暮らし、食事の描写に関心がある人

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読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 動物の心が聞こえるオリビアと、傷を抱えたアーサーの距離が少しずつ縮まる過程がやさしい。
  • スープや薬師の仕事を軸に、森での暮らしが丁寧に積み重なる。
  • ララやルーカス、猫や鹿など、登場人物と動物が増えて世界がにぎやかになる。
  • 出会いと別れを繰り返しながら、家族の形が広がっていく流れが温かい。
  • 料理や季節感のある描写が多く、読後感がほっとする。

こんな人におすすめ

  • じんわり癒やされる日常ファンタジーを読みたい人。
  • 人と動物の交流や、静かな共同生活の空気感が好きな人。
  • 傷ついた人物が少しずつ回復していく物語を好む人。
  • 事件よりも関係性の積み重ねを楽しみたい人。
  • ほのぼのだけでなく、別れや孤独の余韻も受け止めたい人。

人を選ぶポイント

  • 大きな山場や派手な展開を求めると物足りない。
  • 心の傷や孤独、別れの場面があるので軽い気分だけで読むと重く感じる。
  • シリーズ後半は新しい家族や住人が増え、人物関係を追うのに少し注意がいる。
  • 動物や人の気持ちの描写が多く、会話劇中心のテンポを期待すると違う。
  • 作品全体が穏やかなので、刺激の強さは控えめ。

テンポ・読後感

  • 全体はゆっくり進み、森の日常を味わう落ち着いたテンポ。
  • 事件が起きても深刻さを引きずりすぎず、やわらかく着地する。
  • 食卓や季節の移ろいが空気を整え、読後はあたたかい。
  • にぎやかさは増すが、根っこの静けさは保たれている。
  • しんみりする場面と、ほっとする場面の切り替えが自然。

キャラクターへの評価

  • オリビアは繊細で、人の気持ちを汲み取る優しさが強い。
  • アーサーは誠実で、相手を尊重しながら寄り添う姿が印象的。
  • ララはまっすぐで可愛らしく、物語に活気を足している。
  • 猫や鹿、キツネなどの動物たちが愛嬌たっぷりで癒やし役になっている。
  • 家族や周囲の人たちも含めて、互いを支え合う関係が魅力。

巻一覧

スープの森 ~動物と会話するオリビアと元傭兵アーサーの物語~
2023年5月 ISBN 9784391159370
スープの森 ~動物と会話するオリビアと元傭兵アーサーの物語~2
2023年11月 ISBN 9784391159387
この巻のあらすじ

■あらすじ 心通じる夫、動物たち、そして新たな出会い── 踏み出したオリビアの世界は、少しずつ広がっていく

人や動物の心の声が聞こえることで孤独を抱えていたオリビアと、 傭兵として死を間近で見つめてきたアーサー。 それぞれの傷を抱えて夫婦となった二人は、 ともに食卓を囲み、寄り添いながら季節を重ねる。

人間に心を開き始めたオリビアは、 知らず知らずのうちに祖母から受け継いでいた 薬師としての才を開花させ、 オウムに野ウサギ、キツネに猫、そして多くの人を救うことに。 賑やかな仲間も加わった『スープの森』は、 冬でも暖かな空気に満ちていて──。

過去の傷も糧にして オリビアは今日も 救いを求める声に耳を傾ける。

[登場人物] <オリビア> 貴族の家に生まれたが、動物の心が分かることを 家族に気味悪がられ、五歳で修道院に送られる。 養父母であるジェンキンズ夫妻が亡くなった後は 『スープの森』を一人で切り盛りして暮らしている。 「人間は向いていない。動物に生まれたかった」と願い 今も周囲の人間に心を開けずにいる。

<アーサー> 貧しい暮らしの中で両親と妹を流行病で亡くし 十四歳で傭兵となる。必死に戦い生き抜くうちに 界隈では名の知れた存在となるが、二十八歳のある朝 「もう、これ以上は無理だ」と突如傭兵を辞め、 あてもなく歩くうちに「スープの森」にたどり着く。 1 アーサーの故郷 2 声を出さない大声 3 二つの世界 4 長生きな鳥 5 オウムのローリー 6 ローリーが望むこと 7 道案内 8 キフジンノタシナミ 9 やきもちじゃなくて八つ当たり 10 コマドリとランドル 11 ニガミイモの木 12 王城の兵舎へ 13 ニガミイモ採取隊 14 アーサーが恐れること 15 ララ・ルフォールの訪問 16 ララ・ルフォールの悩み 17 猫のダル 18 アーサーの心の底 19  伝書鳩 20 ミストラル家の白い猫 21 張り合うアニーと優しいヤギたち 22 マロンクリーム 23 豚肉のシチューと大雪 24 キツネの道案内 25 玉ねぎとチーズのスープ 26 ダーリーズ商会のかかりつけ医 27 猫のスノー 28 ダルの籠城 29 牛肉のスープと金色の鹿 30 薬湯 31 グレタの防寒着と鍋の客 32 ウィルソンの家の咳 33 ロブとの出会い 34 ダル、お散歩の先で 35 ダル、家を目指す 34 出会いと別れ

描き下ろし番外編 お互い様

スープの森〜動物と会話するオリビアと元傭兵アーサーの物語〜 3
2025年8月 ISBN 9784391165319
この巻のあらすじ

孤独も傷も苦しみも…過去のすべてが ここにたどり着くための道だった── 今、ここが私の居場所

◆◇◆

オリビアとアーサー、ララと動物たちが 賑やかに暮らす「スープの森」には今年も様々な人が訪れる。 妻を亡くした旅の演奏家ラファエルに、 画家を諦めて戻ってきたレジー。 そして、薬師を目指し家を出て行ったララと 入れ替わりに加わったのは、 森で母を亡くした幼児ルーカス。 さらにオリビアのお腹には新たな命が……。 心温まる大人のための童話、完結巻。

さまざまな出会いと別れを繰り返し、 オリビアは今日もスープを作り続ける──

◆◇◆

次にくるライトノベル大賞2年連続ランクイン! 1 ラファエルとコンサーティーナ ……006 2 アオカケス……017 3 『やっと会えた』……024 4 リディアナの望み……034 5 メープルタフィー……043 6 ラファエルの賭け……055 7 子ヤギのリリと画家のレジー……062 8 四人の絵……071 9 レジーの妻リアナ……080 10 試験間近……088 11 ララの迷いと雷雲……097 12 歩いてきた道は……107 13 ララとの別れ……116 14 泣く幼児……124 15 ご近所の奥さんたち……138 16 言葉に出して話し合う……147 17 母親の事情……159 18 イヌハッカと新玉ねぎの揚げ物……170 19 ダルの失敗 20 アーサーの決心 21 アーサーの最後の出勤 22 ラズベリーの広場 23 オリビアの薬草 24 恋愛小説家タイラー・ハーディン 25 ウサギを見習う 26 オリビアのコラムとシロフクロウ 27 アレキサンダー・ヘイウッド 28 アレックス 29 デイジー 30 祝福 31 元気が出るスープ 書き下ろし番外編 ララの帰省とヘラジカ あとがき

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