元工作員の女性が、別人として新しい生活を始めるところから動き出す連作シリーズ。舞台は工作員や王族、隣国との交渉が絡む王国社会で、変装や体術、語学、通訳などの技能が物語の中で使われる。中心人物のビクトリアは、過去に培った手札を生かしながら、家族と暮らす日常と、王国の事情に関わる出来事の両方へ向き合う。物語は、保護した少女ノンナ、夫ジェフリー、周囲の人々との関係を軸に進み、生活の再建と諜報的な動きが並行する。シリーズ全体では、家庭、潜入、交渉、暗号解読、影武者任務など、場面ごとに役割を変えながら広がっていく。続巻では、家族での生活を保ちながら、王国間の問題や過去の因縁に関わる展開が続く。続編・外伝の区分はない。

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  • AI分析(あらすじ)

    - 元工作員や諜報活動を扱う物語が気になる人 - 家族との生活と任務の両立を描く作品を読みたい人 - 王国政治、影武者、暗号解読、通訳などの要素に関心がある人

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読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 元工作員の知識や体術を、子育てや通訳、交渉の場面まで幅広く活かす展開が楽しい。
  • 事件や陰謀がありつつも、家族や周囲との関係が少しずつ育っていく流れが心地いい。
  • ビクトリアの言葉や振る舞いに、自立した強さと優しさが同居していて印象に残る。
  • ノンナやジェフリー、クラークなど周囲の人物が物語を支え、関係性の変化も読みどころになっている。

こんな人におすすめ

  • 有能な女性主人公の活躍を読みたい人。
  • スパイ要素と日常、家族ものの両方を楽しみたい人。
  • 派手すぎないけれど、安心して読める雰囲気の物語が好きな人。
  • 恋愛や家族の距離感が少しずつ変わる過程を追いたい人。

人を選ぶポイント

  • 1話ごとの掘り下げがやや軽く、もっと深く読みたくなる場面がある。
  • 展開が早く感じられる巻があり、急ぎ足に受け取られることがある。
  • イラストや誤字など、書籍面の細かな気になる点に触れる声がある。
  • 事件性はあるが、重苦しさより穏やかさが前に出るため、濃いサスペンスを期待すると違う。

テンポ・読後感

  • 淡々とした文体で読みやすく、テンポは軽快。
  • 大きな事件があっても全体の空気は尖りすぎず、優しい。
  • 生活感のある場面と任務の場面が切り替わり、メリハリがある。
  • じっくり積み上げる巻もあれば、あれよあれよと進む巻もある。

キャラクターへの評価

  • ビクトリアは冷静で頼れる一方、情の深さや不器用さが魅力になっている。
  • ノンナは可愛さと逞しさが増していき、将来性の高さが目を引く。
  • ジェフリーは理解ある伴侶として評価が高く、支える姿が好印象。
  • クラークは一途さや粘り強さが目立ち、恋の行方も気にされている。
  • エドワードは切れ者として存在感があり、物語を動かす人物として印象に残る。

巻一覧

手札が多めのビクトリア 1
2022年7月 ISBN 9784046815767
この巻のあらすじ

各国で工作員が暗躍する時代、とある国ーーハグル王国の工作員クロエは、類まれなる変装技術と体術で、難しい任務さえも次々と完遂する日々を送っていた。 しかし、上司の裏切りをきっかけに彼女は組織から忽然と姿を消してしまう。なぜならクロエは、隣国アシュベリー王国の一般市民ビクトリアとして、夢に見ていた「普通(しあわせ)」な人生をやり直す計画を立てていたのだ。 そんなビクトリアはセカンドライフ初日にとある少女を保護したことで、想定外だが幸せなスタートを切り、多くの人々と関わっていく。  新天地で彼女は歴史学者の助手・語学の先生・凶悪犯の脱獄補助と、工作員時代に培った経験と才能を活かして大活躍!! 一方でビクトリアの強さに興味を持つ第二王子や組織の追っ手など、手札が多い彼女に対して迫る影も多くーー!? アクションと心あたたまるビクトリアの人生修復物語、ここに開幕!!

手札が多めのビクトリア 2
2022年12月 ISBN 9784046819291
この巻のあらすじ

凄腕元工作員のビクトリアが、可憐な少女ノンナを保護し、本当の人生を取り戻してから5年後。 シェン国での研究を終えたビクトリア一家は、アシュベリー王国に帰国して懐かしい人々と再会する。そして平穏な日々を送るビクトリアだったが、彼女はある日希少な冒険小説『失われた王冠』に隠された謎の暗号を持ち前の才能で難なく解読してしまう。 その暗号は宝のありかを示しており、小説の舞台とされる地域へ行きたい気持ちに駆られるビクトリアだが、自分の立場を考えて葛藤する。 「君は強くて賢くて優しくて、なによりも自由な人だ。行こうよ、君が行きたい場所へ」 「私がお母さんを守るから」 理解のある夫ジェフリーと心強く育ったノンナの支えで、自分らしく生きることにしたビクトリアは、アシュベリー王国の秘密に迫る大冒険へ出発するがーー? 最強の家族とともに、更なる幸せをつかむ人生修復物語第二弾、開幕!

手札が多めのビクトリア3
2024年1月 ISBN 9784046832511
この巻のあらすじ

凄腕の元工作員ビクトリアは、ノンナやジェフリーたちと充実した日々を過ごしていた。そんなある日、ビクトリアは暴漢たちに追われる女性を助ける。 なんとその女性は、大きな式典を控えるアシュベリー王国の王太子妃、デルフィーヌの影武者を務める予定の工作員だった。 怪我を負った女性の代わりに、影武者の任務を引き受けることにしたビクトリアは、自らの意志で工作員に復帰する。 一方ジェフリーは、隣国との金鉱を巡る問題の交渉に駆り出される。さらに、ノンナはひょんなことからビクトリアの任務で活躍したり、クラークとの関係を深めたりと大忙し! 衰えない能力を駆使し、幸せのために暗躍するビクトリアの人生修復物語第三弾、開幕! 書籍限定の書き下ろし番外編も3本収録♪

手札が多めのビクトリア4
2026年6月 ISBN 9784046602237
この巻のあらすじ

凄腕の元工作員ビクトリアは賢い娘ノンナや誠実な夫ジェフリーと幸せな日々を送っていた。アシュベリー王国では、他国から多くの人が来ると予想される戴冠式が控えており、ビクトリアとノンナは他国の人との接触を避けるためランダル王国へ一時避難する。ランダル王国では、ノンナの友人であるエリザベス家と行動を共にするが、通訳が失踪したため急遽ビクトリアが通訳を務めることに。そんな時、彼女は工作員時代の上司であるランコムに再会してしまう。帰国後、失踪した通訳の件であらぬ疑いをかけられ拘束されるビクトリアだが、その裏には自身の過去が関わっていてーー。ビクトリアは過去を清算すべく、愛する夫ジェフリーと共に黒幕に迫る。家族と幸せな未来のために自分らしく暗躍する、元工作員の人生修復物語、第四弾!

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