いざ、しゃべります。
判定なし
基本情報
- 著者
- 並木飛暁
- イラスト
- —
- レーベル
- メディアワークス文庫
- 刊行年
- 2019
- 巻数
- 1巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで
大学で留年し、他人との会話が苦手な「わたし」が、落研部員の西杜亭ビハインドに出会って落語研究会へ入るところから始まる物語。聞いたことをすべて覚えてしまう記憶力を持つ主人公は、廃部寸前の部で、くせの強い先輩たちや寄席の稽古、台本づくり、発表の場に触れながら、落語の型や言葉の運びを身につけていく。西杜大学の小さな部活を舞台に、話し方、立ち居振る舞い、周囲との距離感が少しずつ変わり、大学生活そのものが落語と結びついていく。稽古と大会参加を重ねる中で、自分が何を話し、どう立つかを探していく。物語は落語を通して、自己理解と居場所探しが並行して進む流れで組まれている。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 落語との出会いをきっかけに、居場所や人とのつながりを少しずつ見つけていく流れが温かい。
- 失敗や不器用さを否定せず、成長の一部として受け止める前向きさがある。
- 落研メンバーを中心に、個性的でも根は優しい人物像が印象に残る。
- 古典芸能の入口として読みやすく、落語そのものへの興味を引き出す。
- 青春小説として、じんわり感動できる読後感が強い。
こんな人におすすめ
- コミュ障や引きこもり気味の主人公の変化を見守りたい人。
- 人間関係のぬくもりや、仲間とのやり取りを楽しみたい人。
- 落語や古典芸能にこれから触れてみたい人。
- 失敗から立ち直る物語、応援される物語が好きな人。
- まっすぐな青春ものを読みたい人。
人を選ぶポイント
- 落語の解説や噺の背景はややあっさりめで、詳しい知識を求めると物足りない。
- 作品内の落語描写は、臨場感よりも成長物語の軸が強い。
- 登場人物の個性が強く、軽妙さが合わないと感じる場合がある。
- 物語の細部より、雰囲気やメッセージ性を重視した作り。
- 一部の展開や設定は、続きや補足が気になる余地がある。
テンポ・読後感
- ゆっくりと気持ちがほどけていくような、穏やかな進行。
- ひとつひとつの出来事を通して、少しずつ前に進む手触り。
- ほのぼのとした空気の中に、じんわり刺さる言葉がある。
- まじめすぎず軽すぎず、温かさが前面に出た読み味。
- 読後にやさしい余韻が残るタイプ。
キャラクターへの評価
- 主人公は不器用で内向的だが、変わろうとする姿が応援したくなる。
- 落研の仲間たちは癖が強い一方で、面倒見がよく温かい。
- 先輩格の人物は、言葉選びが印象的で支えになる存在として映る。
- 周囲の人物が主人公の変化を自然に後押ししている。
- キャラの濃さが作品の魅力になっている。
巻一覧
いざ、しゃべります。
この巻のあらすじ
コミュ障で引きこもり、大学を留年してしまった「わたし」が、ひょんなことで出会った落研部員の西杜亭ビハインド。一度聞いたことはすべて覚えてしまうというわたしの能力を知ったビハインドに、無理矢理落研に入部させられて……。実は西杜大学落語研究会は廃部寸前。そんな落研に所属する、くせの強い先輩たちを通して、落語の面白さと何かに熱中することの楽しさを知るわたし。そしてついに、わたしは全国大会に出ることになり……。 「落語とは?自分らしさとは?そんな途方もない事と向き合った四年間は今思えば確かに青春だったのかもしれない。また落語したくなっちゃったなぁ。」と、漫才師まんじゅう大帝国も絶賛の、笑いと涙の感動グラフティー。
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