ロル
殺人コンピュータウイルス【ロル】をめぐるデスゲームを描く、全2巻のSFサスペンスです。電子の光が街を覆う近未来を舞台に、地下施設へ集められた天才ハッカーたちと、巻き込まれた普通の高校生が生存をかけて動きます。中心人物はHN《ばくしょう》、幼馴染みのジュン、《ネコ》や《ハチコー》で、離脱を望む者、殺し合いを受け入れる者、秘密を抱える者の関係が軸になります。ゲームの進行とともに、ウイルスの目的や参加者の事情が少しずつ明かされ、閉鎖空間での対立と選択が物語を引っ張ります。上下巻で完結し、長期シリーズではなく一つの事件をまとめて描く構成です。上下巻で一つの物語が完結します。続編や外伝の情報はありません。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- ハッカー同士のデスゲームという題材が新鮮で、設定の時点で引き込まれる。
- 人体に作用するコンピューターウイルス「ロル」の仕組みや、異能バトルめいた使われ方が独特。
- ゲーム画面風の挿絵やカットイン演出が、物語のテンションと噛み合っている。
- 個性的でぶっ飛んだ登場人物たちの掛け合いが印象に残る。
- 読み進めるほど真相や関係性が気になり、続きが気になる構成。
こんな人におすすめ
- デスゲーム、サイバー系、ハッカーものが好きな人。
- ルールのあるバトルより、勢いと設定の奇抜さを楽しみたい人。
- ゲーム的な演出や挿絵の多いラノベが合う人。
- 多少の説明不足や超展開も、雰囲気で受け止められる人。
- キャラ同士の関係性やコンビ感を重視して読む人。
人を選ぶポイント
- 設定や真相が複雑で、全体像をつかみにくい場面がある。
- 何が起きているか分かりづらいまま進む展開があり、消化不良に感じやすい。
- ロルの能力やルールが何でもありに見えて、納得感が弱い箇所がある。
- 心理描写や人物掘り下げはもう少し欲しいと感じる人がいる。
- 表紙の印象と挿絵の雰囲気が違い、期待とのズレを感じる場合がある。
テンポ・読後感
- 序盤から一気に殺し合いへ入るため、立ち上がりは速い。
- 中盤以降は真相やギミックが増え、勢い重視の展開になる。
- 画面切り替えのような挿絵が多く、ゲームをプレイしている感覚で読める。
- 全体の空気は血なまぐさく重いが、キャラのやり取りで読みやすさもある。
- 下巻で回収される前提の謎が多く、読後感はすっきり派とモヤモヤ派に分かれやすい。
キャラクターへの評価
- ハチコーはまっすぐで暑苦しいほどの正義感があり、好感を持たれやすい。
- ネコは物語の中心として見られ、解放や救いを願う声が目立つ。
- ヴォルフは孤独さや存在感が強く、印象に残るキャラとして挙がりやすい。
- daemonや黒幕側は正体や目的がつかみにくく、謎として強く意識されている。
- ぶっ飛んだハッカーたちの中で、主要3人の関係性が読みどころになっている。
巻一覧
この巻のあらすじ
「皆さんには、殺人コンピュータウイルス【ロル】を使って殺し合いをしてもらいます」電子の光が街を満たし、暗闇が排除されたはずの世界。天才ハッカーたちが目覚めたのは、指先も見えない真っ黒な巨大地下施設だった。唐突にゲーム開始が告げられるなか、巻き込まれた普通の高校生・HN《ばくしょう》は、幼馴染みの少女ジュンと再会する。怯える彼女を救おうとゲーム離脱を決めた《ばくしょう》だが、最初の犠牲者にジュンが選ばれて!?
この巻のあらすじ
殺人コンピュータウイルス【ロル】によるデスゲームも最終段階へ。殺すことを躊躇わない少女《ネコ》と善人の青年《ハチコー》は、生存者として対峙する。解り合えるはずのない相手。それでも二人で敵を躱し、共に死線を越えてきた。しかし決別は、突然に訪れる――「俺と殺し合えよ、ネコ」。明かされる《ハチコー》の秘密と、ゲームの真の目的。積み重なった死と生の果てに《ネコ》が選ぶ未来とは。覆せない世界に抗う感動の完結篇。
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