大学二年生の茨木朔夜を軸に、現代の大学生活とインターネット上の創作交流が重なる物語。朔夜はネット回遊の途中で、アマチュア小説家が集まる投稿サイト『サロン・ド・ドラクロア』に辿りつき、フランス在住のウェブマスター「カイト」と作品をやり取りするうちに、相手を意識するようになる。そこへ文学部の大野九希教授が、手作り石鹸を使ってほしいと持ちかけてくる。投稿サイトという非対面の場と、大学という対面の場が行き来し、作品交換と人物関係の変化が同時に進む単巻作品。

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  • AI分析(あらすじ)

    大学を舞台にした現代恋愛や、創作投稿サイトを介した交流がある物語を読みたい人。

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 文学サイトや創作活動を軸に、人間関係が交差する構図がある。
  • ふらついた主人公が出来事をきっかけに考え方を変えていく流れがある。
  • 主要人物同士のつながりや距離感に注目して読む余地がある。
  • ラストの受け取り方で印象が大きく変わるタイプの作品。

こんな人におすすめ

  • 人物同士の関係性や会話の行き違いを追うのが好きな人。
  • すっきりした着地より、重めで余韻の残る展開を受け止められる人。
  • キャラクターの内面よりも、関係の組み替わりや構図を楽しみたい人。
  • 先の読めない終わり方や、解釈の分かれる結末が気になる人。

人を選ぶポイント

  • 主人公への共感が得にくく、魅力を感じにくい。
  • 登場人物が多いわりに掘り下げが浅く、印象が散りやすい。
  • 展開が唐突に感じられ、気持ちの切り替わりについていきにくい。
  • 読後感が重く、後味の悪さが残りやすい。

テンポ・読後感

  • 序盤は人物関係の把握に時間がかかる。
  • 途中から出来事をきっかけに流れが動き出す。
  • 全体として精神的に重く、ぐらついた空気が続く。
  • 終盤は意外性のある着地で、すっきりしない余韻が残る。

キャラクターへの評価

  • 主人公は優柔不断で、何を考えているか掴みにくい。
  • 行動や心情の切り替わりが急に見え、感情移入しづらい。
  • 周囲の人物も魅力が中途半端で、印象が薄くなりやすい。
  • 作品全体として、人物の厚みより関係の流れが前に出ている。

巻一覧

あなたがいたから
2010年11月 ISBN 9784062866613
この巻のあらすじ

大学二年生の茨木朔夜は、ネット回遊中にアマチュア小説家の創作投稿サイト『サロン・ド・ドラクロア』に辿りつく。サイトのウェブマスターであり、フランス在住の「カイト」と作品の遣り取りをするうちに、彼への淡い想い抱き始める朔夜。だが、そんな朔夜に、文学部の大野九希教授が奇妙な申し出をしてくる。それは、大野教授が手作りした石鹸を、朔夜に使って欲しいというものだった……。

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