人知れず森で育てられた王女ニーナが、《贄姫》として獣人の国へ送られ、白狼王ヴォルガに貢がれるところから始まる物語。血肉が万病を癒やし力を与えると伝わる世界で、逃亡を繰り返すニーナと、彼女を追うヴォルガの関係が軸になる。やがてニーナは、彼が贄姫を求める理由を知り、自由を条件に協力へ踏み出す。獣人と人間のあいだにある緊張と、王女としての立場、贄姫としての役割が交差しながら、両者の未来に関わる出来事へ広がっていく。単巻構成で、物語はこの一冊でまとまっている。第20回小説大賞奨励賞受賞作。第1巻で完結する構成。続編・外伝・短編の展開は示されていない。

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  • AI分析(あらすじ)

    - 獣人と人間の関係を扱う物語に関心がある人 - 王女、白狼王、贄姫といった要素を含む作品を探している人 - 身分差のある関係を軸にしたファンタジーを読みたい人

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作品の魅力

  • サバイバル術を身につけた強いヒロインが、受け身にならず自分で道を切り開く展開。
  • 獣人の国を舞台にした、王と贄姫のロマンスと緊張感のある関係性。
  • アクション多めで、逃走や追跡のやり取りがテンポよく進む読み味。
  • ヒーローだけでなく、周囲の人物にも事情や深みがある構成。
  • 少女漫画系の王道感があり、強いヒロイン好きに刺さりやすい雰囲気。

こんな人におすすめ

  • 自立心の強いヒロインや、たくましい女の子が主役の物語を読みたい人。
  • 王族・獣人・贄姫といったファンタジー設定の恋愛ものが好きな人。
  • 花とゆめ系の空気感や、少女漫画寄りのロマンスが好みの人。
  • 恋愛だけでなく、追跡劇やアクションのある作品を楽しみたい人。
  • 受け身すぎない主役同士の掛け合いを求める人。

人を選ぶポイント

  • 国同士の事情や政治面はやや駆け足に感じやすい。
  • 物語の後半は展開が早く、細かな説明を求めると物足りなさが残る。
  • ミステリ的な意外性は強くなく、先の見えやすさがある。
  • ヒーローの見せ場は控えめで、主役の強さが作品を支える印象。
  • 重要な決着は続刊に持ち越されるように感じる部分がある。

テンポ・読後感

  • 追いかけっこと脱走劇が続く、動きの多いテンポ。
  • シリアスな設定のわりに、読み口は軽快でさくさく進。
  • 国家や交渉の部分はダイジェスト感があり、本筋の恋愛と行動劇に寄る。
  • 強いヒロインの勢いが全体を引っ張る、明るめの冒険ロマンス。
  • 重さよりも勢いと読みやすさが前に出る。

キャラクターへの評価

  • ヒロインは逞しく、サバイバル能力が高くて印象が強い。
  • 王ヒーローは冷厳な雰囲気だが、恋愛面ではやや控えめに映る。
  • ヒロインの強さが、ヒーローの存在感の薄さを補っている。
  • 周囲の人物には事情があり、単純な善悪で割り切れない。
  • 孤独さや背景のあるキャラづけが、物語に少し深みを足している。

巻一覧

貢がれ姫と冷厳の白狼王 獣人の万能薬になるのは嫌なので全力で逃亡します
2022年12月 ISBN 9784041131299
この巻のあらすじ

人知れず森で育てられた王女ニーナは、《贄姫》と呼ばれ獣人の国の白狼王ヴォルガに貢がれる。 万病を癒やし強大な力を与えると伝わる血肉を捧げよーーって冗談じゃない! だが何度逃亡してもヴォルガに捕まってしまう。 そんな時、冷酷と思っていた彼が贄姫を求める理由を知り、心動かされたニーナは自由を条件に協力を申し出るが……?  運命が交わる時、獣人と人間の未来が変わる!! 第20回小説大賞奨励賞受賞作!

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