家族の勧めで見合いをした瑠実が、十五歳年上の茶道家で家元の跡継ぎと期間限定・条件付きの婚約を結ぶところから始まる、京都を舞台にした和風恋愛物語です。茶道の家元家という閉じた家のしきたりや、年の差のある相手との距離感が物語の軸になり、日常のやり取りの中で関係が進んでいきます。舞台は京都と茶道の世界で、家族、婚約、家の事情が重なりながら人物関係が組み立てられます。単巻構成のため、物語はこの一冊でまとまっています。続編・外伝・短編の情報はありません。なお、あらすじ本文に基づく範囲では、シリーズ展開の広がりは見えません。
構造レビュー
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
漫画家を目指す主人公と15歳年上の茶道家の、少し気になる契約結婚の物語。
編集部
家族の勧めで受けたお見合いが15歳年上の渋すぎる茶道家とのお見合いだった主人公。お断りするものの、相手から「契約婚約」を申し込まれ、考えが似ていることから受けることにしてしまう。茶道に興味がなかったものの、少しずつその世界を知っていく主人公と、年上茶道家の契約婚約物語。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
・京都が題材の話を読みたい人。 ・年上の人と婚約する話を読みたい人。 ・京都弁など土地柄がわかりやすい作品を読みたい人。
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AI分析(あらすじ)
- 京都や茶道を背景にした物語が気になる人 - 見合い婚約から始まる恋愛を読みたい人 - 年の差のある関係性に関心がある人
著者情報
この項目をレビュー編集部
秋良知佐(あきよし・ちさ) 京都出身。 ≪代表作≫ ・京の花嫁 嵐山あやかし料亭の若女将
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
げみ イラストレーター。 書籍の装画から、企業広告まで幅広く制作。
メディアミックス状況
この項目をレビュー編集部
特になし。
受賞歴
この項目をレビュー編集部
特になし。
編集部
漫画家を目指すという夢を持つ主人公の気持ちと、そんな主人公に心惹かれる15歳も年上の茶道家の気持ちなど、溺愛やシンデレラストーリーを感じさせる部分もあった。それでも、題材が京都であり、落ち着いた雰囲気が壊れることなく物語が展開していくのは、面白い進み方であると感じている。また、京都弁のキャラクターが多数登場し、しっかりと世界観も感じることができた。
作品Q&A
文体はどんな感じ? ストーリー
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世界観の作り込みは? 世界観
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評価されるポイントは? ストーリー
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この作品の特徴は? ストーリー
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どんなテーマ・ジャンル? ストーリー
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茶道で「もう一服いかがですか」はどういう意味ですか? その他 会員の質問
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 訳ありの契約婚約から、お互いを尊重しながら惹かれ合っていく関係性が、にこやかで読みやすいと好評。
- 茶道の次期家元という設定と、マナーや風習が織り込まれた京都描写が、ガイドブック的・興味深いと感じる読者が多い。
- 姑との摩擦やSNSなど現代的な要素もあるが、展開が重くなりすぎず、ほどよく軽いトーンで楽しめる。
- 季節の移ろいや名所・お店の描写がリアルで、京都に行きたくなる・土地柄がわかりやすい。
- 年の差カップルならではの包容力や、初々しさと落ち着きが同居した相性の良さも評価されている。
こんな人におすすめ
- 京都を舞台にした恋愛や日常ものを読みたい人。
- 契約婚約・お見合いから始まる、年上パートナーとの恋愛話が好きな人。
- 茶道やおもてなしの世界に触れながら、あまり重くないラブストーリーを楽しみたい人。
- 主人公が夢や仕事と向き合いつつ、パートナーとの距離が近づいていく展開に惹かれる人。
人を選ぶポイント
- 契約婚約に至る経緯や年齢差(15歳差)の設定に、やや無理・違和感を感じる。
- 陽人が瑠実の夢を応援すると言いながら茶道側に引きずり込む点など、男性側の言動にモヤモヤした読者もいる。
- 京都らしい意地悪な姑の描写が強く、嫁姑関係のしんどさを感じる。
- 物語の終わり方が早い・あっさりした印象で、もう少し続きやゆっくりした展開を読みたかった。
- 全体として薄味・定番感を感じ、最近多い契約結婚ものに見える。
テンポ・読後感
- 全体的にライトで読みやすく、「ちょっと一服する」くらいの気軽さで楽しめる作品。
- 転換部分は緩やかで、ドロドロした争いより穏やかな関係性の変化を追う読み心地だ。
- さわやかで分かりやすい心情描写により、一気読み・夢中になって読めた。
- 一方で、始まったばかりで終わったような早さや、物語の厚み不足(薄味)を感じる読者もいる。
キャラクターへの評価
- 瑠実(瑠美)は、漫画家志望の夢を諦めず、知らないことにも前向きに努力する健気さと、しっかりした受け答えが好感を持たれやすい。
- 陽人は瑠実を大切に思い守ろうとする真摯さや人柄の良さが評価される一方、デレや内面が弟子経由でしか見えにくい、という残念さの声もある。
- 姑は清々しいほどの「いけず」ぶりで物語を動かす存在として印象に残り、京都の人間関係の厳しさを感じる読者が多い。
- 年齢差はあるものの、お互いを尊重し合えるいいカップル・相性がぴったりという見方と、設定上の違和感という見方が分かれる。
巻一覧
この巻のあらすじ
家族の勧めで瑠実がお見合いしたのは、十五歳年上の“シブメンすぎる茶道家”と話題の家元の跡継ぎだった。住む世界が違うとお断りしたつもりが先方に気に入られて、期間限定・条件付きの婚約をすることに!?
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