ジャンル
『殺神鬼勧請』は、富士見さんを中心に、犬男や呪い、非神と呼ばれる存在が現れる伝奇寄りの連作シリーズ。出張先や派遣先の町で不可解な出来事に巻き込まれながら、自称・医者の城田や狛沢らとともに対処していく構成で、現代の町を舞台に異形と人間の境界が揺らぐ事態が描かれる。物語は各地の異常事態を軸に進み、富士山に関わる要素も含めて、土地ごとの怪異と対峙する広がりを持つ。全3巻で完結している。シリーズ内では、異なる町や状況に派遣される形で事件が展開し、各巻ごとに異形との接触と対応が描かれる。シリーズ完結までの流れは、富士見さんの立場や非神との関係を軸にまとまっている。シリーズ全体としては、現代伝奇の枠内で怪異と対処の積み重ねが続く。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- おっさん中心のキャスティングが強い個性になっている。
- フジミさんのへたれ感やお人好しさが親しみやすい。
- 城田や夜七など、得体の知れない人物の存在感が目を引く。
- 伝奇・神話・宇宙的恐怖っぽい要素が混ざる独特の雰囲気がある。
- グロやスプラッタ寄りでも、キャラの魅力で読み進めやすい。
こんな人におすすめ
- おっさんキャラが活躍する伝奇ものが好きな人。
- キャラ萌えやキャラの掛け合いを重視する人。
- グロや後味の重さを含むB級ホラー寄りの作風が平気な人。
- 神道やクトゥルー風の要素を軽く楽しみたい人。
- クセのある世界観でも勢いで読める作品を求める人。
人を選ぶポイント
- 前半が単調で、展開の繰り返し感が気になりやすい。
- 設定や組織、キャラ要素を詰め込み気味で整理しづらい。
- 戦闘や被害描写がかなりグロく、血や泥の濃さが強い。
- すっきりした爽快感は薄く、後味の重さが残りやすい。
- 神話・不思議要素の扱いが浅く感じられる場面がある。
テンポ・読後感
- 導入はややごちゃつきつつ、勢いで押していくタイプ。
- 擬音や演出を強めに使い、にぎやかだが読みづらさも出る。
- 乾いた不気味さとシュールさが同居している。
- 中盤以降はグロさや理不尽さが前に出て重くなる。
- キャラの登場で空気が少し明るくなる場面がある。
キャラクターへの評価
- フジミさんはへたれでお人好し、かわいさがある。
- 城田は謎めいていて、かっこよさや不穏さが際立つ。
- 夜七は印象が強く、場面の空気を変える存在として見られている。
- 大上やほかのおっさんたちも嫌味がなく、好感を持たれやすい。
- 凜子や富士見山など、性格の良さが救いとして受け止められている。
巻一覧
不死身のフジミさん 殺神鬼勧請
この巻のあらすじ
唐突に命じられた出張先で、犬男に襲われる富士見さん。自称・医者の城田に助けられたが、立て続けに不可解な出来事に見舞われ…
フジミさん大焔上 殺神鬼勧請
この巻のあらすじ
呪いが満ちる新たな町に派遣された富士見さん。今回のお目付役・狛沢さんは、気弱な笑みを浮かべ頼りない。当然のように乗り込んできた城田先生に、最凶の御眷属まで登場してきて……
フジミさん最恐伝説 殺神鬼勧請
この巻のあらすじ
非神退治に失敗。自身の無力さを知り、悔恨の日々を送るフジミさん。次こそはと意気込むがなぜか声がかからない。戸惑うフジミさんだが、原因はどうも今にも噴火しそうな富士山にあるようで……。「非神」との戦いの行方は? シリーズ完結!
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