小学六年生の初キスをきっかけに、従姉への思いを抱えたまま成長した少年・幹隆を中心に、同じマンションで暮らす従姉妹たちとの関係が揺れていく恋愛シリーズ。舞台は都心のマンションと高校生活で、祖父の遺産をきっかけに親族が集まる環境が物語の起点になる。幹隆は年上の従姉・絢音への記憶を引きずりつつ、同い年の従妹たちや新たに現れる親族との距離を測り直していく。恋愛感情、キスの相手の不明さ、家族関係の近さが軸となり、複数の従姉妹との関係が同時進行で描かれる。シリーズ全体では、親族同居の中で生じる感情の行き違いと、誰に向いているのか分からない恋の整理が広がっていく。続編では、キスの真相や各人物の思惑がさらに前面に出る。
構造レビュー
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
僕の初恋は年上の従姉あやねえ。秘密のファーストキスの相手。
編集部
大富豪の祖父の遺言で同じマンションに集められたいとこたち。それぞれに伝えられない想いを秘め、空白の時間を埋めていくのだが……。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
小悪魔的な年上ヒロインに振り回されたい人 ピュアな双子姉妹に好かれたい人 従姉妹と恋に落ちる背徳感に浸りたい人
-
AI分析(あらすじ)
- 従姉妹との恋愛を扱う現代ラブストーリーが気になる人 - 同居生活の中で関係が変わる物語を読みたい人 - キスの相手や感情の整理を軸にした恋愛群像に関心がある人
著者情報
この項目をレビューイラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
にゅむは日本のイラストレーター。ラノベのイラストを数多く手掛ける。代表作は以下。 「あやかしアラモード」 「幼馴染は、にゃあと鳴いてスカートのなか」 「陽キャになった俺の青春至上主義」 「居残りすずめの縁結び あやかしたちの想い遺し、すずめの少女とお片付け」 「二周目勇者のやり直しライフ 処刑された勇者(姉)ですが、今度は賢者の弟がいるので余裕です」 「幼馴染だった妻と高二の夏にタイムリープした。17歳の妻がやっぱりかわいい。」 「美少女エルフ(大嘘)が救う!弱小領地 」 「好きな子にフラれたが、後輩女子から「先輩、私じゃダメですか・・・・・・?」と言われた件」 「シェアハウスで再会した元カノが迫ってくる」 「日本一の高校生魔術師、異世界奴隷少女をもらう」 「可愛いかがわしいお前だけが僕のことをわかってくれる(のだろうか)」
編集部
祖父の遺言で同じマンションに集められた従姉妹たちと距離感を探り合い、恋したり恋されたりする青春ラブストーリー。ヒロインがほぼ全員従姉妹といった異色な設定を上手く生かし、読者の興味を引っ張っている。同年代の双子姉妹と四歳上の初恋の人の間を行ったり来たりする、主人公の煮え切らなさがじれったい。
作品Q&A
評価されるポイントは? ストーリー
回答を書く
質問を投稿するにはログインしてください。
質問を投稿
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 従姉妹という近い血縁関係を軸にした、背徳感のある恋愛設定が強く印象に残る。
- 初恋の年上従姉・絢音、双子の従妹・伊緒と眞耶、同級生の凪夏など、タイプの異なるヒロインとの関係が交錯する構成が読みどころだ。
- お泊まり会や小旅行などのイベントを通じて、関係性が次々と複雑化していくシナリオ運びが巧みだ。
- 表向きは青春ラブコメに見えながら、好意が交錯する重めの感情描写があり、ギャップが刺さる。
- 各ヒロインの本心がすぐには読めない構成や、予想を裏切りそうな展開への期待が高い。
こんな人におすすめ
- 従姉妹との恋に、近い距離感ならではの背徳感を味わいたい人。
- 年上ヒロイン、双子姉妹、同級生など複数のタイプのヒロインに振り回される関係性を楽しみたい人。
- ハーレム寄りの恋愛模様の中で、一人ひとりの想いの強さや違いを味わいたい人。
- 爽やかな表題・表紙とは異なる、思春期の揺れや寂寥感まで描かれた青春恋愛を求める人。
人を選ぶポイント
- 冒頭はカースト描写などで引っかかりやすく、一定ページを超えるまで読み進めにくいと感じる。
- 主人公の内面の悩みや他者への見方が、読んでいて痛い・もどかしいと感じる。
- ラブコメに見える部分と、精神的な乱れや重い感情が混ざる部分の落差が大きく、向き不向きが分かれそうだ。
- 登場人物の感情が強烈で、どこか壊れているように映る描写があり、軽い恋愛ものだけを求める読者には合わない可能性がある。
テンポ・読後感
- 全体としては思春期特有の青さや郷愁、ほろ苦さが漂う空気感が好評。
- 基本は仄暗い雰囲気の中で、謎や過去が少しずつ明かされていく読み味だ。
- ライトノベルというよりライト文芸寄りの、ねっとりとした私的な語り口だ。
- 岩井俊二作品のような回想調の青春感や、青春映画を観たような情緒を感じる。
- 穏やかな日常の裏で関係が動き出し、修羅場や波乱へ加速していくテンポの変化が印象的だ。
キャラクターへの評価
- 絢音(あやねえ)はミステリアスな年上従姉として、初恋の相手として強い存在感がある。
- 凪夏は一途さや強さ、メンヘラ的な一面もあり、物語を大きく動かす存在だ。
- 双子の伊緒・眞耶は、健気さや可愛さ、二面性など対照的な魅力が語られる。
- 幹隆は女性慣れしていないヘタレ主人公として、想いを整理できず悩み続ける描写がリアルだ。
- 流南・日和など新たな従妹の登場で人間関係がさらに広がり、それぞれ問題や複雑な恋愛観を抱えている。
巻一覧
この巻のあらすじ
初キスの相手は四つ年上の従姉だった。
初めてキスをしたのは幹隆が小学六年生の時、相手は四つ年上の従姉「あやねえ」こと、中堂絢音。 「みっくんはさ、私のこと。いつかは絶対に、忘れないと駄目だよ」 だが、幹隆はいつまで経っても、あやねえのことを忘れられずにいた……。
幹隆の祖父・中堂源一郎が死んだ。大富豪であると同時に恐ろしい女たらしだった彼にはたくさんの孫がおり、彼の遺言状により孫たちには都心にあるマンションの一室が与えられた。 都内の高校へ進学し、そのマンションで一人暮らしを始めた幹隆は、懐かしい人物と再会する。同い年の従妹・真辺伊緒と、その双子の妹の真辺眞耶。彼女たちもマンションの一室を相続したことで、故郷の三重から東京へ越してきたのだ。互いの部屋を行き来してのお泊り会など、幹隆にとっては不本意ながらも彼女たちとの賑やかな日常が始まる。
そんなある日、幹隆はマンション内であやねえと再会する。彼女もまた同じマンションの住人だったのだ。 大学二年生になった彼女は、幹隆の鮮烈な記憶の中のまま美しく成長していて……。
初恋の相手は四つ年上の従姉だったーー甘くて苦い恋物語。
この巻のあらすじ
四人の従姉妹、正体不明のキスとその真実。
四人の従姉妹たちとのお泊り会の夜に事件は起きたーー。
皆が寝静まったころ、幹隆は誰かにキスをされたのだ。だが暗闇の中ということもあって、誰にキスをされたのかはわからなかった。ただひとつ確かなことは、その人物が泣いていたということ。幹隆はここに至るまでの三週間のあいだに起きた出来事を一つ一つ思い出していくーー。
テスト勉強でファミレスに通っているうちに次第に仲良くなっていったミステリアスな女子中学生のこと。バッティングセンターで凪夏にコーチしてあげたこと。新たにやって来た従妹のこと。あやねえの愛車で出かけた小旅行。そしてその日の夜のこと……。やがて事態は、幹隆の想像を遥かに超えたものへと展開していく。
初キスの相手は四つ年上の従姉だった。--従姉に初恋したことから始まる、悲喜こもごもの青春模様。波乱を迎える第二幕が上がる。
この巻のあらすじ
不純な恋に溺れる幹隆に、訪れる修羅場。
高校生としての初めての夏休み。 凪夏と付き合い始めた幹隆は、カラダを使って幹隆の心を繋ぎ止めようとする凪夏と、会うたびにカラオケ店で、マンガ喫茶で、非常階段でひたすらに性行為に耽る、乱れた日々を送っていた。 一方の眞耶は、幹隆と一度だけキスを交わした時のことを、繰り返し日記に書き綴っていた。幹隆への想いを整理するために。
そんなある日の真辺家での夕食後のこと。 流南が思わず口を滑らしたことがきっかけに、以前のお泊まり会で寝ている幹隆にキスをした犯人が伊緒であったことが、いとこ全員に知れ渡ってしまう。 おまけに眞耶とあやねえも幹隆と一度はキスをしていることが全員に暴露され、その場は微妙な空気に。
「彼氏とうまくいっていないの」
幹隆にキスした理由をそう語る伊緒。 彼女は最近できた彼氏との仲が上手くいっておらず、憂鬱な気分に当てられて、つい幹隆にキスをしてしまったと言う。 そして翌日、伊緒はこれから彼氏と別れ話をしに行くのに、「近くまでついてきて欲しい」と幹隆に頼む。 戸惑いながらも承諾する幹隆だったが、このあと震えるほどに凄惨な修羅場が自分の身に降りかかることを、この時の彼は知る由もなかった……。
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
まだ感想はありません。
