臨床犯罪学者・火村英生と推理作家の有栖川有栖が、事件の現場と関係者の証言を手がかりに真相へ迫る本格推理シリーズ。舞台は現代日本で、宝石チェーン社長の殺害や、身近な人物が容疑者になる事件など、日常の延長にある犯罪が中心となる。火村の論理的な推理とアリスの視点が組み合わさり、事件ごとに人間関係と動機を整理しながら進む。シリーズ全体では、各巻で独立した事件を扱いながら、火村とアリスの関係や周囲の人物像が積み重なっていく。外伝や短編がある場合は、事件譚の補助線として配置される。
構造レビュー
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
推理作家アリスと犯罪学の准教授火村のコンビが難解な殺人事件に挑む
編集部
推理作家・有栖川有栖の作家アリスシリーズの角川ビーンズ文庫版。表紙・挿絵は原作のファンであり、コミカライズも手掛けた麻々原絵里依が担当した。
こんな人におすすめ
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本格ミステリーファン 華麗なる密室トリックが好きな人 名探偵&助手バディの活躍を拝みたい人 三十路準教授と推理作家の夫婦漫才にニヤニヤしたい人
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AI分析(あらすじ)
- 現代日本の殺人事件を扱う推理ものが好きな人 - 容疑者や関係者のつながりを追う構成に関心がある人 - 犯罪学者と推理作家の組み合わせに興味がある人
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
麻々原絵里依は日本のイラストレーター。主に女性向けラノベのイラストを手掛ける。代表作は以下。 * ロマンスの震源地 * 転校生 * 夢にお帰りなさい * もっとずっとそばにいて * 11月は通り雨 * クシアラータの覇王シリーズ * 隻腕の神の島シリーズ * 右京さま参るシリーズ * ドMとドSと、ときどきウサギ * 若様のヨメ * 初恋列車
メディアミックス状況
この項目をレビュー編集部
麻々原絵里依が作画担当のコミカライズ『臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート』が「ASUKA」で連載されていた。テレビドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』は2019年制作。『46番目の密室』は井澤勇貴・矢田悠祐W主演で舞台化されている。
編集部
作家アリスシリーズの角川ビーンズ版。同作のファンである麻々原絵里依が表紙・挿絵を担当した。臨床犯罪学者として殺人現場のフィールドワークに余念がない火村と、彼をそばで支えるアリスの友情が素晴らしい。本格的密室トリックや複雑な人間関係も見所。
作品Q&A
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 「密室」を軸にした短編集として、トリックの発想力や意外性に舌を巻く。
- 殺人事件以外の作品や、理知的で刺激の強い短編が混在し、読みごたえの幅がある。
- 再読すると忘れていた展開を新鮮に楽しめるほど、印象に残るエピソードがある。
- 角川ビーンズ版は読みやすく、火村とアリスの他愛ない掛け合いで安心して読める。
こんな人におすすめ
- 本格ミステリーや密室もののトリックを味わいたい読者。
- 火村英生と有栖川有栖の名探偵&助手コンビのやり取りが好きな人。
- 長編より短編でテーマ別に読み進めたい人。
- シリーズを久しぶりに/初めて手に取り、再読の楽しさも含めて味わいたい人。
人を選ぶポイント
- タイトルの「密室」に対し、狭義の密室から外れる作品もあり、期待とズレると感じる。
- 時代背景の説明が少ない作品があり、若い読者には文脈が伝わりにくいという不安の声がある。
- アリスの自嘲的な述懐や、人間関係のもつれが重く、感傷的・つらい読後感になる。
- 性や欲望、過去のトラウマに触れる描写への向き合い方は、読者によって好みが分かれる。
テンポ・読後感
- 作品ごとにテンポやトーンが異なり、疾走感のある話から情緒的な話まで幅がある。
- 深く考え込まずサクッと楽しめる一方、置いてきぼりにしないほうがよい印象の話もある。
- 理知的な推理劇として読めるが、世俗の哀しさや人間ドラマの読み心地に近い話もある。
- 災害や突然の事象など、不穏さやぞわりとする場面を覚えている。
キャラクターへの評価
- クールで毒舌な火村と、軽妙な関西弁のアリスの掛け合いが微笑ましい。
- アリスはエモーショナルで心の動きが強く、助手として的外れな推理で手助けする役割が印象的だ。
- 火村は女性や人間の内面をよく見ている、慧眼に恐れ入る。
- 再読ではアリスの一人称の自嘲や赤裸々な述懐が、以前よりつらくも深く感じられる。
巻一覧
この巻のあらすじ
推理作家・有栖川有栖の新作刊行と、犯罪学者の火村英生の誕生日を祝すささやかな宴。そこで見かけた、宝石チェーン社長で有名人の堂条秀一が殺された。しかもアリスの友人が容疑者で!? 新たな事件、始動!
この巻のあらすじ
殺された社長・堂条をめぐって複雑にもつれあう人間関係。アリスの友人で、堂条の義弟である吉住への疑惑が深まる中、火村は明晰な頭脳を働かせ、真相へと近づいていた! 名探偵の推理が冴える鮮やかな解決編!
星評価・感想
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