大学生の篠崎瑛太が、破格の日給で漫画家・明石妖介のアシスタントとして働き始めるところから始まる、妖怪と人間が同じ職場で関わる日常連作です。舞台は現代の街中で、ゴミだらけの作業場や池袋の古い食堂など、妖怪が人間社会に紛れている場面が描かれます。中心人物は、曲がったことが嫌いな瑛太と、世間知らずな妖怪漫画家の明石、そして周囲の妖怪たちです。物語は、漫画制作の仕事と妖怪の悩みごとを並行して扱い、各話で身近な依頼や交流を通して関係が広がっていきます。全体としては、職場ものと妖怪譚を組み合わせた連作形式で進み、2巻では妖怪専用の食堂をめぐる話も収録されています。続編や外伝の情報はありません。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 妖怪と人間が同じ日常を送る世界観が読みやすく、事件も人情寄りで入りやすい。
- 明石先生と瑛太の噛み合わない会話が軽快で、漫才のような掛け合いが楽しい。
- 猫又のゆずが圧倒的に人気で、仕草や伊予弁のかわいさが強く印象に残る。
- ほっこりする話と少し切ない話のバランスがよく、読後感に温度差がある。
- カバー裏や書き下ろしなど、本文外のおまけ要素も楽しみのひとつになっている。
こんな人におすすめ
- 妖怪もの、あやかしもの、日常寄りのファンタジーが好きな人。
- かわいいマスコットキャラや子どもキャラに弱い人。
- ほのぼのだけでなく、少し泣ける人情話も読みたい人。
- 掛け合いのテンポがいい作品を気軽に楽しみたい人。
- 続巻前提でキャラや世界観をじっくり追いたい人。
人を選ぶポイント
- 明石先生の正体は最後まで明かされず、そこを強く求めると物足りない。
- 物語は短編連作寄りで、シリーズの進行がゆっくりに感じられる。
- しんみりした別れや切ない話が入るため、完全な癒し系だけを期待すると重く感じる。
- イラストの好みが分かれやすく、絵柄への評価にばらつきがある。
- おまけ要素は帯やカバー裏にあるため、見落としやすい。
テンポ・読後感
- するすると読める軽快さがあり、会話中心でテンポよく進。
- ほのぼの、しんみり、少しバトル寄りの話が混ざっていて単調になりにくい。
- 全体の空気はやさしく、悪意の強い展開は少ない。
- 人間と妖怪が自然に共存する雰囲気がふわっと続く。
- 読後は温かさと少しの切なさが残る。
キャラクターへの評価
- 明石先生は世間知らずで浮世離れしているが、根はやさしく人間好きな印象。
- 瑛太は真っ直ぐで正義感が強く、ツッコミ役として場を締める。
- ゆずはかわいさが突出していて、健気さと愛嬌で作品の中心になっている。
- 脇の妖怪たちも悪人ばかりではなく、それぞれ筋の通った魅力がある。
- キャラ同士の距離感が近く、家族や仲間のような温度がある。
巻一覧
この巻のあらすじ
日給5万円。 仕事は漫画アシ&妖怪の悩み解決!?
曲がったことが嫌いな大学生の篠崎瑛太は、その性格が災いし、なかなかバイトが長続きしない。 ある日瑛太は准教授に破格の給与の漫画アシスタントのアルバイトを紹介され、ゴミの中で暮らす漫画家の明石妖介に出会う。 まずは、とゴミを片付け始めた途端、不可思議な生き物に次々と遭遇し驚く瑛太。 しかし明石は「あれは雑鬼ですよ」と平然と告げる。 どうやらこの職場には人ならざるものが跳梁跋扈しているらしく、実は明石もその同類で――!? 正義漢すぎる大学生と、世間知らずの妖怪漫画家のほっこりストーリー登場!
この巻のあらすじ
大学生の篠崎瑛太は漫画家で妖怪の明石妖介のアシスタントをしている。明石の自称・弟子のちびっこ猫又のゆずと明石を手伝っていると、原稿が終わったら食事に行こうと誘われる。無事原稿を終え、連れて行かれたのは池袋にある古くて寂れた食堂だった。見た目に反してすごく美味しいその店は、二人の妖怪の女性が切り盛りしていて、なんと夜8時以降は妖怪専用のお店になるという。だが、最近は人間の客足が落ちていて、なんとかならないかと相談されー。読切連作4編収録!
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