明治時代の北海道・函館を舞台に、戦で命を落とした兎月が宇佐伎神社の用心棒としてよみがえり、参拝客の願いを受けて動くシリーズ。記憶を失った兎月は、神社の主神ツクヨミや町の人々と関わりながら、病、悪夢、警察沙汰、屋敷の事情などをめぐる出来事に向き合う。願いごとの解決と並行して、生前の記憶や戦場での経験の断片が少しずつつながっていく。舞台は神社だけでなく、函館山、五稜郭、外国商人の屋敷などへ広がり、各話で持ち込まれる相談事が兎月の過去と町の事情を結びつけていく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 明治期の函館を舞台にした和風ファンタジーで、歴史の空気と怪異譚がなじんでいる。
- うさぎや神使の描写が強く、可愛さやモフモフ感が作品の大きな魅力になっている。
- 短編連作の形で読みやすく、軽快に進みながらも人情や優しさが残る。
- 兎月とツクヨミの距離感や掛け合いが好評で、仲間が増えていく過程も楽しまれている。
- 土方歳三や新選組まわりの要素、函館の土地感に惹かれて手に取る読者が多い。
こんな人におすすめ
- うさぎモチーフや可愛い神様キャラが好きな人。
- 明治・幕末・新選組などの歴史要素を、重すぎない物語で読みたい人。
- 短編感覚でサクサク読める和風ファンタジーを探している人。
- 人情話やほっこりする掛け合い、少し泣ける話が好きな人。
- シリーズものを追いながら、登場人物の関係が深まるのを楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- 1巻の新鮮さに比べると、巻を重ねるほどインパクトがやや落ちると感じる声がある。
- 怪異や人の欲が絡む話は、ほのぼのだけではなく後味の重さが残る回もある。
- 連作形式のため、強い一本筋の大事件を求めると物足りなさが出やすい。
- うさぎ要素や可愛さが合わないと、作品の魅力が伝わりにくい。
- 歴史背景や固有名詞が多く、幕末・明治の知識があるとより楽しみやすい。
テンポ・読後感
- 文章は読みやすく、テンポは軽快で短編を次々読める。
- 全体の空気はほのぼの寄りだが、怪異の場面では少しおどろおどろしさが出る。
- しんみりする話、泣ける話、笑える掛け合いが同居している。
- 函館の季節感や雪景色、桜などの情景が印象に残る。
- 物語が進むほど、安心感と愛着が増していくタイプの読後感。
キャラクターへの評価
- 兎月は人の良さと成長が好印象で、守るものを自覚していく姿が支持されている。
- ツクヨミは仕草や言動のうさぎらしさ、可愛さ、神様らしい神々しさの両方が目立つ。
- パーシバルは格好よさや頼もしさで人気があり、登場シーンを楽しみにする声が多い。
- 大五郎や黒木、リズなど周辺人物も味があり、群像的な楽しさがある。
- 兎たちのあざとさやモフモフ感が強く、キャラ愛で読まれている面が大きい。
巻一覧
この巻のあらすじ
明治時代の北海道・函館。 戦争で負傷した兎月は目覚めると神社の境内にいた。 自分のことも思い出せない彼の前に神様と名乗る少年が現れ、死んだことを聞かされる。 兎月は修行として神社の用心棒となり参拝客の願いを叶えることに。 そして、願いを叶えることで少しずつ生前の記憶を取り戻していき、自身の正体を思い出したとき彼はーー?
小さな神社の神様と記憶のない用心棒が北海道・函館に蔓延る闇を斬る!
大人気シリーズ『神様の子守はじめました。』(コスミック出版)の霜月りつが贈る、和風ファンタジー!
この巻のあらすじ
時は明治ーー北海道の函館山の中腹にある『宇佐伎神社』。 戦で命を落とした兎月は、修行のため宇佐伎神社の用心棒としてよみがえり日々参拝客の願いを叶えている。 寒さも厳しくなってきたある日、境内には母の病の治癒を願うためにやってきた小雪の姿があった。 兎月は神社の主神であるツクヨミに病を治すことができないか相談するが…。
発売直後に重版の人気作! 和風人情ファンタジー待望の第二弾! 満願の夜 フロイスの鏡 幕間 新しき力
この巻のあらすじ
時は明治ーー北海道の函館山の中腹にある『宇佐伎神社』。 戦で命を落とした兎月は修行のため宇佐伎神社の用心棒としてよみがえり、日々参拝客の願いを叶えている。 春までの間、貿易商アーチー・パーシバルの屋敷の隣に社を移し、兎月もパーシバル邸に居候させてもらっている。 雪深い冬の朝、生前の戦の夢を見た兎月。それは目の前で仲間を失う悪夢。 これまで蓋をしていた想いを断ち切るため、ひとり五稜郭へ向かうことに…。
和風ファンタジー待望の第三弾! 五稜郭の夢 白魔の牙 恋、ふたつ ヨコハマから来た、小さなレディ
この巻のあらすじ
兎月とツクヨミはリズを救うことができるのかーー 時は明治ーー戦で命を落とした兎月は修行のため宇佐伎神社の用心棒としてよみがえり、日々参拝客の願いを叶えている。 宇佐伎神社の周りでも桜の蕾が膨らみ始めてきたある日、リズが悪夢にうなされると相談にやってきた。 悪夢の原因を探るべく兎月たちは、パーシバル邸に向かうことにーー。 蜘蛛の腕 頭の桜 花さかずき リトル・レディの帰還
この巻のあらすじ
時は明治ーー戦で命を落とした兎月は修行のため宇佐伎神社の用心棒として蘇り、日々参拝客の願いを叶えている。 函館山も深い緑に包まれ過ごしやすくなってきた中、神社には画家の藍介と付き添いでお手伝いのお鈴が絵を描きに頻繁に訪れるように。 それからしばらく経ったある日、真っ青な顔をしたお鈴が警察に捕まった藍介を助けてほしいとやって来てーー?
続々重版の大人気和風ファンタジー第5弾! もの言わぬ絵師 幕間一 ちいさな人 人魚の遺言 幕間二 函館山ピクニック 閉ざされた家
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