新進気鋭の女性イラストレーター春原麻由の前に現れた黒髪の青年・国見遥を起点に、麻由が星獣や妖魔に狙われる伝奇バトルシリーズ。舞台は現代の都市圏で、星獣と人間、妖魔、院の関係が重なり合う中、麻由は「星の子」をめぐる宿命に巻き込まれる。物語は、遥と麻由の関係を軸に、複数の星獣や妖魔、院の人物たちが入り乱れる対立へ広がっていく。シリーズ後半では戦いの規模が増し、仲間や周辺人物の事情も絡みながら、人類の命運をかけた局面へ進む。全7巻で完結する。全7巻でまとまった本編として構成されている。続編・外伝・短編の情報はない。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 『月と貴女に花束を』から続く世界観や登場人物のつながりを楽しめる。
- 椎名優のイラスト目当てで手に取る読者が多く、絵の美しさが強い魅力になっている。
- 戦闘や対立が増えていく展開に、緊張感や先の読めなさを感じやすい。
- シリーズを追っていると、懐かしい顔ぶれや関係の変化を拾う楽しさがある。
- 甘さのある場面と重めの要素が同居し、雰囲気の振れ幅が大きい。
こんな人におすすめ
- 前作からの流れを知っていて、シリーズものとして追いたい人。
- キャラクター同士の関係の進展や再会を重視して読む人。
- イラストの印象で作品を選ぶ人。
- バトル要素や緊迫した展開があっても読み進められる人。
- 多少の説明不足や謎を残したまま進む構成を受け止められる人。
人を選ぶポイント
- 単体だと前作との関係が分かりにくく、入り口で戸惑いやすい。
- 主人公の内向きな悩み方や、もどかしい態度が合わない人には引っかかりやすい。
- 戦闘描写が思ったよりえぐく、軽い恋愛ものを期待すると重く感じる。
- 展開が淡白に見えたり、盛り上がり不足に感じる巻がある。
- 打ち切り感や急ぎ足の印象を受ける読者もいる。
テンポ・読後感
- 序盤は状況説明や関係整理が中心で、入り込みに時間がかかる。
- 中盤以降は敵味方が入り乱れて、緊張感が一気に高まる。
- 会話や触れ合いは少なめで、じわじわ前進する手触り。
- バトルの迫力と、甘めの空気が交互に来る。
キャラクターへの評価
- 麻由は、最初は嫌われやすいが、読み進めると印象が変わるタイプ。
- 遥は一途さが強く、相手への執着や再会時の感情が目立つ。
- 近衛は不器用さや責任感の弱さが目につき、評価が割れやすい。
- シュウヤやヨウなど、周辺人物の関係性に興味が集まりやすい。
- 主要人物の幸せや関係の着地点を気にする読者が多い。
巻一覧
この巻のあらすじ
新進気鋭の女性イラストレーター春原麻由の前に現れた、謎の黒髪の青年―国見遥。その日を境に、平穏だった麻由の生活は一変した。次々と襲い来る怪物たち、麻由に敵意をむき出しにする謎の美少女、そして麻由の周囲に、常に見え隠れする遥の姿―。身に覚えのない災難に翻弄される麻由の前に、新たな襲撃者が現れるが…。消滅したはずの「桜の妖魔」が狙う麻由の秘密とは?慈愛の「星獣」麒麟とは?
この巻のあらすじ
母なる地球の意思を受け、人間が存在するに値する生物かどうかを見極めるため、星獣と人間との間に三百年ごとに生まれ落ちるという『星の子』―。新進気鋭のイラストレーター春原麻由は、星獣“黒麒麟”の青年、国見遙に『伴侶』として選ばれ、『星の子』を産む宿命を背負ってしまった。滅びを願う星獣“蛟”の志摩に狙われた麻由の元に急ぐ遙の前に、もう一人の“麒麟”柊弥が立ち塞がる。
この巻のあらすじ
人類存亡の鍵を握る星獣「黒麒麟」の遙とその「伴侶」麻由を狙い、滅びを願う星獣と妖魔たちの攻撃は激しさを増してゆく。だが「蛟」の志摩との闘いで失われた遙の霊力は、戻る兆しもない。『院』の獣聖・直純は、婚約者の由花と共に麻由と遙を警護する命令を受けるが、遙の近衛のひとり柚子にかたくなに拒まれてしまう。そんな彼らの前に新たな敵、星獣「鳳凰」の明良が現れる。
この巻のあらすじ
『院』からの命を受け、霊力の戻らない“黒麒麟”遙と、その“伴侶”麻由を警護する任に就いた直純と由花。しかし実戦から離れて久しい由花は、戦士としての“覚悟”を失っていた。激しさを増す敵“星獣”たちの襲撃の中、直純はそんな由花を責めてしまう。一方、華音の潜伏先を突き止めた亮は、先制攻撃を立案する。防戦一方だった今までの状況を覆すべく、遙たちは少ない戦力を結集するが……。
この巻のあらすじ
激しい闘いの中で記憶を失った“鳳凰”華音は、一人の少女として、遥の許で穏やかな日々を送っていた。一方、遥への復讐心のみにすがって生きてきたもう一人の“麒麟”柊弥も、蛍子との出会いに安らぎを見いだす。そして、麻由は遥の気持ちを受け止める決心を固めていた。だが、平穏な日々は続かなかった。妖魔アヌビスとバステトは、直純を獲物と定め、その魔手をのばす。そして遥と麻由の前に、最強の星獣“九頭竜”東雲十吾が現れた……。
この巻のあらすじ
最強の星獣“九頭竜”東雲十吾が指定してきた最終決戦の日に向けて壮絶な修行を続ける遙は、亮の元妻・早紀から恐るべき事実を告げられる。一方、東雲に背いて遙に戦いを仕掛けたもう一人の“麒麟”柊弥には、重大な悲劇が待ち受けていた。そして迎える決戦の日。遙は仲間たちとともに決戦の地、新宿へと向かう。しかし、学とまどかを喪った痛手から立ち直れない直純の姿は、そこにはなく……。
この巻のあらすじ
ついに、人類の命運を掛けた最後の戦いが始まった。柊弥は蛍子への想いを胸に、最強の星獣“九頭竜”東雲十吾に挑む。東雲の力の源である地脈を絶つべく結界の完成を急ぐ亮は、華音の兄“鳳凰”の明良の襲撃を受ける。一方、柚子は記憶を取り戻した華音と激闘を繰り広げていた。絶望の淵から立ち上がった直純は、由花と共にアヌビス、バステトを追いつめるが、その前に現れたのは空間を操る妖魔・セクメトだった――。それぞれが死力を尽くした戦いが続く中、遙と燐は“混沌”を取り込んだ志摩を倒すのだが……。
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