名門家の姫であり剣の腕を持つ飛龍葵が、外来種と呼ばれる毒性植物の駆除を担う剣豪集団・桜花衆の頭領として動く和風ファンタジー。国を閉ざしていた陽源が開国を迫られた後、持ち込まれた外来種が各地の暮らしを脅かしており、葵は現場での討伐、隊士たちのまとめ役、奉行所や名家との折衝を同時に抱える。副長の和狼との距離、乳姉妹や父母に関わる事情も重なり、組織の任務と家の秘密が並行して進む。各話では外来種の被害対応と、桜花衆を取り巻く人事や周囲の見方の変化が積み重なっていく。
構造レビュー
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
ある日突然体が入れ替わってしまった高校生たち。それは謎の存在による実験の結果らしいが、予測不能の災難はまだまだ続き……。
編集部
謎の存在「ふうせんかずら」による実験の結果、人格が一時的に入れ替わる超常現象に見舞われた高校生男女5人。なんとか一段落したと安心したのも束の間、今度は体が勝手に動き出す超常現象『欲望解放』が起こる。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
高校生男女の初々しい恋愛や切ないすれ違いにじたばたしたい人 TSが好きな人 少し不思議な日常ものが好きな人
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AI分析(あらすじ)
和風ファンタジー、剣豪集団の任務、家の事情が重なる話を追いたい人。
著者情報
この項目をレビュー編集部
庵田定夏は日本のラノベ作家。本作で第11回エンターブレインえんため大賞小説部門特別賞を受賞しデビュー。代表作は以下。 * アオイハルノスベテ (ファミ通文庫、イラスト:白身魚、全5巻) * 今日が最後の人類だとしても(ファミ通文庫、イラスト:細居美恵子、既刊2巻) * 15歳でも俺の嫁! 交際0日結婚から始める書店戦争(MF文庫J、イラスト:はまけん。、既刊2巻) * グッバイ、ドン・グリーズ! オフショット(MF文庫J、イラスト:青十紅、全1巻)
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
白身魚は日本のイラストレーター。ラノベのイラストを数多く手掛ける。代表作は以下。 * 扉の外(2007年、土橋真二郎・電撃文庫) * ツァラトゥストラへの階段(2007年 - 2008年、土橋真二郎・電撃文庫) * ハヤテのごとく!2 ナギが使い魔!? やっとけ☆世界征服(2008年、築地俊彦・ガガガ文庫) * 緑魔の町(2009年、筒井康隆・角川つばさ文庫版) * 赤鬼はもう泣かない(2011年、明坂つづり・ガガガ文庫) * 豚は飛んでもただの豚?(2011年、涼木行・MF文庫J) * アオイハルノスベテ(2014年 - 2016年、庵田定夏・ファミ通文庫) * モノノケグラデーション(2015年、持崎湯葉・ダッシュエックス文庫) * 思春期テレパス(2015年、天沢夏月・メディアワークス文庫) * 何をしたんだ、清川くん (2015年、文野はじめ・ディスカヴァー・トゥエンティワン) * コロシアム(2015年 - 2016年、土橋真二郎・電撃文庫) * 放課後のゲームフレンド、君のいた季節(2015年、むらさきゆきや・MF文庫J) * されど僕らの幕は上がる。(2015年、喜多見かなた・角川スニーカー文庫) * そして、君のいない九月がくる(2015年、天沢夏月・メディアワークス文庫) * 白蝶記 ―どうやって獄を破り、どうすれば君が笑うのか―(2015年 - 2016年、るーすぼーい・ダッシュエックス文庫) * このセカイで私だけが歌ってる(2016年、土橋真二郎・電撃文庫) * 女の子が完全なる恋愛にときめかない3つの理由(2016年、土橋真二郎・電撃文庫) * イマジナリ・フレンド(2016年、ミタヒツヒト・ハヤカワ文庫JA) * AIに負けた夏(2017年、土橋真二郎・メディアワークス文庫) * ジャナ研の憂鬱な事件簿(2017年 - 2019年、酒井田寛太郎・ガガガ文庫) * ……なんでそんな、ばかなこと聞くの?(2017年、鈴木大輔・角川文庫) * 七月のテロメアが尽きるまで(2018年、天沢夏月・メディアワークス文庫) * 生きてさえいれば(2018年、小坂流加・文芸社文庫NEO) * あの夏を、いつかの君と。(2019年、苑水真茅・ポプラ文庫ピュアフル) * 女子高生の放課後アングラーライフ(2021年、井上かえる・角川スニーカー文庫)
メディアミックス状況
この項目をレビュー編集部
CUTEG作画担当のコミカライズが全5巻発売中。アニメは2012年夏に全17話放送された。ゲーム「ココロコネクト ヨチランダム」も発売されている。
受賞歴
この項目をレビュー編集部
第11回エンターブレインえんため大賞小説部門特別賞受賞。
編集部
少し不思議な日常恋愛もの。思春期の少年少女が入れ替わる事で体の違いを痛感し、お互いを意識し合って空回るさまが甘酸っぱい。 共に超常現象を乗り越えていくなかで生まれた相互理解が、回り回って登場人物のアイデンティティー確立に繋がり、<ふうせんかずら>の対抗勢力となり得る展開もよかった。TS好きにもおすすめ。
作品Q&A
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- おっとりながら戦いでは強い姫頭領・葵と、堅物で不器用な副長・和狼のやり取りが、コメディ多めでニヤニヤしながら読める。
- 幕末風のなんちゃって新撰組(桜花衆)というオリジナル設定や、当て字ネーミングを当てる楽しさが好評。
- 葵の成長や、周囲の人間関係・闘いの描写にワクワク感がある。
- 脇役(隊士たち、師匠役、動物キャラなど)の個性や掛け合いも作品の魅力になっている。
- 王道寄りの展開ながら、気負わず素直に楽しめる読み心地だ。
こんな人におすすめ
- 堅物副長と天然気味な姫頭領の、不器用で一進一退する恋愛コメディが好きな人。
- 幕末風・歴史もの風のオリジナル世界観や、なんちゃって新撰組的な雰囲気が好きな人。
- 戦って強いヒロインや、成長物語として主人公を見守りたい人。
- 恋の進展がゆっくりでも、イチャイチャやドタバタを楽しみたい人。
- 図書館戦争のような、突っ走る総長と止めに入る副長の関係性が好きな人。
人を選ぶポイント
- 1巻は設定説明が多く、世界観の把握に時間がかかる・やや分かりづらい。
- 恋愛の進展が遅めで、主人公の自覚がほとんど進まない停滞感に物足りなさを感じる。
- 中盤はイベント盛りだくさんで、点と点がつながらないもどかしさを感じた。
- 恋愛色よりコメディ・事件進行が中心で、桃色空気や艶っぽさは控えめだ。
- 視点の移り変わりが追いにくいと感じる読者もいる。
テンポ・読後感
- 全体的にはコメディ寄りで、堅い雰囲気より「笑いながら見守る」読み味。
- 恋愛は微糖〜一進一退で、進展がある時期と停滞しているように感じる時期が交互にある。
- 物語は葵の成長を軸に進み、事件や人間模様が段階的に広がっていく構成だ。
- 中盤は駆け足感や情報の多さが気になる一方、キャラ同士の仲睦まじさを楽しめる。
- 気軽に読める日常寄りの楽しさと、設定の深さ・伏線の両方がある作品だ。
キャラクターへの評価
- 葵は、普段はマイペースで可愛らしいのに、いざとなると強く頼もしいヒロインとして高く評価されている。
- 和狼は無愛想に見えて面倒見が良く、甘味や猫好きなどギャップがあり、翻弄されつつも頑張る姿が人気。
- 二人の関係は、自覚のないイチャイチャや、周囲の邪魔が挟まるドタバタが魅力だ。
- 桜花衆の隊士たちや師匠役、動物キャラ(犬など)の個性も好印象。
- 新たに登場する奉行や恋敵役など、脇キャラへの期待や「もっと活躍してほしい」。
巻一覧
この巻のあらすじ
【コバルト特区新作総選挙でシリーズ化! 特典ミニ小説つき!!】名門家の姫でありながら、人並み外れた剣の使い手である葵。彼女は、このたび桜花衆の頭領を任じられた。この陽源(ヒノモト)の国は長く国を閉ざしていたが、十七年前、他国に開国を迫られた。その際に「外来種」と呼ばれる毒性の植物が持ち込まれ、いまだに人々の暮らしを脅かしているのだ。この外来種の駆除を専門とする、クセ者揃いの剣豪集団に、紅一点、飛び込むことになった葵の運命やいかに…!!
この巻のあらすじ
【コバルト特区新作総選挙でシリーズ化! 特典ミニ小説つき!!】桜花衆の頭領に就任してからふた月あまり――。飛龍葵(ひりゅうあおい)の存在は隊士たちにも受け入れられ、副長の和狼(かずろ)との仲も当初に比べれば穏やかなものとなりつつあった。そんな折、不穏な噂が流れはじめる。それは、桜花衆が「奉行所」の支配下に入れられ、解体されてしまうというものだ。この春、新しく奉行となった虎牙(こが)家の御曹司が葵を見初めたためで、ふたりの縁組も調えられている、という話もあり!?
この巻のあらすじ
【コバルト特区新作総選挙でシリーズ化!】貴族の姫君に剣豪集団を率いることなどできるはずがないと思われていたが、葵の存在は町の人々にも認識され、桜花衆に対する印象も変わりつつあった。副長の和狼に説教される回数も目に見えて減り、葵もほっとしていたある日、乳姉妹の詩乃が突然、桜花衆を訪ねてくる。その目的とは一体…? 時を同じくして、葵の父・幽玄に関する情報がもたらされ…!? 衝撃の秘密が明かされる第3巻!
この巻のあらすじ
葵の母、吹雪の過去が明らかになり、衝撃を受けた葵。だが、和狼の存在に救われ、父・幽玄と対決する覚悟を決める。その頃、あちこちで外来種の発生が相次ぎ、対応に追われる葵。その最中、偶然、和狼と見知らぬ女性の密会の現場を目撃してしまう…! 動揺を隠しきれない葵に、「あなたには関係ないことだ」と冷たく答える和狼。彼の真意とは…。桜花衆の活躍もこれで見納め、涙の最終巻!!
星評価・感想
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