十年前の「大召喚」を境に悪魔の介入が起きた現代を舞台に、教会系の退魔組織が怪異へ対処する物語。ソロモンの指輪を継ぐシオンは、黒装退魔師団の任務にあたり、邪眼公の力を持つ古都城八慧と行動を共にする。各地で発生する失踪や不可解な事件を追ううちに、個別の調査は悪魔側の大きな企みに接続していく。戦闘ではソロモン72柱に由来する魔技が使われ、組織の階層や任務の範囲も段階的に見えてくる。八慧の過去や、より上位の教会直属組織の存在も絡み、事件捜査と人物関係が並行して広がっていく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- ソロモン72柱や悪魔、邪眼、退魔といった中二寄りの題材が前面に出ていて、設定を楽しめる。
- 神話や悪魔の知識を拾いながら読むと、細かなネタや組み立てを面白く感じやすい。
- 戦闘や異能の見せ方に熱量があり、技名やルビまわりの演出を好む読者には刺さる。
- ヒロインや一部キャラの可愛さ、好感の持てる人物像が読後感を支えている。
- 王道の異能バトルとして、続きが気になる土台はある。
こんな人におすすめ
- 悪魔・神話・退魔ものの設定を細かく追うのが好きな人。
- 中二病的な技名や能力バトルを素直に楽しめる人。
- キャラの魅力で多少の粗を許容できる人。
- 既視感よりも王道感を優先して読む人。
- 多少の詰め込み感や説明多めでも気にならない人。
人を選ぶポイント
- 設定や新情報の投入が多く、整理しきれず疲れやすい。
- キャラ人数が多く、視点や役割の把握が難しくなりやすい。
- 戦闘描写や必殺技の出し方に、ぎこちなさや恥ずかしさを覚える場面がある。
- 物語の盛り上がりやカタルシスが弱く、淡々とした印象になりやすい。
- 既視感のある世界観や他作品との重なりを気にすると引っかかりやすい。
テンポ・読後感
- 序盤から設定説明と新要素が次々入るため、流れはやや忙しい。
- 戦闘は熱量がある一方、説明や切り替えで疾走感が途切れやすい。
- 全体の印象は王道寄りだが、まとまり切らず不完全燃焼感が残りやすい。
- 前作より文体が整ったと受け取る声がある一方、まだ違和感が残る。
- シリアス寄りで、軽妙さよりも重さや硬さが目立つ。
キャラクターへの評価
- シオンは能力の伸びしろや主人公らしさはあるが、活躍が一強気味に見えやすい。
- 八慧はかなり好意的に受け止められていて、可愛さが読了の支えになっている。
- 架々世は存在感はあるが、立ち位置が散漫に感じられる。
- シオン周辺の人物は魅力がある一方、掘り下げ不足や見せ場不足を指摘されやすい。
- キャラ数が多く、印象が薄い人物や把握しづらい人物が出やすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
十年前の『大召喚』により悪魔が介入し、密かに異郷化する現代。そんな世界の人知及ばぬ怪異あるところに彼は現れる。賢者の遺産(レガリア)「ソロモンの指輪」を継承し、魔をもって魔を滅するソロモン72柱の魔技「外典七十二(ゲーティア)式」の使い手・シオン。黒装退魔師団(ホーリーオーダー)に所属する彼は、邪眼公(サリエル)の力を持つ少女・古都城八慧と共にある怪異の調査に乗り出すことに。だが、それは大悪魔たちとの戦いの始まりに過ぎなかった……。
この巻のあらすじ
世界的に数多の行方不明者を出し続ける巨大で不可解な六芒星事件。シオンたちは、黒装退魔師団(ホーリーオーダー)よりも高位の組織であり教会直属の『熾天使の六翼(フラベラム)』の命により、魔王級の悪魔が絡むであろう凶悪事件の調査に乗り出すことに。 その一方で、八慧は幼い頃に亡くした母親を思い出し、感傷に浸る日々が続いていた。そんなある日、トップアイドルと偶然出会ったことで、八慧は不思議な事件へと巻き込まれていくことになり……!?
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