埼玉県所沢市に住む針山真吉を軸に、都市伝説、魔法少女、ゾンビ戦争、巨大ロボ、記憶喪失などの突飛な出来事が同じ町で重なっていく短編連作シリーズ。眼鏡以外に特徴のない普通の世帯主である針山さんの周囲には、家族や町の住人、怪異めいた人物が入り込み、各話ごとに事件の様相が変わる。現代の所沢を舞台に、日常の外側から来る要素が一人の人物へ集まり、人物同士の接点や事件の連鎖が少しずつ見えていく。短編ごとに題材は大きく変わるが、共通して針山真吉とその周囲の関係が核になり、普通の家族構成と異様な出来事が同居する。それぞれの事件は独立して見えても、所沢という同じ舞台の中で人物や出来事が反復し、都市伝説、伝奇、怪事件、異形の騒動が一つのシリーズ内で並走する。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 針山さん自身は目立ちすぎず、周囲で起こる異常事態が次々つながっていく構成が楽しい。
- 都市伝説、ゾンビ、ヒーロー、魔法少女、勇者ものなど、ジャンルのごった煮感が強い。
- 各話の主役級キャラが濃く、脇役まで印象に残る。
- 最後に点と点が線になるまとめ方が気持ちいい。
- 短編連作でも一冊の物語として読めるまとまりがある。
こんな人におすすめ
- いろいろなジャンルが一冊で味わえるラノベが好きな人。
- 群像劇や連作短編のつながりを楽しみたい人。
- キャラの掛け合い、暴走、バカ騒ぎが好きな人。
- 1巻からのキャラ再登場や細かなリンクを拾いたい人。
- 変化球でも王道の熱さや切なさが欲しい人。
人を選ぶポイント
- 針山さん本人の活躍はかなり控えめ。
- 作品ごとの雰囲気差が大きく、ホラー寄りの話は苦手だと読みづらい。
- 連作のため、前巻を知っているほうが楽しみやすい。
- 話数によって好みが分かれやすく、地味に感じる章もある。
- まとまりはあるが、展開の多さに疲れる読み方もある。
テンポ・読後感
- 章ごとに独立しつつ、終盤で一気につながるテンポ。
- ハチャメチャなのに妙に破綻しない読後感。
- コメディとシリアス、ホラーと熱さが行き来する。
- 軽快さの中に切なさや人情が差し込まれる。
- ばか騒ぎの勢いがありつつ、最後はすっきりまとまる。
キャラクターへの評価
- 針山さんは普通っぽいのに、事件の中心にいる不思議な存在として見られている。
- ルル、夢羽、有菜、カグヤ、銀島、真白など、脇を固める面々の印象が強い。
- 大人げない大人や夢を追う人物が魅力的に受け止められている。
- 戦闘員やヒーロー側のキャラが主役級の存在感を放つ。
- かわいさ、熱さ、危うさが同居するキャラ造形が好評。
巻一覧
この巻のあらすじ
埼玉県所沢市を舞台に巻き起こる、さまざまな出来事――。 ベッドの下で斧男が命を狙っているという都市伝説の流布、いきなり天井を破って舞い降りてきた魔法少女、自らを勇者と名乗る住人たちが忽然と消えた孤島、そして、さまざまな人々の運命が絡み合う悲劇の結末。 それらすべての事件には、必ず1人の人物が絡んでいた。 その男の名は、針山真吉……。 憎めない顔をしていて、眼鏡以外にほとんど特徴のない普通の人。 なぜ彼は、毎回事件に巻き込まれるのか? はたして彼は何者なのか!?
この巻のあらすじ
埼玉県所沢市に住むその男の名前は、針山真吉。 眼鏡をかけて憎めない顔をしている普通の人。 父・母・姉・弟の四人家族の世帯主。 他に特徴は──── 特になし。 そんな一般人の針山さんの周囲では、毎度毎度様々な事件が起きている。 狂気の出来事に遭遇するタクシーの都市伝説、ヒーローよりも強い無敵な雑魚戦闘員の悲哀、殺し屋と死霊術師と呪術士のゾンビ戦争、そして、様々な人々が絡み合う惨劇の結末──。 人気イラストレーターコンビで贈る短編連作、待望の第2弾が登場です!
この巻のあらすじ
彼の名前は針山真吉。眼鏡をかけて憎めない顔で、他に特徴は──特になし。涙もろいことを必至に隠そうとする姉と疑うことを知らないやんちゃな弟を持つ、ごくごく一般的な四人家族の世帯主である。 そんないたって普通な針山さんが住む所沢市では、毎度毎度様々な出来事が起きている。竹から生まれたかぐや姫がなぜか忍パンダとショーを繰り広げたり、巨大ロボに乗るという昔からの夢を叶えるために工場長まで上りつめたり、気づけば黒服&サングラスという都市伝説みたいな格好で記憶を失っていたり──。世界の中心は、今日も忙しいのだ。
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