日本崩壊後の東京を起点にした終末ファンタジー。龍の出現と魍獣の大殺戮で国家が崩れ、各地は軍隊や犯罪組織、PMCに支配された無法地帯となる。龍の血で不死となった回収屋ヤヒロは、廃墟から美術品を運び出しながら、龍の巫女として狙われる彩葉や双子の商人、亡命政府、企業勢力と関わっていく。物語は東京、横浜、名古屋、京都、南国の島へ広がり、魍獣、遺存宝器、冥界門、世界龍をめぐる事情が少しずつつながっていく。ヤヒロは不死身の肉体を持つ一方で、彩葉は配信活動を通じて身元が広まり、世界中から身柄を狙われる。シリーズは、回収屋の依頼や移動の途中で起こる事件を積み重ねながら、崩壊後の日本に残る勢力図と、龍と巫女の役割をひもといていく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 荒廃した日本を舞台にした異能力バトルと、世界の真相が少しずつ明かされる構成が引きが強い。
- 伏線回収や新情報の投入が多く、巻を追うほど設定の輪郭が見えてくる。
- ヤヒロと彩葉の関係性が軸になっていて、シリアスの中にも温度のあるやり取りが残る。
- 龍の巫女、不死者、ギャルリーなど固有名詞まわりの世界観が濃く、厨二心をくすぐる。
- バトルは熱量重視で、勢力同士の思惑が交錯する展開に勢いがある。
こんな人におすすめ
- 終末世界や近未来ダークファンタジーの設定をじっくり追いたい人。
- バトルだけでなく、主人公とヒロインの関係の変化も楽しみたい人。
- 伏線回収や世界観の拡張を読む快感を重視する人。
- 王道寄りの異能力もの、龍や巫女などのモチーフが好きな人。
- シリーズを通してキャラのその後や後日談まで見届けたい人。
人を選ぶポイント
- 巻によっては後日談や補足寄りで、物語の大きな推進力が弱く感じられる。
- 新勢力や新キャラの投入が、既読者には後付けや蛇足に見える場面がある。
- 期待したほどラブコメが前面に出ない巻もある。
- 設定や固有名詞が多く、初見だと把握に少し時間がかかる。
- 終盤の盛り上がりを強く期待すると、巻ごとの温度差が気になる。
テンポ・読後感
- 序盤から情報量が多く、世界観説明と展開の加速が並行して進。
- 中盤以降は勢力図が動き、真相開示や再会要素で一気に熱を帯びる。
- 後日談寄りの巻では、戦闘の緊張感よりも余韻や安堵感が前に出る。
- シリアスな荒廃感と、日常のほのぼの感が同居している。
- 全体としてはテンポが速めで、次巻への引きが強い。
キャラクターへの評価
- ヤヒロは過酷な状況でも芯がぶれず、行動力のある主人公として受け止められている。
- 彩葉は存在感が強く、関係性の中心として印象に残りやすい。
- 二人の距離感やイチャイチャ感の変化が、シリーズの満足度を左右している。
- 脇役や新キャラは個性的だが、巻によっては印象の濃さに差がある。
- ベリト姉妹のようなしたたかな人物や、巫女・不死者の組み合わせが物語を動かしている。
巻一覧
この巻のあらすじ
その日、東京上空に現れた巨大な龍が、日本という国家の崩壊の始まりだった。 魍獣と呼ばれる怪物たちの出現と、世界各地で巻き起こった“大殺戮”によって日本人は死に絶え、日本全土は各国の軍隊と犯罪組織に占領された無法地帯と化してしまう。 ヤヒロは数少ない日本人の生き残り。龍の血を浴びたことで不死の肉体を手に入れた彼は、無人の廃墟となった東京から美術品を運び出す“回収屋”として孤独な日々を過ごしている。 そんなヤヒロを訪ねてきたのは美術商を名乗る双子の少女ジュリとロゼ。二人がヤヒロに依頼したのは、魍獣を従える能力を持つという謎の存在“クシナダ”の回収だった。 廃墟の街で出会った少年と少女が紡ぐ、新たなる龍と龍殺しの物語、堂々開幕! 序幕 Prologue 第一幕 コープス・リバイバー 第二幕 クシナダ・ハンティング 第三幕 ラナウェイ・ラナウェイ 第四幕 ホロウ・レガリア 終幕 Epilogue
この巻のあらすじ
武器商人ギャルリー・ベリトと龍を殺す契約を結んだヤヒロは、民間軍事会社ギルドが統治する街、横浜要塞を訪れる。そこでヤヒロを待ち受けていたのは“沼の龍の巫女”姫川丹奈と、三人目の“不死者”湊久樹だった。 そのころ彩葉の元には、欧州の大企業ギベアー社から企業コラボのオファーが届いていた。初めての企業案件に舞い上がる彩葉。だがギベアー社は日本人生存者による亡命政府“日本独立評議会”の支援者であり、彼らの目的は彩葉を日本再独立の象徴として担ぎ上げることだった。そして日本独立評議会の背後には、新たな龍の巫女と不死者の影がーー! 廃墟の街で出会った少年と少女が紡ぐ、新たなる龍と龍殺しの物語、待望の第二巻! 序幕 Prologue 第一幕 フォート・ヨコハマ 第二幕 コントラクト・トーク 第三幕 ガバメント・イン・エグザイル 第四幕 ウォー・ビギンズ 第五幕 ヴァナグロリア 終幕 Epilogue
この巻のあらすじ
無名の配信者として活動していた彩葉の動画再生回数が、一夜にして百万回を突破する。その背後には暴露系配信者ヤマドーこと、山瀬道慈の暗躍があった。 山瀬の動画によって、龍の巫女であることを公表されてしまった彩葉は、世界中から身柄を狙われることになる。 これ以上の情報漏洩を防ぐために山瀬の捜索に乗り出すヤヒロだが、逆に連続殺人事件の犯人として、ギルドに拘束されてしまう。 ヤヒロ不在の中、襲撃されるギャルリー日本支部。そして出現したヤヒロの命を狙う新たな不死者たち。 世界を混乱に陥れようとする山瀬の真の目的とはーー 廃墟の街で出会った少年と少女が紡ぐ新たなる龍と龍殺しの物語、第三巻! 第一幕 リヴィール・ザ・シークレット 第二幕 フォルス・チャージ 第三幕 エネミー・フロム・ザ・パスト 第四幕 プルトネイオン 第五幕 トゥルース 終幕 Epilogue
この巻のあらすじ
魍獣化した日本人を復活させる手段を求めて京都に向かうヤヒロたち。しかし名古屋に駐留する中華連邦軍によって、ギャルリー・ベリトの装甲列車は足止めを食らってしまう。 魍獣の絶え間ない襲撃に悩む中華連邦軍は、通行料としてギャルリーに山の龍の遺存宝器を要求する。だが、そのときすでに遺存宝器は絢穂に適合し、彼女との一体化を終えていた。 絢穂を守るためにヤヒロと彩葉は魍獣襲撃の原因究明に乗り出すことに。そして二人は魍獣群生地の奥で、封印された古代の冥界門を発見する。 中華連邦軍の裏切りにより冥界門に突き落とされたヤヒロたちが暗闇の底で見たものとは!? 廃墟の街で出会った少年と少女が紡ぐ、新たなる龍と龍殺しの物語、第四巻! 序幕 Prologue 第一幕 レリクト・レガリア 第二幕 スリープレス・ナイト 第三幕 バックスタビング 第四幕 シーズ・トゥ・イグジスト 第五幕 ハヴ・イット・ボス・ウェイズ 終幕 Epilogue
この巻のあらすじ
京都に辿り着いたヤヒロと彩葉を待っていたのは、ギャルリー欧州本部を率いるベリト侯爵ユーセビアスだった。統合体と結託した彼は、妙翅院迦楼羅の持つ遺存宝器を奪うため、天帝領への侵攻を開始する。迦楼羅救出のために天帝領へと潜入したヤヒロたちは、そこで龍の巫女と世界の真実を知る。 そのころ、眠り続けていた鳴沢珠依は投刀塚の襲撃を受けてついに覚醒していた。世界の破壊を望む珠依を止めるため、ヤヒロと彩葉は始まりの地、二十三区の冥界門へと向かうのだがーー! 廃墟の街で出会った少年と少女が紡ぐ、新たなる龍と龍殺しの物語、第五巻! 序幕 Prologue 第一幕 エンド・ポイント 第二幕 リベリオン 第三幕 レルム・オブ・ザ・デッド 第四幕 ザ・ホロウ・デザイア 第五幕 ジ・エンド・アンド・ザ・ビギニング 終幕 Epilogue
この巻のあらすじ
冥界門の消滅から三年を経て、崩壊を免れた世界は緩やかな復興を続けていた。世界龍の力を手に入れたヤヒロと彩葉は現在も行方不明のまま。 そんな中、ギャルリー・ベリトは、消えたはずの魍獣が再び出現したという情報を入手する。 そのころ南国の名もない島に隠れ住み、スローライフを送っていたヤヒロと彩葉のもとに、謎の少女エリが流れ着く。 なぜか彩葉を警戒しつつ、ヤヒロの正体と世界の真実を知っているエリ。そんな彼女を襲ってきたのは、魍獣とは異なる新たな怪物“無名天使”だったーー! 廃墟の街で出会った少年と少女が紡ぐ、新たなる龍と龍殺しの物語、第六巻! 序幕 Prologue 第一幕 アイランド・イン・ザ・サン 第二幕 エンジェル・ウィズ・ノー・ネイム 第三幕 オルタナティブ・ラザルス 第四幕 アポカリプス 終幕 Epilogue
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