近未来を舞台に、エンタメ作品に感染して昏睡状態になる「エンタメ汚染症」を扱う医療・潜入アクションシリーズ。厚生省の汚染症対策室に所属する天津響と獅子堂世莉が、患者の妄想世界へ精神ダイブして内部から症例に対処する。物語は、症例ごとに異なるフィクション世界へ入る構成で進み、ラブコメ要素や対策室のチーム運用も交えながら、汚染症の治療と事件の調査が並行する。2巻ではゾンビものや魔法少女、デスゲームなど題材の異なる妄想世界が扱われる。シリーズ全体として、現実世界の制度と患者の内面世界を往復しながら、症例対応の幅を広げていく。続編・外伝の情報は確認できない。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- エンタメ作品や二次創作を題材にしたメタ寄りの設定が新鮮。
- 夢や虚構の世界に潜って問題を解く構図が分かりやすく、展開に勢いがある。
- 響と世莉のコンビの掛け合い、少しずつ歩み寄る関係性が見どころ。
- 学園物、ファンタジー物など複数の“妄想世界”を行き来する発想が楽しい。
- お約束やラノベ的要素を逆手に取るノリが刺さる。
こんな人におすすめ
- ラノベらしい設定遊びやメタネタが好きな人。
- 俺TUEEE系や学園ラブコメの定番を外側から眺める作品を読みたい人。
- バディものとして主人公コンビの相性や成長を楽しみたい人。
- 斬新な切り口の新人作を試したい人。
- いろいろなジャンルの“もしも世界”を楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- 設定の説明量が多く、最初は把握に少し時間がかかる。
- 主人公たちの突っ走り方や判断の粗さが気になる場面がある。
- 作品内のツッコミや皮肉が強く、好みが分かれやすい。
- 仕掛けの面白さに比べると、細部の作り込みで物足りなさを感じる人もいる。
- 挿絵や一部の演出面に不満を持つ声がある。
テンポ・読後感
- 事件発生から潜入、対処までの流れが速く、勢いで読ませるタイプ。
- メタなツッコミが多く、軽妙さと皮肉っぽさが同居している。
- 緊張感のある場面と、コミカルな掛け合いが交互に来る。
- 世界観は派手だが、読後感は「次巻が気になる」余韻を残す。
- 全体としては王道寄りの展開を、ひねった見せ方で進める印象。
キャラクターへの評価
- 響と世莉は相性の悪さから始まりつつ、協力関係が少しずつ形になる。
- 響は勢いで動きがちで、学習面の粗さが目立つ場面がある。
- 世莉は管理側としての立ち位置があり、コンビのブレーキ役にも見える。
- 脇役の中では、解説役の人物や雑魚敵の扱いが印象に残りやすい。
- チート気味の強さや理不尽さを持つ人物像が、作品の皮肉と結びついている。
巻一覧
この巻のあらすじ
妄想世界から救出せよ!!
エンタメ作品に感染し、昏睡状態になる奇病が蔓延した近未来―― 『厚生省 汚染症対策室』メンバーはそれぞれの想いを抱え、妄想に挑む!!
「俺が必ず救ってみせる!!」 近未来、妄想に囚われ昏睡状態に陥る『エンタメ汚染症』が蔓延した。 治療するには、患者の妄想世界に精神ダイブして内部崩壊させる『意識潜入治療』しか方法がない―― 高い適性値が認められて、念願の潜入官になった天津響は、天才と名高い獅子堂世莉と急造コンビを組み、患者への潜入治療に挑むが……。 「使えない潜入官ね。バカなの?」 治療方針に従わない響に怒る世莉。二人は喧嘩したり、共に大暴走しながらも、困難な症例に挑んでゆく。 ラブコメ・不思議部活・ファンタジー……危険な妄想世界を打ち砕け! エンタメ汚染症を世界から根絶する、響と世莉の過酷な闘いが始まる!!
第8回GA文庫大賞≪奨励賞≫作品
この巻のあらすじ
「現実想像性武装――出ろ!」 天津響と獅子堂世莉のコンビは管轄内で頻発する<ピュアホワイト>症例の潜入治療に追われていた。
「ゾンビモノ」「魔法少女」など、危険な妄想世界や複雑な設定に翻弄されながらも力をつけていく二人。そして二人は、最凶症例「デスゲーム」への潜入を命じられる。しかも患者は現実世界の誘拐犯。被害者の監禁場所を突き止める必要がある。
「現場には私が出る。あとは任せる」 久能ちぎら管理官のサポートのもと、響と世莉は危険な〈フィクション〉内でわずかな手掛かりをたどり、事件の真相へと迫っていくが――
妄想から患者を救う「エンタメ汚染症対策室」の奮闘劇、第二弾!!
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