十九世紀末ヨーロッパを舞台に、怪物事件専門の探偵・輪堂鴉夜、鳥籠を持つ真打津軽、メイドの馳井静句が各地の怪事件を追うシリーズ。吸血鬼、人造人間、怪盗、名探偵、人狼などが同じ世界に現れ、事件は怪物ごとの特性や関係者の思惑を手がかりに組み立てられる。鴉夜は生首の不死者として行動しつつ、失われた身体と自分の来歴に関わる手がかりも追っていく。ロンドンの屋敷、ドイツの村、鴉夜の過去へ連なる素材が並び、欧州各地の事件譚として広がっていく。
構造レビュー
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
怪物どもが跳梁跋扈する世界を股にかけ、不老不死の生首美少女と半人半鬼の青年主従が謎を解く。
編集部
2023年夏にアニメ化された青崎有吾のミステリー。鬼や人狼、人魚や吸血鬼などの怪物と人類が共存する世界を舞台に、不老不死の美少女・輪堂鴉夜と、半人半鬼の青年・真打津軽のバディが、鴉夜の失われた体を求めて旅に出る。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
特殊設定ミステリーが好きな人 人類と怪物の対立、そこから生じる愛憎劇が好きな人 高慢ちきな美少女と一見頼りないがやる時はやる優男の主従がツボな人 ご主人様命な武闘派メイドに燃える人
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AI分析(あらすじ)
吸血鬼や人狼が出る怪事件ものに関心がある人、欧州舞台の探偵劇を読みたい人。
著者情報
この項目をレビュー編集部
青崎有吾は日本のミステリー作家。ラノベへの理解が深く、米津穂信や西尾維新と並べて語られることが多い。代表作は以下。 「裏染天馬シリーズ」 「地雷グリコ」 「ノッキンオン・ロックドドア」 「早朝始発の殺風景」 「11文字の檻 青崎有吾短編集成」
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
大暮維人は日本のイラストレーター兼漫画家。もともとは成人向けの漫画を描いていた。代表作は以下。 「火魅子伝」(舞阪洸作、富士見ファンタジア文庫、全10巻)
編集部
怪物事件専門の探偵・輪堂鴉夜と鳥籠使い・真打津軽、異色バディの名推理が楽しめる特殊設定ミステリーの良作。 ホームズや切り裂きジャック、フランケンシュタインやオペラ座のファントムなど、もはや古典として位置付けられた小説のキャラクターたちが同時代を生きる実在の人物として登場し、敵陣営味方陣営に分かれ、ガッツリ本筋に関わってくる趣向は嬉しい。
作品Q&A
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評価されるポイントは? ストーリー
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アンデッドガール・マーダーファルスの小説は何巻までありますか? シリーズ全体 会員の質問
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アンデッドガール・マーダーファルスとは? その他 会員の質問
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 怪物・人外を題材にした本格ミステリーと、バトル・アクション・騙し合いが一体となった「笑劇(ファルス)」の読み味が高く評価されている。
- 歴史上の人物や名作文学とのリンク、名画モチーフなど「現実世界」との巧みな接続に驚きと楽しさを感じる。
- 人狼事件や法廷劇など、舞台を変えながらもロジカルな推理と権謀術数の知恵比べが光るエピソードが好評。
- 過去編では主要キャラの形成過程が丁寧に描かれ、本編を読み直したくなるほど物語の厚みが増す。
- スピード感のある展開と乾いた高笑い、シリアスな場面の緩急が映像化にも向くエンタメ性として評価されている。
こんな人におすすめ
- 特殊設定ミステリーや怪物本格推理を求める読者。
- 人と人外の対立・共存、差別や生きづらさといったテーマにも興味がある人。
- 探偵ホームズや怪盗ルパンなど、異なる作品のキャラが交錯するオールスター物が好きな人。
- 主従関係や個性派キャラ同士の掛け合い、過去譚でキャラの深みを味わいたいシリーズファン。
- ミステリだけでなくアクションやバトルロイヤル的な熱量も楽しみたい読者。
人を選ぶポイント
- 過去編中心の巻では、すでに知られている運命を辿る形になり、先の展開へのハラハラ感やミステリ要素が薄く感じられる。
- キャラの過去は凄惨で物悲しい描写が多く、いつもよりシリアスで重いトーンになる巻がある。
- 女性同士の関係やエロティックな雰囲気が強まる場面があり、百合・官能描写に抵抗があると読みづらい可能性がある。
- アクションや参戦キャラが増える巻では、展開の速さゆえに状況把握が難しく感じる読者もいる(ただし分かりやすい描写だと評価する声もある)。
- 短編形式の巻は長編ほど論理構築が厳密ではない、と感じる読者もいる。
テンポ・読後感
- 全体的にはテンポの良い場面展開と、壮絶なアクションが続くスリリングな読み心地。
- 「ははは」「ふふふ」と響く乾いた笑いと、シリアス・無常観が交錯する独特のムードがシリーズの魅力として挙がる。
- 過去編の巻は笑いが控えめになり、哀しみや重さが増す一方で、ラストの本格推理パートでいつもの探偵たちに再会できる満足感がある。
- 因習村や館ミステリーなど古典的な型を、エンタメとして昇華させる手際の良さが評価されている。
- 巻によってミステリ比重とアクション比重のバランスが変わり、推理寄りもバトル寄りも楽しめる。
キャラクターへの評価
- 輪堂鴉夜は、毒舌で享楽的な探偵役としての魅力に加え、想像を超える過去を持つ悲劇的な側面が深く印象づけられている。
- 津軽は一見頼りなく見えながら、鬼殺し時代の記録など過去の苛烈さと落語を交えるユーモアが「らしさ」として評価されている。
- 馳井静句は主への切実な想いやメイドとしての姿が印象的で、過去編で感情移入する読者が多い。
- ホームズ、ルパン、ロイズ保険機構、教授一派など、強者が入り乱れる群像劇が世界観の広がりを生んでいる。
- 主要三人の出会いや探偵としての始まりを知ることで、本編の掛け合いや笑劇の意味合いが変わる、という読後感が語られている。
巻一覧
この巻のあらすじ
TVアニメ化!!!
2023年7月よりフジテレビ「+Ultra」ほかにて放送予定!
輪堂鴉夜:黒沢ともよ 真打津軽:八代拓 馳井静句:小市眞琴
吸血鬼に人造人間、怪盗・人狼・切り裂き魔、そして名探偵。 異形が蠢く十九世紀末のヨーロッパで、人類親和派の吸血鬼が、銀の杭に貫かれ惨殺された……!? 解決のために呼ばれたのは、人が忌避する怪物事件専門の探偵・輪堂鴉夜と、奇妙な鳥籠を持つ男・真打津軽。彼らは残された手がかりや怪物故の特性から、推理を導き出す。
生首探偵・半人半鬼・メイドが体を取り戻すためヨーロッパを巡る 謎に満ちた悪夢のような笑劇(ファルス)……ここに開幕! 序章 鬼殺し 第一章 吸血鬼 第二章 人造人間
この巻のあらすじ
TVアニメ化!!!
2023年7月よりフジテレビ「+Ultra」ほかにて放送予定!
輪堂鴉夜:黒沢ともよ 真打津軽:八代拓 馳井静句:小市眞琴
一八九九年、ロンドンは大ニュースに沸いていた。怪盗アルセーヌ・ルパンがフォッグ邸の宝石を狙うという予告状を出したのだ。警備を依頼されたのは“鳥籠使い”一行と、世界一の探偵シャーロック・ホームズ! さらには保険機構の用心棒に、鴉夜たちが追う“教授”一派も動きだし……。怪物だらけの宝石争奪戦を制し最後に笑うのは誰か? 加速する笑劇、五つ巴の第二幕! 第三章 怪盗と探偵 第四章 夜宴
この巻のあらすじ
TVアニメ化!!!
2023年7月よりフジテレビ「+Ultra」ほかにて放送予定!
輪堂鴉夜:黒沢ともよ 真打津軽:八代拓 馳井静句:小市眞琴
闇鍋本格ミステリ【冒険・バトル・伝奇全部入り】
村人が次々喰い殺され、闇夜に少女が連れ去られたーー犯人は人か、それとも狼か。怪物事件専門の不死探偵が人狼探しに挑む。
闇夜に少女が連れ去られ、次々と喰い殺された。ダイヤの導きに従いドイツへ向かった鴉夜たちが遭遇したのは、人には成しえぬ怪事件。その村の崖下には人狼の里が隠れているという伝説があった。夜宴とロイズも介入し混乱深まる中、捜査を進める探偵たち。やがて到達した人狼村で怪物たちがぶつかり合い、輪堂鴉夜の謎解きが始まるーー謎と冒険が入り乱れる笑劇【ファルス】、第三弾!
この巻のあらすじ
TVアニメ化!!!
2023年7月よりフジテレビ「+Ultra」ほかにて放送予定!
輪堂鴉夜:黒沢ともよ 真打津軽:八代拓 馳井静句:小市眞琴
輪堂鴉夜が、生首でも、不死でもなかった時代。 偉大なる師と共に過ごした黄金の日々。 今や彼女の他にそれを知るものは天の星のみ。
星評価・感想
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