これはゾンビですか?
- 著者
- 木村心一
- イラスト
- こぶいち
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 2009-2015
- 巻数
- 19巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで(備考: auto:KU 全巻) / BOOK☆WALKER: 1巻まで(備考: auto:BW MAX 全巻)
構造レビュー 会員 81件
星評価
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
編集部
ゾンビとしてよみがえった主人公が魔装少女や吸血忍者たちと繰り広げる異色のハチャメチャコメディ!笑いと感動が詰まった新感覚ライトノベル!
概要
編集部
『これはゾンビですか?』は、木村心一による日本のライトノベル作品で、主人公がゾンビであるというユニークな設定が特徴です。物語は死んだはずの主人公・相川歩がゾンビとしてよみがえり、魔装少女や吸血忍者といった個性豊かなキャラクターたちと織りなす日常と非日常を描いています。2009年からシリーズ刊行が始まり、アニメ化もされるなど大きな話題を呼びました。ギャグとシリアスのバランスが絶妙で、特にブラックユーモアが光る作品です。
こんな人におすすめ
編集部
'''異世界やファンタジー要素が好きな人''' → ゾンビ、魔装少女、吸血忍者といったユニークなキャラクターたちが織り成す冒険が魅力的です。 '''ギャグとシリアスのバランスが取れた作品を楽しみたい人''' → シリアスな展開の中にギャグが自然に溶け込み、飽きることなく物語が進行します。 '''個性豊かなキャラクターが好きな人''' → 主人公やヒロインをはじめ、キャラクター同士の掛け合いや成長が物語を盛り上げます。 '''ライトノベル初心者の人''' → 文章が簡潔でテンポ良く進むため、ライトノベルに触れるきっかけとしても適しています。 '''ファンタジー要素とアクションが絡んだ冒険物を求める人''' → 異能力バトルやファンタジー要素が詰め込まれており、エンターテインメント性が高い作品です。 '''少しダークなテーマも楽しめる人''' → ゾンビというテーマや死後の世界の要素が含まれており、シリアスな側面も持っています。
内容・特徴
編集部
『これはゾンビですか?』は、ゾンビとしてよみがえった高校生・相川歩が、魔装少女や吸血忍者、ネクロマンサーといった異色のキャラクターたちと繰り広げる冒険を描いたライトノベルです。ギャグとシリアスが絶妙に交錯し、個性豊かなキャラクターたちが物語を盛り上げます。テンポよく進むストーリーは、初心者にも読みやすく、アニメ化やメディアミックスもされており、幅広い読者層に親しまれる作品です。
著者情報
編集部
『これはゾンビですか?』の著者、木村心一氏は、日本のライトノベル作家です。本作は、2009年1月から2015年6月まで富士見ファンタジア文庫より全19巻が刊行され、シリーズ累計部数は370万部を記録しています。また、アニメ化もされ、2011年1月から3月まで全12話が放送され、2012年4月から6月にかけて第2期が全10話放送されました。
イラストレーター情報
編集部
『これはゾンビですか?』のイラストレーターは、こぶいち氏とむりりん氏の2名です。こぶいち氏は、ライトノベル『緋弾のアリア』やアダルトゲーム『ゆずソフト』シリーズなどで知られるイラストレーター・キャラクターデザイナー・原画家です。 むりりん氏は、同じく『ゆずソフト』の立ち上げから参加し、こぶいち氏と共に原画を務めています。 二人の画風は非常に似ており、ファンからは区別が難しいほどです。
メディアミックス状況
編集部
漫画 '''『これはゾンビですか?』''' 作画:さっち、月刊ドラゴンエイジにて2010年2月号から2013年12月号まで連載され、全8巻が刊行されました。 '''『これはゾンビですか? はい、アナタの嫁です。』''' 作画:長谷見亮、月刊コンプエースにて2010年12月号から2013年4月号まで連載され、全5巻が刊行されました。 '''『これはゾンビですか? いいえ、ってかコレ誰!?』''' 作画:松林悟、4コマnanoエースおよび月刊少年エースにて2011年Vol.1号から2012年4月号まで連載され、全1巻が刊行されました。 '''アニメ''' '''第1期''':2011年1月から3月まで放送され、全12話が放映されました。 '''第2期''':2012年4月から6月まで放送され、全10話が放映されました。 これらのメディア展開により、『これはゾンビですか?』は多くのファンに支持され、ライトノベルの中でも高い知名度を誇る作品となりました。
受賞歴
編集部
『これはゾンビですか?』の著者、木村心一氏は、2008年に富士見書房主催の第20回ファンタジア大賞に『これはゾンビですか? はい、魔法少女です』で応募し、佳作を受賞しました。 その後、2009年に富士見ファンタジア文庫より受賞作を改題した『これはゾンビですか?1 はい、魔装少女です』でデビューを果たしました。 また、2015年にはドラゴンマガジン誌上企画「龍皇杯」で『暗黒騎士を脱がさないで』が1位を獲得しています。
文体
編集部
『これはゾンビですか?』の文体は、ライトノベルとして非常に読みやすく、スムーズに進行します。地の文は簡潔で、会話主体の構成が多いため、テンポ良くストーリーが進んでいきます。文章の表現も平易で、特に難解な語句や説明過多な部分はなく、初心者でも読みやすい点が特徴です。 また、キャラクター同士の掛け合いが豊富で、会話部分のテンポがよく、登場人物の個性がしっかりと反映されています。特にギャグの部分は軽快で、読者を引き込む力があります。シリアスとギャグが交互に来る展開も、文体においてうまく切り替えられ、読む者にとって不自然さを感じさせません。 特に多視点の作品ではなく、基本的に主人公視点で物語が進むため、感情移入もしやすく、読者がキャラクターに共感しやすい作りになっています。全体的にクセが強いわけではなく、読みやすさを重視したシンプルでテンポの良い文体が特徴です。
世界観の作り込み
編集部
『これはゾンビですか?』の世界観は、ゾンビ、魔装少女、吸血忍者、ネクロマンサーといった異なる要素が融合しており、独特で魅力的な設定が作り込まれています。物語の中で、これらの要素が自然に共存しており、特に奇抜さが目立つわけではなく、読者が違和感なく受け入れられる形で描かれています。登場するキャラクターたちの能力や背景にもそれぞれ説得力があり、物語の進行に合わせてうまく伏線が回収されることで、読者は安心して世界観に没入できます。 ゾンビとして生きる主人公の相川歩が直面する非日常的な世界は、ただのファンタジーに留まらず、物語の中でしっかりと構築された法則や制約があります。このように、単なる異世界設定ではなく、作品内で確立されたルールに基づいて展開されることで、世界観が一貫しており、説得力が増しています。 また、各キャラクターが持つ能力や立ち位置も、ストーリーの進行において無理なく組み込まれており、世界観全体がバランスよく構築されています。ファンタジーと現実の要素がうまく融合しており、過度に複雑な説明が必要なく、読者にストレスを与えることなく世界観を理解させています。スケールの大小に関わらず、作品内で確立された設定に一貫性があり、説得力を持って物語を展開しています。
入手性
編集部
『これはゾンビですか?』は、2009年から2015年にかけて富士見ファンタジア文庫から全19巻が刊行されました。現在も比較的手に入れやすい状態にありますが、シリーズ完結から時間が経過しているため、一部の初版や限定版にはプレミアがついている場合もあります。
ジャンル・テーマ総評
編集部
『これはゾンビですか?』は、ライトノベルとしての定番ジャンルであるファンタジー・アクションと、ユニークなキャラクター同士の掛け合いやギャグを融合させた作品です。ゾンビという異色の主人公を中心に、魔装少女や吸血忍者、ネクロマンサーといったファンタジー要素が入り混じることで、ジャンルに縛られず、非常に自由度の高いストーリーが展開されます。この設定が、一般的なファンタジーやアクション作品にない新鮮さを与え、ライトノベルとしての大きな魅力の一つとなっています。 テーマとしては、「死後の世界」や「生きる意味」、「仲間との絆」なども描かれ、単なるギャグやバトルにとどまらず、キャラクターたちが成長し、向き合うべき問題を乗り越えていく過程が描かれています。そのため、軽い読み物としてだけでなく、心に残るテーマを含んでいる点も大きな魅力です。 この作品の選択理由としては、ライトノベルファンにとって心地よいファンタジー要素がありながらも、既存のジャンルやテンプレートにとらわれない自由なストーリーテリングが特徴的です。また、ギャグとシリアスが程よく交じり合うことで、初心者にも受け入れやすく、ジャンルの枠を越えて幅広い読者層に楽しんでもらえる作品です。
評価点
編集部
『これはゾンビですか?』は、ギャグとシリアスの絶妙なバランス、ユニークなキャラクター、魅力的な世界観など、ライトノベルとして非常に完成度が高い作品です。ストーリー性やキャラクター性、設定の作り込みにおいても優れており、読みやすさやテンポの良さもあいまって、幅広い読者層に楽しめる内容となっています。特に、ライトノベル初心者にも手に取りやすく、ファンタジーとアクションを融合させた点が新鮮で魅力的です。
【おすすめキャラクター】 相川歩 相川歩は、ゾンビという異色の主人公でありながらも非常に魅力的なキャラクターです。彼は一度死んでゾンビとしてよみがえりますが、その後のギャグ満載の冒険や人間味あふれる行動が読者に親しみやすさを与えます。特に、魔装少女として戦うことになったり、個性豊かなキャラクターたちとの掛け合いがユニークで、シリアスとギャグのバランスが絶妙です。物語を通して彼が見せる成長や感情の変化も魅力的で、読者が一番共感しやすいキャラクターと言えます。
評価が分かれる点・問題点
編集部
'''ギャグの好み''' ギャグ要素が多いため、ブラックユーモアや軽いノリを苦手とする読者には少し合わないかもしれません。シリアスなシーンとギャグが交互に来るため、その切り替えが違和感を感じる人もいるかもしれません。 '''設定の奇抜さ''' ゾンビ、魔装少女、吸血忍者といった奇抜な設定が好きな人には魅力的ですが、あまりに非現実的な世界観に馴染めない人もいるかもしれません。そのため、設定に不安を感じる読者もいます。 '''シリアスパートとギャグのギャップ''' ギャグが多い中でシリアスな展開も織り交ぜられており、そのギャップに戸惑う読者もいるかもしれません。物語の重みが急に変わることが、ストーリーに一貫性を欠けると感じる場合もあります。 '''キャラクターの掘り下げ不足''' 一部キャラクターのバックグラウンドや動機が浅く、もう少し深く掘り下げられていると、さらに感情移入しやすくなると感じる読者もいるかもしれません。 '''中だるみ感''' 物語が進行する中で、時に進展が遅く感じられることもあります。特に一部の巻ではストーリーが少し単調に感じられ、展開に工夫が欲しいと感じることもあるかもしれません。
総評
編集部
『これはゾンビですか?』は、ユニークなキャラクターと異世界的な設定が魅力的なライトノベルで、ギャグとシリアスの絶妙なバランスを取っています。ゾンビ、魔装少女、吸血忍者など、様々なファンタジー要素が組み合わさった世界観は新鮮で、物語の中で自然に展開されます。テンポよく進むストーリーと読みやすい文体が、ライトノベル初心者にもおすすめできる作品です。 一方で、ギャグ要素が強いため、そのユーモアが苦手な読者には合わない可能性があります。また、シリアスパートとギャグの切り替えが大きいため、物語のトーンに違和感を感じることもあるかもしれません。それでも、キャラクター同士の掛け合いや成長を通して、読者に楽しさと感動を与える点は大きな魅力です。 全体として、ファンタジーやアクションが好きな人、そして軽快なギャグとシリアスが交わるストーリーを楽しみたい人には、非常に楽しめる作品です。
ストーリーの説明
編集部
『これはゾンビですか?』のストーリーは、ギャグとシリアスのバランスが絶妙で、物語のテンポや演出が優れています。ゾンビという異色の主人公が繰り広げる非日常的な冒険に加え、キャラクター同士の関係性や謎解きの要素も魅力的に描かれており、読み手を引き込む力があります。既視感のある設定でありながらも、見せ方やストーリーテリングの巧みさによって、飽きずに楽しむことができる作品です。
キャラクターの説明
編集部
『これはゾンビですか?』のキャラクターたちは非常に個性的で、物語に深みを与える存在です。主人公・相川歩をはじめ、魔装少女ハルナや吸血忍者セラフィムなど、各キャラクターの特徴や性格がしっかりと描かれており、読者は感情移入しやすいです。彼らの掛け合いや成長過程も魅力的で、登場人物同士の関係性が物語を彩っています。それぞれのキャラクターに対して納得感があり、特に物語を通じて彼らが見せる成長や変化には引き込まれます。
設定・世界観の説明
編集部
『これはゾンビですか?』の世界観は非常にユニークで魅力的です。ゾンビという設定を中心に、魔装少女、吸血忍者、ネクロマンサーなど、異なるファンタジー要素が絶妙に絡み合い、物語に深みを与えています。設定の一貫性もあり、各キャラクターがその世界観に自然に溶け込んでいるため、読者は違和感なく物語に入り込むことができます。また、死後の世界や魔法の設定など、細部にも工夫が感じられ、ストーリーを魅力的に引き立てています。
話題性の説明
編集部
『これはゾンビですか?』はアニメ化され、ライトノベルの中でも一定の知名度と話題性を誇る作品です。アニメ化が決定したことや、その後のメディアミックス展開により、広く認知されています。また、ライトノベルファンにとってはそのユニークな設定とキャラクターが話題となり、注目されました。シリーズの続刊やスピンオフ、アニメの放送なども含めて、ライトノベル界では十分な話題性を持つ作品と言えるでしょう。
初心者向けの説明
編集部
『これはゾンビですか?』は、ライトノベル初心者にも十分におすすめできる作品です。テンポの良いストーリーとキャラクターの魅力、また、ギャグとシリアスが程よく交わることで、幅広い読者層に刺さります。アニメ化されていることやメディアミックス展開もあり、ライトノベル初心者でも馴染みやすい要素が揃っています。1巻から楽しめる内容で、次の作品へと興味を引きやすいため、ラノベ初心者の入り口として非常に適しています。
読後感のよさの説明
編集部
『これはゾンビですか?』の読後感は、物語全体の楽しさやキャラクターとの掛け合いを通して、軽快でポジティブな印象を与えます。ギャグとシリアスのバランスが良く、終わり方もすっきりとまとまっており、読み終えた後には爽快感を感じることができます。ただし、深い感動や余韻が強く残るタイプの作品ではないため、読後にじわじわと評価が上がるようなタイプではなく、すぐに楽しんだ感覚が鮮明に残る感じです。全体的には前向きな読後感があり、楽しさや軽い感動を味わいたい読者にぴったりです。
テンポの良さの説明
編集部
『これはゾンビですか?』は、テンポの良い展開でスムーズに読み進めることができる作品です。ギャグやシリアスが適切に交互に展開され、物語の流れがスピーディーで飽きることがありません。各巻の内容がきれいにまとまっており、次に何が起こるのかを常に期待させる要素があり、ストーリーが無駄に引き延ばされることもなく、テンポよく進みます。全体的に、読者がテンポよく楽しめるように配慮された作品と言えるでしょう。
読みやすさの説明
編集部
『これはゾンビですか?』は非常に読みやすい作品です。会話文が中心で、テンポ良く物語が進行します。地の文も必要十分で、登場人物のセリフや行動が自然に頭に入りやすい構成になっています。文章も平易で、ライトノベルとしての読みやすさがしっかりと考慮されています。また、登場人物のセリフがキャラクターごとにしっかりと書き分けられており、誰が話しているのかもすぐに理解できます。全体的にスムーズに読める作品で、特にライトノベル初心者にも適しています。
他のおすすめ作品
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ハイスクールD×D 旧校舎のディアボロス
『ハイスクールD×D』は、魔族や天使などの超常的な存在が登場する、アクションとギャグが絶妙に組み合わさったライトノベルです。『これはゾンビですか?』と同じく、ギャグやシリアスが交互に展開されるため、ノリやキャラクターの掛け合いを楽しみたい読者にぴったりです。また、バトルシーンやファンタジー要素も豊富で、魅力的なキャラクターが登場する点でも共通しています。
作品詳細を見る -
とある魔術の禁書目録
『とある魔術の禁書目録』*は、魔術と科学が交錯する世界観で展開されるアクションとバトルが特徴的な作品です。登場キャラクターたちの成長や関係性も見どころで、同じくライトノベルとしてのテンポの良さと、非現実的な要素が楽しめます。ファンタジー要素が強い点でも共通しており、異能力バトル好きには特におすすめです。
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