真っ白い殺人鬼

判定なし
基本情報
著者
三輪・キャナウェイ
イラスト
レーベル
ドワンゴ
刊行年
2021
巻数
1巻
アニメ化
属性

教室の隅で過ごしていた語り手は、女子たちの雑談から「過去を自由に変えられる」秘密のアプリの噂を耳にする。半信半疑だった話は、翌日の登校で友人の三宮春乃が消えているという異変に変わり、周囲からも存在自体が抜け落ちていることで現実味を帯びる。主人公は、自分を『普通』にしたいという願いを抱えながら、誰かが過去を書き換えたのではないかと考え、教室や通学路、友人とのやり取りの中に残った手がかりを拾っていく。身近な学校生活を起点に、記憶と存在の食い違い、過去の改変が現在へ及ぼす影響を追うシリーズ。

構造レビュー

こんな人におすすめ

  • AI分析(あらすじ)

    学園を舞台にした現代SFや、過去改変と失踪事件を軸にした物語を読みたい人。

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 過去を変えられるアプリという一発で引き込む設定が強い。
  • 視点が章ごとに切り替わる群像劇で、人物同士のぶつかり合いが見やすい。
  • 予想外の方向へ転がる展開が多く、先が読みにくい。
  • 青春、ホラー、スプラッター、ミステリの要素が混ざった勢いがある。
  • 詩的で繊細な地の文や、感情を強く揺さぶる描写が印象に残る。

こんな人におすすめ

  • 設定の強さと展開の速さを重視して読む人。
  • 群像劇や複数視点の切り替えが好きな人。
  • 青春ものに不穏さや暴力性が混ざる作品が好みの人。
  • 人物の感情の爆発や闇の描写を楽しみたい人。
  • 若い作家ならではの勢いと尖りを面白がれる人。

人を選ぶポイント

  • 文章の古さや言い回しが合わないと読みづらい。
  • 要素が多く、ヒューマンドラマ・ホラー・ミステリの焦点が散って見える。
  • 物語運びに粗さを感じる場面がある。
  • すっきりした読後感を求めると物足りない。
  • かなり重い展開や血なまぐさい描写が苦手だと厳しい。

テンポ・読後感

  • 序盤から一気に読ませるスピード感がある。
  • 章ごとの視点交代でテンポがよく、飽きにくい。
  • 先が読めない急展開が続き、ジェットコースター感が強い。
  • 全体の空気は不穏で、疑心暗鬼や緊張感が濃い。
  • 文章は読みやすい。

キャラクターへの評価

  • それぞれの人物の抱える闇や葛藤が濃く、感情表現が強い。
  • 視点ごとにキャラの色が立っていて、描き分けがわかりやすい。
  • 善悪や「普通」をめぐる揺れが人物像に出ている。
  • 爆発的でパワフルな印象のキャラが多い。
  • 一部の人物パートが特に印象に残るという反応が目立つ。

巻一覧

真っ白い殺人鬼
2021年10月 ISBN 9784048930932
この巻のあらすじ

「ねえ、秘密のアプリって知ってる?」 いつものように教室の片隅にいると、楽しそうな女子たちの噂話が聞こえてきた。 【過去を自由に変えられる】という夢のようなアプリ。 みんな噂話だとわかっているけど「あったらどうする?」と話題が絶えない。 もし僕だったらどんな過去を変えるだろう? きっと「僕を『普通』の人間にして下さい」こう願うかな……。 次の日、いつものように登校するとーー友人の三宮春乃が消えてしまっていた。 何故だかみんな春乃のことを憶えてないようだ。まるで元からいなかったみたいに。 「誰かが“アプリ”を使って、この世から春乃が存在した過去を消した?」 ーー秘密のアプリは夢なんか与えない。その日から噂は現実となり、僕たちの『普通』は壊れていった。

星評価・感想

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