ム責任集合体

判定なし
基本情報
著者
久追遥希
イラスト
レーベル
MF文庫J
刊行年
2025
巻数
1巻
アニメ化
属性

『ム責任集合体』は、ある選択で女子高生を死なせた絵空紡と、その少女の幽霊・化野柚希を中心に、殺人鬼Sの影を追う物語。物語は学園の屋上での再会から動き出し、紡が背負う罪と柚希の復讐が同じ方向を向く。月の欠けた場所にいるム責任なウサギたちも関わり、校内で起きた出来事は、目に見えない領域の気配へつながっていく。少年と少女の関係、死者になった人物の事情、Sをめぐる追跡が少しずつ重なり、本編はその接点をたどりながら進む。現代の学園劇と伝奇要素が並ぶ構成になっている。日常の会話、復讐の依頼、異界側の存在の出入りが同時に進み、物語の焦点が関係性と事件の両方に置かれる。

構造レビュー

こんな人におすすめ

  • AI分析(あらすじ)

    復讐劇や幽霊との共闘、学校を起点に異界へ広がる物語を読みたい人。

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • ボカロ原作の枠にとらわれず、曲の世界観を土台にした創作として読める。
  • 主人公とヒロインの掛け合いに作者らしい軽妙さがある。
  • ラブコメ寄りのやりとりを楽しめる。
  • 原曲を知っていても、別物として受け止めやすい構成。
  • 楽曲ファン向けの要素を残しつつ、小説として読ませる意識が見える。

こんな人におすすめ

  • 原曲の再現よりも、曲をもとにした二次創作的な広がりを求める人。
  • 作者買いで、会話劇やラブコメの空気感を楽しみたい人。
  • ボカロ原作ノベライズに強い期待を置かず、軽めに読みたい人。
  • 原曲への思い入れが強すぎず、作品を切り分けて読める人。

人を選ぶポイント

  • 原曲の歌詞やMVを忠実に物語化した内容を期待すると物足りない。
  • ノベライズとしてのまとまりや熱量に不満を感じる読み手がいる。
  • 作品によってはやっつけ感や不自由さを覚える可能性がある。
  • 楽曲ファンほど、原作との距離感に引っかかる場合がある。

テンポ・読後感

  • 軽快な会話で進むラブコメ寄りの読み味。
  • コテコテ感のある展開が入りつつ、テンポは比較的読みやすい。
  • 曲の雰囲気を借りた創作として、肩の力を抜いて読める。
  • 作品全体は重厚さよりも気軽さが前に出る。

キャラクターへの評価

  • 主人公とヒロインのやりとりが見どころになっている。
  • キャラ同士の掛け合いに作者らしさが出ている。
  • 原曲の印象よりも、小説内の人物関係の楽しさが印象に残る。
  • 物語の推進力はキャラクターの会話や距離感にある。

巻一覧

ム責任集合体(1)
2025年6月 ISBN 9784046848888
この巻のあらすじ

僕、絵空紡(えそら・つむぐ)は自分勝手な人間だ。そして僕のム責任で最悪な行動が、一人の女子高生を「殺して」しまった。もう死ぬしかないーーこんな最低な僕が学校の屋上から身を投げ出した時、彼女は現れた。 「お願い、あたしの復讐に付き合って!」 それは僕の選択で死んでしまったはずの女の子・化野柚希(あだしの・ゆずき)。 彼女は「最強の幽霊」となり、彼女を本当に殺した凶悪殺人鬼・Sを倒すために、僕を復讐の相棒に選んだんだーーこれは、月の欠けた場所に棲むム責任なウサギたちと少年と少女を巡る物語。そして僕が「最悪で最高なヒーロー」になるまでのお話だ。

星評価・感想

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