吸血殲鬼ヴェドゴニア
判定なし
基本情報
- 著者
- 虚淵玄 (ニトロプラス)
- イラスト
- 山田秀樹
- レーベル
- 角川スニーカー文庫
- 刊行年
- 2003
- 巻数
- 2巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- BOOK☆WALKER: 1巻まで
『吸血殲鬼ヴェドゴニア』は、吸血の傷を負った青年・惣太が、闇の眷属に襲われる中で不死の力を得て戦う伝奇バトル作品。舞台は現代の都市圏で、日常の裏に吸血鬼的な異形や惨劇が潜む構図が置かれている。物語は、変質していく自分の身体と力を抱えた惣太が、周囲の被害と向き合いながら戦い続ける流れで進む。シリーズは2冊構成で、前半の『WHITE NIGHT』と後半の『MOON TEARS』が同一主人公の物語としてつながっている。続編側では、惣太の不死の力と周囲の惨劇がさらに前景化する。なお、外伝・短編の情報は示されていない。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 仮面ライダー的な変身と戦いの骨格がはっきりしていて、ダークヒーローものとして読みやすい。
- 吸血鬼や人外の設定が作り込まれており、暴力性と悲哀が同時に立ち上がる。
- 武器、拘束具、バイクなどの意匠が印象的で、ビジュアル面の強さがある。
- 男同士の執着や情念が濃く、硬質なハードボイルド感と相性がいい。
- 原作ゲームの複数ルートをまとめた構成として、ノベライズならではの再編集の妙がある。
こんな人におすすめ
- 仮面ライダーや特撮系の熱量を小説で味わいたい人。
- 吸血鬼もの、人外もの、ダークヒーローものが好きな人。
- 虚淵玄作品の空気感や、厨二寄りの濃い文体を楽しめる人。
- 学園伝奇やサイバーパンク、ハードボイルド要素の混ざった作品が好みの人。
- 原作ゲーム未プレイでも、ノベライズとしてまとまった物語を読みたい人。
人を選ぶポイント
- 2000年代初頭らしい古さや、やや厨二寄りの言い回しが気になる場合がある。
- 戦闘描写は臨場感より説明の細かさが前に出て、テンポが重く感じられることがある。
- 全ルート統合の性質上、ゲーム版の分岐や細部をそのまま期待すると物足りなさが残る。
- 文字やフォント演出に読みづらさを感じる人がいる。
- 物語の結末や人物の選択に余韻が強く、すっきりした後味だけを求めると合わない。
テンポ・読後感
- 序盤は王道寄りで進み、読みやすさが先に立つ。
- 中盤以降に悲哀や葛藤が濃くなり、終盤で深みが増す。
- 全体としてはサクサク進むが、場面によっては淡々と感じられる。
- ダークで重い空気の中に、熱さと美しさが差し込。
- ラストは余韻重視で、感動や切なさが残りやすい。
キャラクターへの評価
- 主人公は普通で善良だからこそ、巻き込まれる悲劇性が際立つ。
- 男たちは執着や美学が強く、硬派なのにどこか女々しい湿度がある。
- ヒロイン像は一枚岩ではなく、想定と違う受け取られ方をする人物もいる。
- 敵側にもかっこよさがあり、単純な悪役として消費されにくい。
- 相棒ポジションの存在感が強く、関係性の熱で印象が残る。
巻一覧
吸血殲鬼ヴェドゴニア WHITE NIGHT
この巻のあらすじ
「なんだこの傷は……!?」ある日惣太が目覚めると、首筋に大きな傷跡がふたつ。そう、なにかに「咬まれた」ような。その日から惣太を襲う闇の眷属。残虐な殺戮鬼と化した惣太が戦いの果てにみるものは……!?
吸血殲鬼ヴェドゴニア MOON TEARS
この巻のあらすじ
友人が、仲間が、次々に惨劇に巻き込まれていく……。不死の力を手に入れた惣太だったが、絶望の淵に追い込まれる。俺の力は誰も救えないのか……。虚淵玄が送るピカレスクロマン、待望の続編!
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