『山姫アンチメモニクス』は、記憶を抜く力を持つ山姫一族の姉妹と、彼女たちに関わる中学生カズキを中心にした短編連作シリーズ。舞台は現代の町で、山姫の里を出た風花が「悩みは嫌な記憶を抜けば解決する」と思い込み、周囲に次々と騒動を起こします。カズキは翠とともに事件を追い、記憶を戻す側と抜く側の対立や、日常に入り込む異能の扱いに巻き込まれていきます。各話は独立した騒動を軸に進み、姉妹の関係、外部から来る人物、山姫一族の設定が少しずつ広がります。2巻では皆本一族の剣士やアメリカから来た山姫も登場し、登場人物の範囲が広がります。短編連作として、記憶操作をめぐる騒動と人間関係を積み重ねる構成です。

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  • AI分析(あらすじ)

    - 現代伝奇の設定を読みたい人 - 記憶操作を扱う物語に関心がある人 - 短編連作で人物関係が広がる作品を探している人

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 記憶を扱う一族という設定が目を引く。
  • 短編集で、軽めに読み進めやすい。
  • 毎話の騒動の作り方に変化があり、飽きにくい。
  • いつもの作風とは違う一面が見える点が新鮮。
  • イラスト面でも印象に残りやすい。

こんな人におすすめ

  • 記憶操作や特殊能力ものが好きな人。
  • 短編形式でテンポよく読みたい人。
  • ライトな雰囲気の中に少し変わった設定を求める人。
  • 作者の別作品を読んでいて作風の幅を見たい人。

人を選ぶポイント

  • 2巻完結で、物語を長く追いたい人には物足りない。
  • キャラ同士の関係をじっくり見たい場合は展開が早め。
  • 恋愛や対立の掘り下げを期待すると、やや未消化に感じやすい。
  • 1話ごとの型があるため、強い変化球を求めると合わない。

テンポ・読後感

  • 短編集らしくさらっと読める。
  • 1話ごとに記憶をめぐる騒動が起きる軽快な流れ。
  • 重すぎず、読み口は比較的やわらかい。
  • まとまりはあるが、巻数が少なく駆け足感もある。

キャラクターへの評価

  • 記憶を吸い出す姉が物語の中心で、強い存在感がある。
  • 新キャラのイヅナは印象に残るが、扱いにやや不憫さがある。
  • 翠との関係は気になるが、深く動く前に終わる印象。
  • キャラの掛け合いより、設定と事件の面白さが前に出る。

巻一覧

山姫アンチメモニクス
2005年8月 ISBN 4840231311
この巻のあらすじ

平凡な中学生・篠原カズキの前に現れた、不思議な美少女・山姫翠。彼女は男性を魅了し、その記憶を操る『山姫一族』の末裔と名乗り、山姫の里を抜け出した姉、風花を追ってきたという。常識が無いうえ思いこみが異常に激しい風花は「人の悩みを解決するには、イヤな記憶を抜けばいい」と思いこんでいる。このままでは町の人々の記憶が危ない!翠と共に風花を捜すカズキだったが、「アパートのトイレ掃除がイヤ」という“悩み”を風花に知られ、トイレに関する一切の記憶を抜かれてしまい…。ギャグ満載の短編連作シリーズ第1弾。

山姫アンチメモニクス 2
2005年12月 ISBN 4840232377
この巻のあらすじ

人間の記憶を抜くことの出来る風花と、その記憶を戻すことの出来る翠―二人は『山姫』一族の末裔の姉妹だった。彼女たちと出会ったことから、平凡な中学生カズキの生活は一変する。「悩みを解決する=イヤな記憶を抜けばいい」と思いこんだ風花が次々に起こす事件を解決して回る翠とカズキの間には、いつしか微妙な感情が生まれるが…。人里へ下りた『山姫』を退治する使命を持った皆本一族の少年剣士・イヅナ、アメリカから来た「山姫を超えた山姫」グレート山姫などなど、今回も無茶なキャラ満載で贈るシニカルコメディ短編連作、シリーズ第2弾。

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