男子校に通う伊藤大治郎が、深夜のレンタルビデオ店で出会った少女・灰島小春と夜だけの交流を重ねるところから始まる、超能力を軸にした青春ラブコメです。小春は研究施設で暮らす超能力者で、外出や交友に制約を抱えています。大治郎は彼女の事情に巻き込まれながら、学園や施設の事情、能力の違いによる騒動に向き合っていきます。物語は、日常の会話や外出先での出来事に、念動力や能力のコピーといった異能要素が重なる形で進みます。シリーズ全体では、二人の関係を中心に、超能力者たちの共同体と学園をまたぐ出来事が広がっていきます。続編では、人物の入れ替わりや偽者をめぐる状況が加わり、関係性と異能の扱いがさらに前面に出ます。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- スケベな男子高校生と、施設育ちの超能力少女という組み合わせが新鮮。
- ボーイミーツガールの王道を押さえつつ、少し寂しさのある空気が入る。
- 文章が読みやすく、軽快に進むので気楽に読める。
- 友人たちの掛け合いがバカバカしく、ギャグとして楽しめる。
- 変わった設定を使いながら、初々しい恋愛の距離感を描くところが印象に残る。
こんな人におすすめ
- ちょっと変化球のある青春ラブコメを読みたい人。
- すれ違い多めの初恋ものや、しんみりした空気感が好きな人。
- エロ寄りの主人公や、勢いのある掛け合いを楽しめる人。
- 超能力設定よりも、男女の距離感や会話劇を重視する人。
- さらっと読める一冊を探している人。
人を選ぶポイント
- 中盤以降で雰囲気が大きく変わり、戸惑う読者が多い。
- 合コンまわりの展開は好みが分かれやすい。
- 超能力設定の使い方が雑に感じられる場面がある。
- 恋に落ちる流れやクライマックスのまとまりに物足りなさが残る。
- 1巻としてはエピソード不足、駆け足感を指摘する声がある。
テンポ・読後感
- 序盤は王道寄りで、テンポよく読み進めやすい。
- 中盤までは甘さと初々しさが前に出て、軽いニヤニヤ感がある。
- 途中からギャグ色やゲスめの空気が強まり、印象が変わる。
- 全体としてはあっさりめで、重すぎず軽すぎずの読後感。
- ほんのり寂しさのあるラブコメとして受け取られている。
キャラクターへの評価
- 大治郎はスケベで暴走しがちだが、素直さや勢いが好感につながっている。
- 小春は世間知らずでロマンチック、恋愛初心者らしい不器用さが目立つ。
- 2人の恋愛観のズレが、物語の緊張感と面白さを作っている。
- 友人キャラや周辺の男子たちがバカで、掛け合いの笑いを支えている。
- 一方で、特定キャラへの反感や、恋愛動機の弱さを気にする声もある。
巻一覧
この巻のあらすじ
ボンクラ男子に超能力少女の恋が覚醒?
「あの……このDVD、一緒に借りていただけませんか?」――男子校に通う伊藤大治郎は深夜のレンタルビデオ店で、ひとりの少女に“逆ナン”される。これをきっかけに、少女と散歩友達となり楽しい時をすごす大治郎だったが、会うのはいつも夜中に限定されることに疑問を感じていた。いや、それ以上に異常を感じることも。彼女と一緒にいると、触れてもいないのに物が動く、破裂するなど不可思議な現象が起こるのだ……。じつは、彼女――灰島小春は、幼い頃に特殊な力が覚醒した少女たちとともに、世間から隔離され研究施設で暮らす超能力者だった。夜な夜な施設を抜け出しては、町を冒険するのを密かな楽しみとしていた。ところが、同じ施設の仲間に無断外出を見つかった小春は、このことをバラさない条件として合コンを開くことを強要される。そこで仕方なく、大治郎に合コンのセッティングを頼む小春だったが……。
第9回小学館ライトノベル大賞優秀賞を受賞したデビュー作『あの夏、最後に見た打ち上げ花火は』が、第2回「ライトノベル・フロントライン大賞」大賞を受賞! 期待の作家・助供珠樹のデビュー第2弾は、ボーイ・ミーツ・サイキックガールな青春ラブコメ!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
小春と大治郎愛の逃避行!追跡者は小春!?
物語は1巻のエンディングの直後から始まる――思い出のレンタルビデオ店で小春と再会を果たした大治郎。今度こそは彼女に嫌われないようスケベ心を抑えることを誓う大治郎だったが……。そろって店を出た二人の前に、ひとりの少女が立ちはだかる。「大治郎!その女から離れて!」。そう叫ぶ少女の顔を見て大治郎は驚愕する。その少女もまた小春だったのだ。「そいつは私の偽者よ!」。突如始まる、小春VS小春の念動力バトル。やがて小春は逃亡、もう一方の小春も学園の関係者に連れられてその場を去り、あとには何が何だか分からない大治郎だけが残された……。
数日後、大治郎の自宅に小春がやって来る。自分こそが本物の小春で、偽者の小春の正体は他人の外見と能力をコピーする力を持つ生徒“三枝ゆきね”なのだと主張する。学園から逃亡し行くあてのない自称・小春を匿う大治郎だったが、実はその一方で、彼はもう一方の小春からも偽者が接触してきたら確保するように頼まれていたのだった……。一体どちらが本物の小春なのか? 事態は学園を巻き込んだ大騒動へと発展していく! サイキック青春ラブコメ第二弾!
※「ガ報」付き!
※ガガガ10周年電子特典!シリーズ既刊すべてのカバーイラスト付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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