十二歳の夏を迎えた少年たちの“心”が、三十年先と三十年前へそれぞれ飛ばされる二冊構成のシリーズ。嵯峨愁は未来の自分の息子ナツキの少年時代へ、嵯峨ナツキは過去の父愁の少年時代へ入り込み、同じ年頃の視点から別の時代を見つめる。二つの物語は同時刊行で対応しており、片方では愁と雪見麻百合、もう片方ではナツキと緑原瑠依が中心になる。どちらも学校生活の中に、相手側の時代へつながる秘密が差し込まれ、過去と未来、恋愛と親子の関係が交差する。

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  • AI分析(あらすじ)

    心の入れ替わりや時間越えの恋愛、親子のつながりを読むのが好きな人。

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • タイムリープと入れ替わりを軸に、恋愛・ミステリー・サスペンスが一冊にまとまっている。
  • 2冊を通して読むと、片方だけでは見えない事情やつながりが補完される構成になっている。
  • 伏線回収や仕掛けの整理がうまく、複雑な設定でも筋が通って読める。
  • 切ない恋と読後の温かさが両立していて、重すぎず余韻が残る。
  • 事件要素が物語の緊張感を支えつつ、感情面のドラマも強い。

こんな人におすすめ

  • タイムトラベルやパラドックスものが好きな人。
  • 恋愛だけでなく事件や謎解きも楽しみたい人。
  • 2冊セットの構成や視点違いの物語を味わいたい人。
  • 切なさのある青春小説を読みたい人。
  • 先の展開を考えながら読むのが好きな人。

人を選ぶポイント

  • 設定や人物関係が入り組んでいて、最初は把握しづらい。
  • 2冊を合わせて読む前提の印象が強く、単独だと物足りなさが出やすい。
  • 事件要素の強さや緊張感は巻によって差がある。
  • 展開に細かな違和感やご都合感を覚える読者もいる。
  • 主人公の言動が大人びて見え、年齢感に引っかかる場面がある。

テンポ・読後感

  • 序盤から設定説明と出来事が重なり、情報量は多め。
  • 進行は軽快で、恋愛と謎解きが交互に読ませる。
  • 全体の空気は切なさが強いが、読後は暗くなりすぎない。
  • 2冊目まで読むと、点だった描写が線につながる感覚がある。
  • 事件パートはハラハラ感、恋愛パートは初々しさと余韻が残る。

キャラクターへの評価

  • ナツキは中学生らしさよりも落ち着きや判断力が目立つ。
  • 愁はナツキ編と合わせて読むことで印象が立体的になる。
  • 瑠衣は淡く切ない恋の相手として強く印象に残る。
  • 麻百合は物語の鍵として気になる存在になっている。
  • 脇役や家族の配置も含めて、人物関係のつながりが見どころになっている。

巻一覧

そして、その日まで君を愛する
2019年3月 ISBN 9784049124811
この巻のあらすじ

十二歳の夏を過ごしていた少年・嵯峨愁。しかし、彼はあるとき“心”だけが三十年後に飛ばされ、将来生まれるという自分の息子・ナツキの少年時代の心と入れ替わってしまう。 途方に暮れる愁に、そっと寄り添う不思議な少女・雪見麻百合。彼女にはある秘密があってーー。 「偶然じゃなくて、運命なのかもしれませんよ?」 長い長い時を超えて紡がれる大きな愛の回想録。--物語は同時刊行の『あの日の君に恋をした、そして』に続く。

あの日の君に恋をした、そして
2019年3月 ISBN 9784049124828
この巻のあらすじ

十二歳の夏を過ごしていた少年・嵯峨ナツキ。しかし、彼はある事故をきっかけに“心”だけが三十年前に飛ばされ、今は亡き父親・愁の少年時代の心と入れ替わってしまう。 途方に暮れるナツキに、そっと近づく謎のクラスメイト・緑原瑠依。彼女にはある秘密があってーー。 「実は……ナツキくんに言わなきゃいけないことがあるの」 長い長い時を超えて紡がれる小さな恋の回想録。--物語は同時刊行の『そして、その日まで君を愛する』に続く。

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