いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂
- 著者
- 似鳥航一
- イラスト
- わみず
- レーベル
- メディアワークス文庫
- 刊行年
- 2020-2023
- 巻数
- 7巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで
東京・浅草の老舗甘味処「栗丸堂」を舞台に、無愛想だが腕の確かな若店主・栗田と、和菓子店の令嬢・葵を中心に物語が進むシリーズ。客の持ち込む相談や人探し、近所の和菓子屋との競合、茶道家への茶菓子づくり、葵の両親との面会、京都や横浜で起こる騒動、祖父の味の再現、和菓子職人の大会などを通して、店の仕事と家族や周囲との関係が積み重なる。浅草の季節の移ろいを背景に、ひなあられ、八ツ橋、大学芋、月餅、ちんすこうなどの菓子が各話の手がかりになっていく。物語は店の再開や一時休業から始まり、和菓子の銘菓や季節行事を軸に、浅草の日常と職人仕事が並行して描かれる。各巻で扱う菓子や依頼先が変わり、同じ店を起点にしながら舞台が広がる。終盤では和菓子職人の大会が前面に出て、店の将来と二人の関係が並んで進む。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 下町の和菓子店を軸にした、食べ物の描写と人情味が読みどころ。
- 栗田と葵の掛け合いが安定していて、距離感の変化も追いやすい。
- 和菓子の由来や作り方、土地ごとの菓子文化が自然に入ってくる。
- 謎解きとお菓子の話が一体になっていて、軽く読めるのに満足感がある。
- ライバルや脇役にも背景があり、対決ものとしても楽しめる。
こんな人におすすめ
- 甘いものや和菓子が好きで、読んでいる間に食べたくなる作品を求める人。
- ほのぼのした恋愛要素と、少しずつ進む関係性を楽しみたい人。
- 下町情緒や人情話、店と人のつながりを味わいたい人。
- 連作短編や、1話ごとに小さな謎を解く形式が合う人。
- トーナメント戦やライバル対決の熱さも欲しい人。
人を選ぶポイント
- 途中から旅行や大会の比重が増え、浅草の店を中心にした雰囲気は薄まる。
- 和菓子の蘊蓄や説明が多く、食べ物の知識に興味がないと長く感じやすい。
- 恋愛の進展はゆっくりで、じれったさが残る展開が続く。
- 一部の脇役や事件の流れは、回りくどい・不要に感じられる場面がある。
- 家柄や格差をめぐる対立は、古臭さや面倒さを強く感じやすい。
テンポ・読後感
- 基本は軽快で読みやすく、会話のテンポに勢いがある。
- ほのぼのした空気の中に、事件や対決の緊張感が差し込まれる。
- ギャグや脱力感がありつつ、菓子の話になると急に熱量が上がる。
- 旅先や大会編では、日常感よりも冒険味やバトル感が強まる。
- シリーズ後半は、積み重ねた関係性の安心感と最終局面の高揚感がある。
キャラクターへの評価
- 栗田はまっすぐで、店や仲間を大事にする姿が好感を持たれている。
- 葵は鋭さと天然さの両方があり、気づきの早さが印象に残る。
- 2人のコンビは安定感があり、協力場面での信頼が強い。
- ライバルや脇役は、敵役でも背景が見えると応援したくなる。
- 父親や家柄まわりの人物は、圧の強さや古い価値観で印象が割れやすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
東京、浅草。下町の一角に明治時代から四代続く老舗『甘味処栗丸堂』はある。 端整な顔立ちをした若店主の栗田は、無愛想だが腕は確か。普段は客が持ち込む騒動でにぎやかなこの店も、訳あって今は一時休業中らしい。 そんな秋口、なにやら気をもむ栗田。いつもは天然なお嬢様の葵もどこか心配げ。聞けば、近所にできた和菓子屋がたいそう評判なのだという。 あらたな季節を迎える栗丸堂。葉色とともに、和菓子がつなぐ縁も深みを増していくようで。さて今回の騒動は?
この巻のあらすじ
冬の足音が近づく晩秋の浅草。晴れて営業再開となった栗丸堂には、ふわりと微笑む和菓子のお嬢様と、苦い顔をした若主人の姿があった。 それもそのはず、伝統ある茶道家・白鷺流宗家から関西支部の客人を饗す茶菓子の用意を頼まれたのだ。浅草に軒を構えたばかりのライバル店「夢祭菓子舗」の主も同じ依頼を受けているという。 和菓子をめぐる騒動は、秋の空のようにころころとその表情を変えーー。にぎやかであたたかい、おいしい人情物語をどうぞ。
この巻のあらすじ
白い沫雪がちらつき、町を彩る赤に薄化粧を施す元旦の浅草。美しい着物姿の葵を前に、栗田の心臓は早鐘を打っていた。それもそのはず、この日は赤坂鳳凰堂社長とその妻ーー葵の両親と初めて顔を合わせる初詣の約束があったのだ。 葵に対する純粋な想いとは裏腹に、父からの一言に引け目を感じてしまう栗田。やがて葵との間に大きな溝が生まれてしまい……。 にぎやかな新春の浅草に浮かび上がる光と影。さて、今回の騒動はいかに?
時を重ねて味わいを増す、恋と和菓子の物語。
この巻のあらすじ
もうじき桜が咲きそうな三月の浅草。葵の父・義和に二人の交際を認めさせるため、決意を新たにする栗田。 そんな折、二人は想像もしない事件に巻き込まれてしまうーー。向かった先は、古都・京都。なんでも、鳳凰堂の支店でとある謎めいた事件が起こったのだという。居ても立っても居られず、新幹線に飛び乗る葵たちだったが……。 花冷えのする京都で繰り広げられる、人と和菓子をめぐる大騒動。それは、やがて散る桜のように、鮮やかさと儚さを併せ持っていて。
シリーズ累計40万部突破のベストセラー! 笑って泣ける下町のおいしい人情物語第4弾が登場。
◆目次 ひなあられ 6 八ツ橋 117 平安の和菓子 199
◆あらすじ 葵の父・義和に二人の交際を認めさせるため、決意を新たにする栗田。そんな折、二人はある事件に巻き込まれる。向かった先は古都・京都ーー。春浅し京の町で出会う、みやびやかな和菓子といけずな人々とは……!? ひなあられ 6 八ツ橋 117 平安の和菓子 199
この巻のあらすじ
葉桜が雨に映える東京、浅草。栗田は葵の父に認めてもらうべく和菓子職人の大会優勝に向け、今日も葵と二人、自分たちの味を模索していた。 しかし栗丸堂にかかってきた一本の不思議な電話から人探しが始まる。心当たりを探して街を歩くうち、栗田は気にかけていた人物とばったり出会うことになるーー。 やさしい甘さの和菓子の中に、それぞれの人が見つけた大切なものとは? 吾妻橋のたもとの傘の中、栗田と葵の二人の距離も縮まって……。
◆目次◆ 栗どら焼き 大学芋 月餅 栗どら焼き 6 大学芋 108 月餅 185
この巻のあらすじ
梅雨空の東京・日比谷のホテルの宴会場。菓子職人の大会準決勝を前に、出場者が一堂に会し記者会見が催されていた。全国から集まった一癖も二癖もありそうな強豪たちの中で、栗田と葵は決意を新たにする。 一方、栗丸堂には栗田の祖父が作った和菓子を求め、ある人物が訪ねてきた。かつて、一口食べて心を動かされたという祖父のものと同じ味の和菓子を食べたいと言う。 栗田は五十年前の味を再現しようと祖父の友人を訪ねるのだがーー。 シベリア 海軍の和菓子 ちんすこう 黒い和菓子
この巻のあらすじ
和菓子がつないだ幸せの甘さをおすそ分け
江戸情緒漂う人情の町ーー東京、浅草。その賑やかな昔馴染みのご近所さんたちの熱い声援を受けつつ、栗田はある決意を胸に、和菓子職人の大会の優勝を目指して葵とともに大会に挑む。 準決勝に勝ち残った四チームはいずれも強豪ばかりで、そのなかには因縁の相手、上宮もいる。去来するそれぞれの思惑を胸に、闘いの幕は切って落とされた。二人の未来を信じて、栗田と葵は渾身の和菓子を作り上げるがーー。 おいしい和菓子でつながれたシリーズ、ついに完結! せんべい 華幻コウ 聖徳の和菓子 祝福の和菓子
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