『ゴーストフィルム』は、妹の部屋に居候する伊佐屋古森と、彼を気にかける後輩大学生・羽利田和希が、心霊スポットで動画を撮影していく現代ホラー作品。古森が思いついたのは、廃墟や事故物件などを回って撮影し、サイトに上げて小遣いを得るという計画で、そこに羽利田が同行する。霊を信じていない二人が、狐面や心霊スポットの現場へ入っていくうち、映像の中に本物の怪異が現れる。動画撮影の段取りと現場での異変、二人の軽口と反応を軸に、身近な場所へ入り込む怪異を追う一冊で、伊佐屋古森の居候生活と羽利田和希の立ち回りが対になって見える。

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  • AI分析(あらすじ)

    心霊スポットや怪異の出る現代日本を舞台にした話を読みたい人、男二人の掛け合いがあるホラーに関心がある人。

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 心霊動画撮影を軸に、ホラーと日常ミステリーがほどよく混ざる。
  • 廃墟、事故物件、呪いの面など、場面ごとの怪異ネタが印象に残る。
  • 謎を全部説明しきらず、余韻やゾクリとする終わり方が効いている。
  • 古森と後輩の掛け合いが軽妙で、怖さの合間に読みやすさがある。
  • 章ごとの再生回数や広告収入の記載など、ネット動画らしい仕掛けが面白い。

こんな人におすすめ

  • 軽めのホラーとミステリ風味を一緒に楽しみたい人。
  • じわじわ来る怖さや、説明しすぎない余白が好きな人。
  • ダメ人間主人公の情けなさを笑いに変えて読める人。
  • 先輩後輩の会話劇や、キャラの掛け合い重視で選びたい人。
  • 夏にサクッと読める怪談寄りの作品を探している人。

人を選ぶポイント

  • かなり怖さを期待すると、ホラーとしては物足りなく感じやすい。
  • 作品全体の方向性がホラー、ミステリ、コメディで散って見える。
  • 主人公のクズさや怠惰さが強く、好感を持ちにくい。
  • 事件や怪異の説明が薄めで、すっきりした解決を求めるとモヤモヤが残る。
  • 連作短編としては話ごとの濃淡があり、まとまりの弱さを感じやすい。

テンポ・読後感

  • 文章は軽快で、すらすら読めるテンポ。
  • 会話の掛け合いが多く、重苦しさよりも小気味よさが先に立つ。
  • じわっと怖さが入り込む場面があり、油断すると急に冷える。
  • 全体はゆるめだが、要所で不気味さやリアルさが出る。
  • 余韻を残す終わり方が多く、読後感はすっきりしすぎない。

キャラクターへの評価

  • 古森はダメ人間ぶりが突き抜けていて、情けなさと図太さが同居する。
  • 後輩の羽利田はツッコミ役として機能し、相棒感が強い。
  • 妹は兄への厳しさと面倒見のよさが目立ち、存在感がある。
  • 珀菜は癒し枠として好意的に受け止められている。
  • 玄は何者か気になる立ち位置で、脇役以上の印象を残す。

巻一覧

ゴーストフィルム 〜古森先輩の、心霊動画でも撮りに行きませんか?〜
2016年7月 ISBN 9784048922838
この巻のあらすじ

廃墟、狐面、事故物件……心霊動画で小遣い稼ぎ!? おいちょっと待て、これ本物じゃーー

妹の部屋に居候中の伊佐屋古森。ニートで怠け癖のある彼は、心霊スポットで動画を撮影し、サイトにUPしての小遣い稼ぎを思いつく。古森の背を押したのは、後輩の大学生羽利田和希。生真面目な彼は、高校時代世話になった古森を放っておけなかったのだ。 そんなこんなで男二人、心霊スポットを訪れることに。霊を信じていない二人だが、撮影した動画に映っていたのは……。 「古森先輩、これマジでヤバくないですか」「大丈夫だろ。俺ニートだし。失うモノないし」「ってそうじゃなくて、本物の幽霊ですよ!」 古森先輩と羽利田後輩による、ゆるコワ動画撮影日誌。

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