一度死んで冥府の屍人姫となった皇女・宵華が、冥府の都を舞台に新たな王との関係を軸に動く中華風ファンタジーです。生前は病弱で短い生を終えた宵華が、最強の屍人として冥府へ現れ、伝説の英雄に憧れる勢いのまま王城へ向かうところから物語が始まります。相手となる冥府の王・ほう都真君は、噂とは異なり無気力で職務放棄気味の人物で、二人は利害の一致から形だけの夫婦になります。冥府の制度や英雄譚の伝承を背景に、宵華の行動力と真君の事情が交差しながら、冥府の都での関係と出来事が広がっていきます。現時点では単巻構成です。冥府の都、英雄の伝承、屍人としての身体を軸に、夫婦関係と王城の事情が物語の中心になります。なお、続編・外伝・短編の情報はありません。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 病弱だった皇女が冥府で屍人となり、元気いっぱいに動き回る設定が新鮮。
- ぐうたらな冥府の王と、暴走気味のヒロインの掛け合いが軽快で笑える。
- 中華風の冥府世界で、宮中の事件や仕事をめぐるドタバタがテンポよく進。
- 仕事嫌いの王が少しずつ立ち直っていく流れが読みやすく、後味も明るい。
- 青頼をはじめ脇役も個性が立っていて、場面ごとの賑やかさが強い。
こんな人におすすめ
- 明るめの中華ファンタジーや、わちゃわちゃした夫婦漫才が好きな人。
- シリアス一辺倒より、軽妙な会話とコメディ感を重視したい人。
- しっかり者のヒロインが主導して物語を動かす展開が好みの人。
- 仕事しないヒーローが少しずつ変わる再起ものを読みたい人。
- さくっと読める、勢いのあるラノベを探している人。
人を選ぶポイント
- ヒーローの怠惰さや仕事放棄がかなり目立つため、序盤はストレスに感じやすい。
- ヒロインの行動力が強く、暴力的なノリが苦手だと合わない。
- 恋愛は控えめで、甘さより掛け合いと騒がしさが中心。
- 物語の核心に触れる正体や過去は、はっきり明かされない部分が残る。
- 重厚な宮廷劇や緻密な政治劇を期待すると、軽さが先に立つ。
テンポ・読後感
- 勢いがあり、ノリよく一気読みしやすい。
- 基本は明るく賑やかで、読後感も軽い。
- ドタバタ感が強く、会話のテンポで引っ張るタイプ。
- シリアスな空気より、コメディと冒険のバランスが前面に出る。
- だれた空気から少しずつ前向きになる流れが心地よい。
キャラクターへの評価
- 宵華は芯が強く、元気で猪突猛進な可愛さがある。
- 真君は無気力でヘタレ寄りだが、変化していく過程が印象に残る。
- 二人の関係は恋愛一直線というより、騒がしく支え合う夫婦未満の距離感。
- 青頼は秘書官としての存在感が強く、意外性のある立ち回りが目を引く。
- 脇役まで個性が濃く、キャラの掛け合い自体を楽しむ読者が多い。
巻一覧
この巻のあらすじ
一度死んで冥府の姫となった宵華の冒険譚!
「わたしは宵華。人は屍人姫(しびとひめ)と渾名する」 冥府の都・ほう都に流星の如く現れた、愛と正義の英雄は、鬼神の如き強さを持つ十三歳の少女。数百年前に実在したといわれる伝説の英雄・焔崇(えんすう)の大ファンを自認する暴力系女子だ。しかし実のところ生前の宵華はといえば、穹国の第二皇女でありながら、病弱すぎてあっという間に死んでしまう、かわいそうな姫君だった。さて、前のめり気味に最強屍人(=ゾンビ)となった宵華には「冥府の王に嫁入りする」という大きな目標があった。噂ではその王様はとんでもない美形で、文武両道に優れた完全無欠の英雄らしい。ヒーローが大好物な宵華は意気込んで王城へ向かうが、先代の英雄「東嶽大帝」から理由あって代替わりしたばかりの、新しい冥府の王「ほう都真君」は、職務放棄も甚だしい、すこぶる無気力な《働いたら負けだと思っている》駄目男だった。予想外の人物像にドン引きの宵華だが、この真君、ただのサボりキングではなさそうで? 諸般の事情により互いの利害が一致してしまった冥府の王と屍人姫は、ひとまず形ばかりの夫婦となった。 ノンストップ中華風ファンタジー、ここに開幕!
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