D-Gravity ―ディー・グラヴィティ―
- 著者
- 穂篠一
- イラスト
- おひりか
- レーベル
- T-LINE NOVELS
- 刊行年
- 2015
- 巻数
- 1巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで
女子大生リルが、指導教官の不可解な死をきっかけに、緑色の気体《D》と呼ばれる現象の正体を追う物語。舞台は、異常な死亡事故が続き荒廃した《不適地区》と、そこに関わる《Ω都市計画社》の動きが見える近未来的な都市圏で、個人の記憶と都市の事情が事件に結びついていく。中心人物は、幼い頃に父を同じ現象で失ったリルと、行動を共にする友人の由加。物語は、目撃した現象の手がかりをたどりながら、少年グループや組織の思惑に巻き込まれていく構成で進む。シリーズは現時点で1巻構成で、単巻の事件を軸に世界の事情が示される。1巻完結として読める形で、続編や外伝の情報はない。 短評や概要ではなく、作品内容の整理としては、怪異の正体、都市の管理、個人の過去が交差する点が中心になる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 冒頭から謎が提示され、事件の真相や人物の正体を追うミステリー寄りの引きが強い。
- 現実離れした設定や専門用語が多く、SFっぽい雰囲気を楽しめる。
- 断片的な情報をつなぎながら読み進めるタイプの構成で、考えながら読む面白さがある。
- 先の展開が読みにくく、意外性のある流れを求める読者には刺さりやすい。
こんな人におすすめ
- 謎解きや設定考察を楽しみたい人。
- 難しめの用語や説明の多い作品でも雰囲気重視で読める人。
- すっきりした答えより、読後に考え込む余韻を求める人。
- キャラクターよりも世界観や仕掛けを重視する人。
人を選ぶポイント
- 専門用語や説明が多く、内容を追いにくい。
- 物語の全体像がつかみにくく、置いていかれる感覚が出やすい。
- 重要そうに見える人物の出番が少なめで、期待とのズレがある。
- 結末まで読んでも疑問が残りやすく、モヤモヤが残る。
テンポ・読後感
- 序盤から謎が続き、情報を少しずつ積み上げる進み方。
- 説明や用語が多く、テンポは軽快というより密度重視。
- 終盤で一気に整理されるが、理解しきれないまま終わる印象もある。
- すっきり完結より、混乱と余韻が残る読後感。
キャラクターへの評価
- リルは出来事の中心にいて、謎を追う役回りとして印象に残る。
- セカイは見た目や存在感への期待が大きいぶん、出番の少なさが気になる。
- 登場人物の関係や役割が説明不足に感じられ、掴みにくい。
- キャラの魅力より、何者なのかを考えさせる配置が目立つ。
巻一覧
この巻のあらすじ
女子大生リルは指導教官の奇怪な死に遭遇する。なんの前兆もなく、体をのけ反らせ背骨を粉砕されて死に至る……何とも不可解な死。事件直前、リルは 現場で生き物のように動く緑色の気体を目撃していた。その光景は十八年前の恐ろしい記憶を呼び戻す。幼いリルの目の前で、父もやはり緑色の気体に襲われ同じように絶命したのだった。 リルにしか見えない謎の気体、物質化された恐怖《D》の正体に挑むため、事件現場にいた少年が落とした懐中時計を手がかりに、友人の由加とともに行動を開始する。 異常な死亡事故の続発によって荒廃した《不適地区》で暗躍する集団、謎の少年グループの争いに巻き込まれながら、リルは《Ω都市計画社》がある計画のためにDを利用していたことを知る。
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