課題未提出の罰でボランティア部に入った女子高生いくるが、部長・有馬との出会いを通じて、自分の立ち位置を見直していく単巻作品。舞台は高校の部活動と奉仕活動の場で、学校の外へ大きく広がる前に、人物同士の会話と関係の変化を中心に据えている。有馬は周囲から「聖人」と見られるほど人に尽くす一方、本人は人間離れした秘密を抱えており、その事情が日常のやりとりに影を落とす。いくるは進路や目的意識を持てないまま日々を過ごしており、二人の対照的な姿勢が物語の軸になる。活動の積み重ねを通して、相手を見る視点と、明日をどう扱うかという問いが少しずつ形になっていく。

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  • AI分析(あらすじ)

    学園を舞台にした秘密のある関係性や、命や生きる意味を扱う現代寄りの物語に関心がある人。

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 生と死を正面から扱い、重いテーマを読みやすい物語にしている。
  • 自分の進路や生き方に迷う気持ちと重ねやすい。
  • 家族との関係を見直すきっかけになる。
  • ボランティア部や猫など、少し変わった出会いが物語の入口になっている。

こんな人におすすめ

  • 将来や生きる意味について考えたい人。
  • 無気力さや迷いを抱える主人公に共感したい人。
  • 家族ものや心情重視の青春小説が好きな人。
  • さくっと読めるけれど余韻のある作品を探している人。

人を選ぶポイント

  • 設定にやや無理を感じる人もいる。
  • 物語の展開よりテーマ性や心情描写が中心。
  • 重い題材なので、明るい展開だけを求めると合わない。
  • 価値観や家族観の描写が刺さり方を選ぶ。

テンポ・読後感

  • さくっと読める読みやすさがある。
  • ただし内容は軽くなく、考え込ませる空気が強い。
  • 静かで内省的な雰囲気が続く。
  • 読後に自分の生き方を振り返りやすい。

キャラクターへの評価

  • 主人公は無気力で、将来への希望を持てない状態から始まる。
  • 相手役の少年は誰からも好かれる存在として印象に残る。
  • 家族との距離感や愛情の見え方が人物像に影響している。
  • 脇役の猫の存在が印象のアクセントになっている。

巻一覧

明日死ぬ僕と100年後の君
2019年8月 ISBN 9784813707400
この巻のあらすじ

やりたいことがない“無気力女子高生”いくる。ある日、課題をやらなかった罰として1カ月ボランティア部に入部することに。そこで部長・有馬と出会う。『聖人』と呼ばれ、精一杯人に尽くす彼とは対立ばかりのいくるだったが、ある日、有馬の秘密を知り…。「僕は、人の命を食べて生きている」――1日1日を必死に生きる有馬と、1日も早く死にたいいくる。正反対のふたりが最後に見つける""生きる意味""とは…?魂の叫びに心揺さぶられる感動作‼

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