『アナザー・エゴ』は、魔術が戦力として扱われるヴェルナンド大陸を舞台に、特務課のエージェントと魔術師令嬢の関係を描くシリーズです。主人公ユージ=エーベルトは、性的興奮をきっかけに性別が反転する異能を持ち、女の姿のユーリとして学院に入り込みます。任務は、魔術師家系に生まれながら魔術の才能に恵まれないシャル=マリリアの護衛です。秘密を抱えたままの潜入、護衛、魔術の修練が重なり、任務と師弟関係が同時に進みます。人間と魔人の対立、特務課の任務、学院での生活が物語の軸です。現時点では1巻構成で、物語はこの護衛任務を中心にまとまっています。電子書籍特典として短編SSが付属します。なお、講談社ラノベ文庫新人賞の佳作受賞作です。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- TS要素を軸にした学園バトルと護衛任務の組み合わせが分かりやすい。
- 序盤のアクション、中盤の学園生活、終盤の王道展開がテンポよく進。
- 主人公の男女で切り替わる戦い方が設定として活きている。
- ヒロインのひたむきな成長と、主人公が支える関係性が読みどころになっている。
- 安心して読める王道ファンタジーとしてまとまりがある。
こんな人におすすめ
- TSものや性別反転設定が好きで、王道展開を楽しみたい人。
- 学園潜入、護衛任務、魔法バトルの組み合わせを読みたい人。
- ヒロインの努力や成長を軸にした物語が好みの人。
- 先の意外性よりも読みやすさや安定感を重視する人。
- 続巻での広がりに期待しながら読みたい人。
人を選ぶポイント
- 既視感のある王道寄りで、驚きや意外性は強くない。
- TS設定の掘り下げや性別反転ならではの心情変化は控えめ。
- 主人公とヒロイン以外のキャラ描写は薄めで、行動理由が見えにくい場面がある。
- 設定の使い方がラッキースケベ寄りに感じられる部分がある。
- 物語の厚みよりもテンポ重視なので、濃い群像劇を求めると物足りない。
テンポ・読後感
- 序盤からアクションに入り、中盤は学園コメディ、終盤は護衛の緊張感へ流れる。
- 全体の進みは軽快で、読みやすさが強みになっている。
- 雰囲気は明るめで、安心感のある王道ファンタジー寄り。
- 緊迫感はあるが、重苦しさよりも爽快さが前に出る。
- 懐かしさのあるTS学園ものとして受け止められている。
キャラクターへの評価
- 主人公はかっこよさと秘密を抱えた護衛役として見られている。
- 男女で戦い方を切り替える点が印象に残っている。
- ヒロインは落ちこぼれ気味でも、努力で伸びていく姿が好評。
- 主人公とヒロインの関係は、師弟感と護衛対象としての距離感がある。
- 脇役は掘り下げ不足で、印象が薄いまま進む部分がある。
巻一覧
この巻のあらすじ
「男(オレ)」と「女(わたし)」で、君を絶対に守り抜く――。
第12回講談社ラノベ文庫新人賞<佳作>受賞!
「人間」と「魔人」が魔術によってしのぎを削るヴェルナンド大陸。
オルレリア王国特務課のエージェントであるユージ=エーベルトは、性的興奮をきっかけに性別が反転する特異体質――逆転性多重身体障害(アナザー・エゴ)という異能の持ち主であった。
そんな彼に下る新たな命令は、人間最強の魔術師家系に生まれた少女、シャル=マリリアの護衛任務だった。ユージは女の姿・ユーリとして魔術学院に通いながら、シャルを秘密裏に護衛することに。しかしとあるきっかけで、シャルに男女逆転体質の秘密を知られてしまったユージは、魔術の才能に恵まれなかった彼女の師になることに――!
第12回講談社ラノベ文庫新人賞《佳作》、TS学園魔法ファンタジー!
※電子書籍には特典として生輝圭吾先生書き下ろしSS「とある王女のお戯れ」が収録されています。
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