『十二因縁』は、人ならざるものが見える瞳を持つ高校生・縁澤繋と、神社に棲む少女の姿の神様“結”を中心にした和風ファンタジー。繋はその体質のために人と距離を取りがちだが、道ばたで拾ったあやかしの雛を助けたことから、縁結びの神様見習いとして神社に関わることになる。神社には願いを託す人間やあやかしが訪れ、繋は見えるものと見えないもの、結ばれる縁とほどける縁のあいだで起こる出来事に向き合っていく。対人恐怖気味で恋愛経験もない繋にとって、神様見習いとしての役割は人付き合いそのものにもつながり、鬼に狙われる要素も含めて、人間と異界の事情が神社を起点に交差していく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- あやかしや神様が出てくる和風ファンタジーとして、全体にやわらかく読みやすい雰囲気。
- 縁結びを恋愛だけでなく、人と人・人とあやかしのつながりとして描く切り口が印象に残る。
- 河童や猫又、天狗などの小さな妖の描写が可愛く、場面ごとの愛嬌が強い。
- イラスト原案の魅力が文章にうまく落とし込まれていて、絵と物語の相性の良さが目立つ。
- 「続きが読みたい」と感じさせる、シリーズ化を期待する声が多い。
こんな人におすすめ
- あやかしもの、神様もの、和風ファンタジーが好きな人。
- ほのぼの寄りで、怖すぎない妖怪譚を読みたい人。
- イラスト原案やビジュアル重視の作品を楽しめる人。
- 人と人の関係性や“縁”のテーマに惹かれる人。
- 友麻碧作品の空気感が好きで、近い手触りを求める人。
人を選ぶポイント
- ホラー寄りの重い怪異譚を期待すると、かなり印象が違う。
- 物語のボリュームや展開は控えめに感じる人がいる。
- 既存作ほど妖たちの魅力が強くないと受け取る読者もいる。
- 絵の好みが合わないと評価が下がりやすい。
- 単巻で完結感を求めると、続き前提の終わり方が気になる。
テンポ・読後感
- しっとりしすぎず、和やかで読み進めやすい。
- 怖さよりも温かさや可愛さが前に出る。
- 余韻を残しつつ、次巻への期待をつなぐ構成。
- 夏目友人帳や神様御用人を連想する、やさしい空気感。
- ほのぼのとした場面の合間に、繋の背景が静かに効いてくる。
キャラクターへの評価
- 繋は神様になっても人との関わりを大事にする芯の強さがある。
- ちょっと不思議で、見え方や立ち位置に謎が残るところが気になる。
- 叔母の理解や支えが印象的で、周囲の人間関係が温かい。
- 河童や猫又などの妖は可愛く、餌付けされるような愛嬌がある。
- 作品によっては妖の存在感に物足りなさを感じる読者もいる。
巻一覧
十二因縁 縁〜神様君と願いの絵馬
この巻のあらすじ
今日から神様――? でも、その手の話はさっぱり分かりません。リア充爆発しろ!!!! pixiv閲覧数合計93万超、独特の世界観で多くのユーザーを釘付けにしているオリジナルイラスト『十二因縁』が、絵師ネヲの原案・イラストによってついにノベル化! 「人ならざるもの」が見える瞳を持つ高校生の縁澤繋は、その体質の為に上手く人と接することができないでいた。ある日道ばたで拾ったあやかしの雛と共に、繋の瞳を狙う「鬼」から逃れ駆け込んだ神社。そこには、少女の姿をした神様“結”が棲んでいた。あやかしの雛を救うため、縁結びの神様『見習い』となった繋(対人恐怖症&恋愛経験ゼロ)と、神社に願いを託しにやって来る人間やあやかし達の、不思議な“縁”の物語。
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