山間の田舎町・幽谷町を舞台に、地味で真面目な委員長の片野萩子と、気さくで人気者の幼なじみ・稲多大地を中心に進む現代あやかし物語。会話が減っていた二人が事件をきっかけに再び関わり、学校や町内の出来事の中へ妖怪の事情が入り込んでいく。大地が妖怪である事実や、川の妖怪・蛟の来訪などを通じて、人と妖怪が同じ生活圏で起こす騒動が積み重なる。妖怪が遠い存在ではなく近所や学校の延長線上に置かれているため、幽谷町の暮らしそのものが物語の場になる。幼なじみの二人が互いをどう見直していくかと、町に現れる妖怪たちの事情がどう交差するかを、軽重の違う出来事でつないでいく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 幼なじみ同士の距離が少しずつ戻っていく過程が、照れやすれ違い込みで甘酸っぱい。
- 妖怪や雷獣、天気にまつわる設定が入っていても、全体はほのぼのした現代ラブコメとして読みやすい。
- 化学同好会のメンバーや周辺キャラがにぎやかで、会話のテンポが軽快。
- かわいい、キュンキュンする、ニヤニヤする。
- 田舎町っぽい空気感や学生時代の風景が懐かしく、青春ものとして刺さりやすい。
こんな人におすすめ
- 幼なじみもの、両片想い、じれじれ系の恋愛が好きな人。
- 妖怪ものでも怖さより可愛さやほのぼの感を求める人。
- 学園もの、青春ラブコメ、現代ファンタジーを軽やかに読みたい人。
- キャラ同士の掛け合いや、周辺人物のやりとりも楽しみたい人。
- 1冊で強い余韻より、読みやすさとときめきを重視する人。
人を選ぶポイント
- 恋愛はかなり手前で止まり、明確な進展や色っぽさを期待すると物足りない。
- 妖怪設定や事件性はあるが、重厚なファンタジーや大きな山場を求める作品ではない。
- 絵や説明の見せ方が合わず、場面によっては想像しにくいと感じる人もいる。
- 主人公の鈍さや客観的すぎる距離感が、好みを分ける。
- 物語の印象が「かわいい」「ほわほわ」に寄るため、強い刺激を求めると薄く感じやすい。
テンポ・読後感
- 会話中心でテンポよく進み、読み心地は軽快。
- 基本は平和でほのぼの、ところどころにじれじれとした緊張感が入る。
- 重くなりすぎず、しんみりする場面も短めで後味は爽やか。
- 夏の日常感や学校帰りの空気が強く、やわらかい温度でまとまっている。
キャラクターへの評価
- 大地は見た目のかっこよさと中身の無邪気さの落差が強く、可愛いと受け取られやすい。
- 萩子は真面目でしっかり者として見られ、相手を受け止める側の印象が強い。
- 2人とも「付き合っていないのが不思議」と感じられるほど距離が近い。
- 化学同好会の面々は癒やし役・見守り役として好感度が高い。
- 栄永や上渡、黒川など周辺キャラにも可愛さや良さを見つける声が多い。
巻一覧
この巻のあらすじ
片野萩子のイメージは、地味で真面目な委員長。一方、幼なじみの稲多大地は、気さくなイケメンで人気者。 会話の数もめっきり減った、カテゴリ違いの二人が、とある事件をきっかけに急接近!? 山間の田舎町、幽谷町で繰り広げられる、恋と青春と、たまに変身(?)のご近所あやかし物語!
この巻のあらすじ
「どっか行こうぜ。――二人で」 幼なじみの大地が妖怪だったという、衝撃の事実を知った萩子。けれど、そのおかげ(?)で二人の仲は急接近。 そして、夏休み直前のある日のこと、萩子は大地から二人きりのデートに誘われる。どことなくそわそわしつつ、デートの日を楽しみにする二人だったが、彼らの前に、突然、川の妖怪・蛟が現れて――。後輩・栄永の先祖に会いに来たと言う蛟は、いろんな騒動を巻き起こすのだが……。 山間の田舎町、幽谷町で繰り広げられる、恋と青春と、たまに変身のハートフルご近所あやかし物語、第2弾。
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