異世界から現れる妖怪を討伐する剣士たちを描く和風バトルファンタジーです。舞台は、妖怪と同じく異世界由来の精霊と契約して力を得る仕組みがある世界で、剣士を目指す黒野刀禍が中心人物になります。試験に落ち続けた刀禍は、精霊だと名乗る夜空と契約し、実力と立場のずれを抱えたまま妖怪討伐に向かいます。シリーズ全体では、剣士と精霊の契約、妖怪の出現、仲間との関係を軸に、討伐任務と異世界由来の存在をめぐる事情が広がっていきます。2巻構成で、刀禍と夜空の関係を中心に物語が進みます。2巻では新形の妖怪や仲間の失踪をきっかけに、妖怪側の意図や契約の意味が掘り下げられます。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 最弱同士の主人公と精霊が組んで、努力で上を目指す構図がわかりやすい。
- 才能より積み重ねを重視するテーマが読みやすく、応援したくなる。
- 戦闘で身体を預けるような仕掛けや、剣技の見せ場に惹かれる。
- 4章や中盤の盛り上がりを評価する声がある。
- 妖怪・精霊・剣士の関係や世界設定を考えながら読める。
こんな人におすすめ
- 逆境から成長していく主人公が好きな人。
- 才能より努力、根性、修練の物語を読みたい人。
- 相棒との連携や身体操作系の戦闘が好みの人。
- 多少粗さがあっても勢いとコンセプトを楽しめる人。
- 次巻につながる広がりを期待して読む人。
人を選ぶポイント
- 成長が急に見える場面があり、段階を踏んだ積み上げを求めると気になる。
- 終盤の展開に強引さを感じる読者がいる。
- 盛り上がりや構成の薄さ、ボリューム感を物足りなく感じる声がある。
- 設定の説明や整合性に引っかかる場面がある。
- 結末や締め方に不満が残る読後感がある。
テンポ・読後感
- 序盤はコンセプト先行で、勢いよく物語へ入っていく。
- 戦闘や修行の場面は熱量があり、読み進めやすい。
- 一方で、成長や展開の進み方はやや急ぎ足に受け取られやすい。
- 全体の印象は、熱さはあるが粗さも目立つタイプ。
- 中盤の山場は強いが、終盤で失速や強引さを感じやすい。
キャラクターへの評価
- 主人公は駄目人間寄りだが、そのぶん伸びしろが目立つ。
- 努力不足や言い訳が気になる一方、変わっていく過程には期待が集まる。
- 精霊との関係は、最弱同士の組み合わせとして魅力がある。
- 剣士に憧れる気持ちや、未熟さを抱えたまま進む姿が印象に残る。
- 周囲の強い人物との対比で、主人公の平凡さが際立つ。
巻一覧
この巻のあらすじ
異世界から現れる妖怪たちを討伐する“剣士”に憧れるが、試験に落ちまくり、最後通告まで突きつけられた刀禍は、ある少女に出会う。妖怪と同じく異世界から現れる精霊と契約が成立すれば、特別な力を得る事が出来るが、彼女はその精霊だという、しかも“最強”の。試験には受かりそうもないと判断した刀禍は精霊・夜空と契約するが、彼女は精霊としてはなんの力も持たない“落ちこぼれ”だった。二人は強敵を相手にどう戦う!?
この巻のあらすじ
憧れの剣士になれた黒野刀禍だが、それは精霊・夜空の力でしかないと自覚していた。ある時、彼の目の前で新形の妖怪“ねくら”が同僚の姫野を異世界へと連れ去る。剣士達にとって仲間の犠牲は日常茶飯事、という様子に刀禍は違和感を抱き、なんとしても“ねくら”を倒すと強く誓うのだった。だが再び“ねくら”の犠牲者が出る。なんとそれは刀禍の相棒、夜空――。相棒を失い絶望する刀禍は、別の精霊と再契約など考えられず葛藤する。そんな彼を煽るように、“ねくら”は姫野の姿をして現れた。なぜ姫野の姿なのか、妖怪たちの真の目的とは!? 幼馴染みの音桜、学院のころからの友人・勇美、そして先輩剣士の隼人と共に妖怪討伐へと向かう!!
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