ネット配信で恋の相談を受けるクールな後輩の声を、先輩の男子が偶然耳にしたことから動き出すシリーズです。舞台は、配信やラジオが日常の会話手段として機能する現代。表ではそっけない後輩・御簾納咲が、放送では自分の片思いを語り、聞き手の先輩はその相手が自分だと気づきます。物語は、匿名性のある声の場と、学校や私生活での対面の場を行き来しながら、好意の受け止め方や返事のすれ違いを描きます。恋心の自覚、告白、応答の保留といった出来事を通じて、二人の関係が少しずつ形を変えていく構成です。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 深夜ラジオや配信を軸に、声だけで気持ちが近づいていく仕掛けが新鮮。
- 両想いなのにすれ違う青春のもどかしさが、甘酸っぱくて読みやすい。
- 主人公とヒロインの距離感が丁寧で、会話や反応の小さな変化を追う楽しさがある。
- 二胡の存在感が強く、場を動かす役回りやアシストが印象に残る。
- 他作品とのつながりやファンサービスが、シリーズ外も読んでいる人にはうれしい。
こんな人におすすめ
- さくっと読める青春ラブコメを求める人。
- じれじれした両片想いの空気感が好きな人。
- ラジオ、配信、声の演出が効いた作品に惹かれる人。
- かわいい掛け合いと安心して見守れる関係性を楽しみたい人。
- 作者の他シリーズも追っている人。
人を選ぶポイント
- すれ違いの理由や展開は早めに見えやすく、意外性重視だと弱く感じる。
- 1巻でまとまった印象が強く、続刊部分は蛇足っぽく受け取られることがある。
- 恋愛の熱量や必死さは控えめで、濃いドラマを期待すると物足りない。
- 週一回程度の接点や会話中心の進行で、動きの少なさを感じる場合がある。
- 書籍単体より、配信版や音声コンテンツ込みで魅力が増す。
テンポ・読後感
- 全体は軽快で、すぐ読めるテンポ感。
- 深夜ラジオらしい静けさと、青春の高揚感が同居している。
- しんみりしすぎず、終始ニヤニヤしながら追える空気。
- もどかしさはあるが、暗く沈み込む方向には行きにくい。
- 文字からもスローで夜っぽい雰囲気が伝わる。
キャラクターへの評価
- 咲はクールに見えて本音が不器用で、ツンとした外側とのギャップが大きい。
- 壮一は戸惑いながらも相手を見ようとする姿が素直で、応援しやすい。
- 二胡は行動力が高く、場をかき回しつつも頼れる妹として強く印象に残る。
- 登場人物に嫌な人が少なく、みんな素直でやさしい印象が強い。
- キャラの性格がはっきりしていて、関係性の変化を追いやすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
「……あれ、この声、御簾納じゃね?」
ある晩、適当に選んだ配信から流れてきたのは、聞き覚えのある声だった。 小柄なのに大人びた、お洒落な美人。つれない態度のクール系後輩、御簾納咲。 そんな御簾納が生配信!? しかも、話しているのはまさかの“恋バナ”。リスナーからの相談に乗って、自分の片思いの話までしていて……なんか普段とキャラが違くない!?
そのうえ、俺は気付いてしまう。御簾納が話す“好きな先輩”。 それがどう考えても、俺自身であることに……。
ラジオが二人を近づけていく、配信青春ラブコメディ!
この巻のあらすじ
クールな後輩、御簾納咲が実は恋バナ配信者ーーしかも彼女から好意を持たれていることを知ってしまった俺。 保留にしていた告白に、ようやく応える決心がついたんだけどーー 「ごめんなさい、お付き合いできません」 まさかの玉砕!? しかも御簾納自身も振ってしまった理由が分からないらしくて……。 ラジオで繋がる青春ラブコメ。とっくに両想いな二人の恋の行方はーー!
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