『後宮も二度目なら』は、濡れ衣で後宮を追放された珠麗が、花街と貧民窟で身につけた処世術を持ったまま、再び後宮へ戻される中華後宮シリーズ。主人公は「白豚妃」と呼ばれた珠麗で、貧民窟の若頭・礼央や武官の郭らと関わりつつ、正体を隠して後宮から出ようとする。ところが、その行動が妃候補としての扱いにつながり、宮中の思惑や黒幕の陰謀にも触れていく。後宮、花街、貧民窟が交差し、身分差のある人間関係と立ち回りを軸に話が進む。珠麗の振る舞いは、外の世界で得た経験が宮中の規律とどう噛み合うかを示し、後宮内での立場と正体の扱いが物語全体の中心になる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 珠麗の明るさと打たれ強さが強い魅力になっている。
- 逆境でも空回りしながら状況を好転させる展開が痛快。
- 勘違いと誤解が連鎖して、周囲がどんどん味方になっていく流れが楽しい。
- コメディの切れ味がよく、軽妙な語り口で読み進めやすい。
- 後宮の陰謀や人間関係も、重すぎずにほどよい刺激として効いている。
こんな人におすすめ
- 前向きで勢いのあるヒロインが好きな人。
- 勘違い・すれ違い・誤解が転がるコメディを楽しみたい人。
- 後宮ものでも、ドロドロ一辺倒より痛快さを求める人。
- 1冊を一気に読み切れるテンポのよさを重視する人。
- ヒロイン中心で物語が回る作品が好みの人。
人を選ぶポイント
- 後宮の人間関係や設定はやや分かりにくく感じる場合がある。
- 恋愛要素は強すぎず、主人公の活躍が中心。
- 物語の進み方が速く、目まぐるしさに少し疲れることがある。
- 終盤のまとまり方や急な展開に好みが分かれる。
- もっと続きや余韻が欲しいと感じる読者もいる。
テンポ・読後感
- かなりテンポが速く、勢いで一気に読ませる。
- 軽快でコミカル、吹き出すような場面が多い。
- 追放・再潜入・誤解の連続でドタバタ感が強い。
- 重い境遇を扱いながらも、読後感は明るくスカッとする。
- 2巻完結らしいまとまりのよさと、物足りなさが同時に残る。
キャラクターへの評価
- 珠麗は善良さ、愛嬌、行動力がそろった愛され型の主人公。
- 本人は逃げたいのに、周囲から高く評価されてしまうのが面白い。
- 口が悪い、鈍感、空回り気味といった面も含めて可愛いと受け止められている。
- 礼央は執着や口説きの強さが印象に残り、好みが分かれつつも人気が高い。
- 自誠は腹黒さや歪んだ執着が魅力として見られ、三角関係の見どころになっている。
巻一覧
この巻のあらすじ
◆大ボリュームの書き下ろし番外編「二度目の天運」収録◆
濡れ衣で後宮から花街へと追放されてしまった「白豚妃」珠麗。泣き暮らすしかない境遇ーーをばねに、貧民窟の若頭の礼央の保護のもとで、思いのほか充実した生活を送っていた。 しかし、苦労に磨かれ別人のような絶世の美女になった彼女は後宮に再収容されてしまう! 「バレたら処刑だわ!」珠麗は懸命に後宮からの脱走を図る。だが、脱出行動が裏目に出たり、花街と貧民窟で鍛えた処世術が役立ちすぎて、冷酷なはずの郭武官にうっかり妃候補として取り立てられるほど活躍を重ねてしまいーー?
◆スクウェア・エニックス「マンガUP!」にてコミカライズ決定! 期待の新作、ついに書籍化!◆ プロローグ
第一章 戻るつもりじゃなかった
第二章 残るつもりじゃなかった
第三章 庇うつもりじゃなかった
第四章 潰すはずじゃなかった
書き下ろし番外編 二度目の天運
この巻のあらすじ
絶世の美女・珠珠(じゅじゅ)。後宮の選抜で、身分を隠した皇太子や才ある妃候補達を魅了したその正体は、濡れ衣で後宮を追放された白豚妃こと珠麗(じゅれい)だった! 「バレたら処刑だわ!?」と焦りまくる彼女。引き続き後宮から脱走を図るものの、裏目に出て妃候補として評価されるばかり。さらに、貧民窟の主・礼央(りおう)の助け船も逃してしまった……。 ついには、かつて珠麗に濡れ衣を着せた黒幕の陰謀にまで意図せず切り込んでしまってーー!?
★大ボリュームの書き下ろし番外編「二度目は、きっと」収録。
★コミカライズも、スクウェア・エニックス「マンガUP!」にてこの冬連載開始! 詳細は続報をお楽しみに!(2021年11月時点の情報です) 第五章 ばらすつもりじゃなかった 第六章 捌くつもりじゃなかった 第七章 戦うつもりじゃなかった 第八章 二度目の彼女 第九章 後宮も二度目なら エピローグ 書き下ろし番外編 二度目は、きっと
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