監獄育ちの少女エルマが、恩赦で王宮付き侍女として「シャバ」に出てからの出来事を描くシリーズです。舞台は王国の王宮、辺境の町、聖鼎杯の会場、監獄などで、制度や身分、王家の思惑が物語を動かします。中心人物は、母の言いつけで「普通」を目指すエルマと、彼女を取り巻く王族や侍女、騎士たちです。物語は、常識外れの能力を持つエルマが、仕事、偵察、式典、選考会などに関わりながら、王宮内外の問題へ巻き込まれていく流れで進みます。シリーズ全体では、王宮内の役目と人間関係を軸に、監獄育ちの視点から王国の仕組みや各地の事情が広がっていきます。続巻では、辺境調査や聖鼎杯、監獄行き、王妃選考会など、舞台と立場を変えながら話が展開します。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 監獄育ちの常識外れな主人公が、王宮や辺境で次々と場をひっくり返す痛快さ。
- 「普通」を目指しているのに、結果的に無双と信仰を集めてしまうズレた面白さ。
- コメディ寄りの掛け合いが軽快で、テンポよく一気に読める読み心地。
- 料理、マッサージ、交渉、戦闘まで何でもこなす万能感と、そこにある可愛げ。
- 周囲の人物も濃く、友情や恋愛の気配が物語のアクセントになっている。
こんな人におすすめ
- 勘違い系・俺TUEEE系・無双ヒロインが好きな人。
- シリアス一辺倒より、笑いと勢いのあるラノベを読みたい人。
- 主人公だけでなく、周囲の反応や掛け合いも楽しみたい人。
- 王宮、監獄、辺境、宗教国など舞台の切り替わりを楽しめる人。
- ラブコメ要素や友情の積み重ねも欲しい人。
人を選ぶポイント
- 展開の型が分かりやすく、巻をまたいで似た流れに感じる場面がある。
- 主人公の万能ぶりが強く、緊張感より爽快感が前に出る。
- キャラ数が多く、名前や関係を追うのに少し気を使う。
- 恋愛の進み方はゆっくりで、じれったさが残る。
- 終盤に向けて情報量が増え、勢い重視の構成になる。
テンポ・読後感
- 全体はドタバタ感の強いコメディで、会話のテンポが速い。
- 事件が起きるたびにエルマが解決へ突き進み、読後感はかなり明るい。
- シリアスな事情や家族の背景が入っても、重く引っ張りすぎない。
- 巻が進むほど「普通」の意味がずれていく感覚が面白い。
- 最終巻は大団円寄りで、後味のよさを重視した締め方。
キャラクターへの評価
- エルマは規格外の能力と素直さが同居していて、かわいさと無敵感が両立している。
- ルーカスはツッコミ役として機能しつつ、恋愛面でも意識が見えてくる。
- イレーネは相棒感が強く、エルマとの距離の近さが印象に残る。
- アナやハイデマリーなど、脇役にも強烈な個性があり場面を持っていく。
- 王族や監獄の面々も含めて、濃いキャラ同士の掛け合いが作品の大きな魅力。
巻一覧
この巻のあらすじ
監獄育ちのエルマは恩赦によりシャバに「釈放」させられる。 王宮付き侍女となったエルマは、母の言いつけ通り「普通」の少女を目指すが、 その常識外れな能力や行動は、やがて王宮全体を揺るがしていく。
四人が一日かけて完遂する仕事を午前中で終わらせ、 紅茶を淹れれば、天から祝福される美味となり、 巨大マグロを一太刀で解体し、 回復魔法より難解な外科手術もお手の物。 ――これくらいシャバでも「普通」ですよね?
「普通」を目指すわけあり少女の、うっかりシャバ無双物語、開幕!
この巻のあらすじ
王国への謀反の疑いがあるとして辺境の町・フレンツェルへの偵察を命じられたエルマ一行。
本来の目的を隠し訪れたエルマたちを迎えたのは、家来からも民からも嫌われる曲者揃いの辺境伯一家。 引きこもりでたるみきった姿と心の長女・デボラ 病弱で性格は高慢・攻撃的な辺境伯爵の長男・ケヴィン。 滅びたはずの「魔族」を召喚しようとしているとうわさの辺境伯爵。
エルマ一行を邪険に扱う家族であったが、 エルマの「普通」のコミュニケーションの数々により その関係はあっという間に変化し!?
「普通」を目指すワケあり少女のうっかりシャバ無双物語、第2弾!
この巻のあらすじ
30年に一度開かれる神聖な聖鼎杯(せいていはい)で 優勝することを王より命じられたエルマ。 しかし、王の腹黒い思惑に気づいたルーカスは侍女のイレーネとともに エルマの優勝を阻止すべく立ち上がる。 聖鼎杯は聖女・聖剣士・聖術師の三部門。 監獄育ちのエルマならどの部門でも圧倒的勝利をしかねない。 英雄的活躍なんて「普通」じゃない! お願いだから、優勝しないで!!!
この巻のあらすじ
突如、異母弟によって王家の血を引いていないと言いがかりをつけられたフェリクス。 フェリクスとその母・テレジアは、 エルマの提案でヴァルツァー監獄へ投獄されることに…。
イレーネ、ルーカスと共に5人はこの世の地獄へと向かう。
そこで待っていたのは、 エルマの家族=大罪人たちによる大歓迎のおもてなしだった…!
この巻のあらすじ
最愛の弟・バルドの育児に専念して半年。 約束通り、メイドとして王城に職場復帰したエルマ。 イレーネたちから帰還の祝福を受けていたその時、 フェリクスに自身の王妃選考会に参加することを命じられてしまう。 ルーカスには猛反対されたものの 『普通』の身分を手に入れるため エルマは陰謀うずまく選考会へ参加することを決意する!!
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