高校生の雪道と、転校生の天川天音を中心に、超常現象として扱われる「否定公式」をめぐる学園バトルを描くシリーズ。舞台は長月学園とその周辺で、二万と四つの式や領域、虚構式などの設定が物語の基盤になっている。雪道は天音に守られる立場として巻き込まれつつ、クラスメイトや領域側の人物とも関わりながら、式の断片や異常現象の回収・対処に向き合う。学園の日常と戦闘、夏休みや文化祭の行事が交差し、人物関係と世界の根源に関わる式の謎が少しずつ広がっていく。4巻構成で、学園内の事件から世界規模の異常へと対象が広がる。続編・外伝・短編の情報は本文上では確認できない。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- ラブコメの比重が高く、ヒロイン同士の嫉妬や修羅場、甘いやり取りが読みどころになっている。
- 天音の猫かぶり、ダメっ子っぽさ、口の悪さが逆に可愛い。
- 瑛子の一途さや正妻感、感情の動きの大きさが強く印象に残っている。
- コッペリアやシロコなど新キャラの登場で、関係性の変化やギャップが楽しめる。
- イラストの魅力やキャラデザインの可愛さが購入動機や満足点として挙がっている。
こんな人におすすめ
- ヒロイン同士の掛け合いを中心に楽しみたい人。
- 鈍感主人公を軸にしたハーレム寄りラブコメが好きな人。
- ちょっと変わったお嬢様系ヒロインや猫耳・人形系キャラに惹かれる人。
- シリアスよりもニヤニヤできる日常パートを重視する人。
- イラスト込みでライトノベルを選ぶ人。
人を選ぶポイント
- 異能バトルや設定説明は駆け足気味で、掘り下げ不足に感じやすい。
- 数学的な題名や設定を期待すると、内容との結びつきが弱く物足りない。
- シリアス展開や伏線回収はあるが、ラブコメほどの満足感を得にくい場面がある。
- 主人公や天音の扱いがかなり偏って見え、好みが分かれやすい。
- 物語全体が詰め込み気味で、消化不良や中途半端さを感じる読者もいる。
テンポ・読後感
- 日常パートはテンポがよく、会話の掛け合いで軽快に進。
- 中盤以降は修羅場や嫉妬で盛り上がり、ニヤニヤ感が強い。
- バトルやシリアスに入ると展開が急ぎ足になり、やや詰め込み感が出る。
- 甘さと切なさが同居し、巻によっては意外としんみりした後味が残る。
- 全体としては明るく賑やかだが、終盤はやや慌ただしい印象。
キャラクターへの評価
- 天音は猫かぶりでダメっ子、でも可愛さが勝つ。
- 瑛子は一途で感情表現が強く、メインヒロイン級の存在感がある。
- 雪道は鈍感で扱いが雑だが、ヒロインたちを引き立てる軸として見られている。
- コッペリアやシロコは、素直さやギャップで好印象を残している。
- 敵役や周辺人物も個性的だが、主人公側の恋愛模様ほど強い印象にはなりにくい。
巻一覧
この巻のあらすじ
「わたしはアレを狩りにきたの。あんたは一人で逃げて」。高校生の雪道はある日突然、完全無欠の転校生・天川天音に襲われた。逃げ惑う雪道を助けたのは……天川天音その人だった。大剣『風鳴き』を掲げ、そっくりの顔をもつ敵“ドッペルゲンガー”を撃退した天音は言った。敵は雪道についている。これからわたしが貴方を守る、と。二万と四つの『否定公式』――超常現象と呼ばれる、この世の理から外れる物理を人造する式。否定公式「かまいたち」を操る天音と雪道の出会いが、“あるはずのなかった”物語の扉を開く! 学園バトルアクション始動!!
この巻のあらすじ
未だ知られぬ無限の物理法則を自由自在に操る、二万と四つの『否定公式』。禁じられた“虚構式”を封印するため、式の断片を追う天音にかかわってしまった雪道は、クラスメイトの瑛子とともに天音に協力していくことになる。そんな彼らのもとに現れた領域の内通者・シロコ。なぜかシロコは雪道に異常に懐いてしまい、天音の機嫌は急降下するばかり。しかし、遊んでばかりもいられない天音たちは、学園に出没する妖精フェアリーテイルの式を回収に向かうが……。“こころを狩る”『全自動オーケストラ』浅闇シロコの否定公式が唸りをあげる、学園バトルアクション第二弾!
この巻のあらすじ
夏休みを利用して瑛子の別荘に遊びに来た雪道たち。そこに突然現れたのは、真っ白な司祭装束をまとった少女だった。自らをシステム・コッペリアと名乗る彼女は“領域”から逃げてきたと言うけれど……。「きみは、一体誰なのかな」「ノウ、そのような哲学的質問に答えることはできません」見えぬ敵から身をかくまいつつも休暇を過ごす一同だが、無垢なる人形『狂った時計』コッペリアの時の爆弾が発動するまでにいくばくもなかった。そして引き寄せられるように“待ち人”なる本来の雪道の姿がついに顕現する――。守り抜くため、その力と、時を否定せよ!!激動の第三弾登場!
この巻のあらすじ
領域との休戦のようなひととき、長月学園では文化祭準備が佳境を迎えていた。瑛子は天音に「後夜祭で、雪道に告白する」と宣言をする。複雑な心中の天音だが、応援すると決めた。折しも虚構式の断片が世界中で発見された報告を受け、この街に居る時間も短いことを悟ったときだった。しかし、後夜祭にて学園全体を巻き込む攻撃が御堂姉妹によって仕掛けられ、雪道たちは戦闘に巻き込まれていく。願望の化身エピメテウスの思惑とはいったい? そして、雪道と天音がうちに抱えた「永遠」と「終焉」という世界の全ての根源である『式』が、二人を思わぬ運命に導いていく――。
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