黒うさPのボカロ曲『千本桜』をもとにした小説シリーズ。十四歳の少女・初音未來は、千本桜の森に迷い込んだ先で大正一〇〇年の帝都桜京へ渡り、神憑特殊桜小隊に加わって妖異・影憑と向き合う。帝都には神憑、影憑、奉魂、千本神社、帝都桜京軍病院、鹿鳴館、サーカス団などの固有の制度や場所が置かれ、事件ごとにその仕組みと裏側が少しずつ明かされる。未來、海斗、鈴、錬、鳴子、流歌の関係や記憶も、任務や騒動を通じて変化していく。平成と大正の手触りが交差するなか、帝都をめぐる対立が広がっていく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 大正ロマン調のレトロな世界観と、ボカロ曲由来の独特な空気感が合わさっている。
- 挿絵がきれいで、作品の雰囲気に合っている。
- キャラクター同士の関係性や前世・正体の解釈が少しずつ見えてくる構成が引き込。
- 戦闘だけでなく、季節感や日常の揺れ、家族や絆の描写が印象に残る。
- 原曲を知っていると、要素の拾い方や解釈の面白さを楽しみやすい。
こんな人におすすめ
- 大正ロマンやレトロな雰囲気が好きな人。
- ボカロ曲「千本桜」周辺の世界観を掘り下げたい人。
- キャラクターの関係性や正体の謎を追う物語が好きな人。
- イラスト込みで作品の空気を味わいたい人。
- 軽めの文体で読み進めやすい作品を探している人。
人を選ぶポイント
- 設定が独特で、タイムスリップやパラレルワールドの整理に戸惑いやすい。
- 既存キャラの関係性が複雑で、シリーズを通して読まないと掴みにくい。
- 文字や時代背景の違いが読解のハードルになる場面がある。
- 戦闘やグロテスク寄りの描写がやや強めに感じられる巻がある。
- 謎が多く、すっきり説明されないまま進む部分が残る。
テンポ・読後感
- 展開はテンポよく進みつつ、要所で回想や説明がまとまって入る。
- 戦い一辺倒ではなく、日常や心情の揺れを挟んで読ませる。
- 先が気になる引きが強く、巻末で続きが気になる作り。
- 全体の空気はレトロで少し切なく、でも重すぎない。
- 地の文が作品の雰囲気に合っていて、読み心地が独特。
キャラクターへの評価
- ミクは悩みながらも前に進む姿が印象的で、感情移入しやすい。
- カイトは頼もしさや強さが目立ち、立ち位置の妙も話題になっている。
- リンとレンは過去や関係性が見えてくることで、兄弟愛の見どころが強い。
- ルカは正体や役割がまだ掴みきれず、謎めいた存在として気になる。
- メイコは色気や存在感が印象に残り、脇を固める魅力がある。
巻一覧
この巻のあらすじ
黒うさPの国民的ボカロ曲『千本桜』の小説版シリーズが、 原作者の一斗まる氏自らによる加筆修正とイラスト描き下ろしにてここに新生。 その第1弾が堂々登場!
家族と花見を楽しんでいた14歳の少女・初音未來は、 千本桜と呼ばれる桜の森に迷い込んで意識を失ってしまう。 目を覚ました彼女がいたのは別の世界、 大正一〇〇年の帝都桜京だった。
やがて未來は帝都を守護する神憑特殊桜小隊に入隊し、 隊長の海斗をはじめ鈴と錬、鳴子らとともに 妖異・影憑と命懸けで戦うことに!
この巻のあらすじ
未來たちが御影様教団事件を解決して、平和を取り戻した帝都桜京。 そんな帝都にサーカス団『大正摩訶不思議曲馬団』がやってきた。 さっそく鏡音姉弟を連れて観覧へ出かける未來だったが、 そこで鈴と錬は忘れていた悲しい記憶を呼び起こされてしまう。 心の奥底にある闇にとらわれたふたりの運命は──?
動画投稿サイトの関連動画総再生数が4億回を超える、 『千本桜』でイラストを担当した一斗まるが贈る文庫版第2弾! 今回も単行本版の原稿を加筆修正し、 新規カバー絵や挿絵も追加した豪華仕様でお届けします。
この巻のあらすじ
サーカス団・大正摩訶不思議曲馬団から、鏡音姉弟を救ったのは海斗の言葉だった。 後日、未來が自分の力不足を千本神社で悩んでいるところを影憑に襲われる。 運び込まれた病院で、大郷一臣という担当医から衝撃の事実を聞かされることになる。 序幕・桜境逢魔妖戯(おうきょうおうまようぎ)
壱幕・帝都桜京軍病院(ていとおうきょうぐんびょういん) 幻華楼・大正八十六年 霜月 楼主日誌
弐幕・乙女浪漫巣(おとめろまんす) 幻華楼・大正八十八年 皐月二十一日 番頭日誌
参幕・星影月光浴(ほしかげげっこうよく)
この巻のあらすじ
己の身分や立場を十二分に承知しつつも。海斗への激しい愛を貫く鳴子。 大好きな兄・海斗に、無自覚ながらも恋心が芽生える未來。 二人の揺れる女心が交錯するなか、帝都桜京が誇る夜会場・鹿鳴館で豪華絢爛な夜会が開かれるーー。 次々と明かされていく謎、そして影憑との戦いもヒートアップ!
ニコニコ動画で1200万回再生を超えた『千本桜』で イラストを担当した一斗まるが贈る文庫版シリーズ第4弾! 今回は、単行本『参』を分冊し、原稿を加筆修正、 新規カバー絵、新規カラー口絵など豪華仕様でお届けします。 序幕・帝都乱痴気芝居
壱幕・忘却形見 幻華楼・大正八十七年 霜月 椿
弐幕・突撃鹿鳴館 幻華楼・大正一〇〇年 霜月 椿
参幕・咒術影遊戯
この巻のあらすじ
未來に取り憑いていた影憑に襲われ、瀕死の重傷を負った海斗。 未來は己の血を分け与える神憑き特有の救命行為“奉魂”を施し、海斗の命を救う。 その時、未來は遠い記憶、幼い頃の海斗との出会いを思い出す……。 平成と大正という二つの時代、揺れ動く未來の心。 物語は終盤を迎え、影憑との戦いもヒートアップ!
ニコニコ動画で1200万回再生を超えた『千本桜』で イラストを担当した一斗まるが贈る文庫版シリーズ第5弾!
この巻のあらすじ
九条蘭の計略により、仲間を信じられなくなった未來は、海斗や鳴子の前から姿を消す。 心に傷を受け、行くあてのない未來はいつしか千本桜の袂にたどり着いていた。 未來と海斗、鈴と錬、そして鳴子と流歌、それぞれの想いが交錯するなか、 神憑と影憑は人類の存亡を賭けた決戦に突入する!
ニコニコ動画で1200万回再生を超えた『千本桜』で イラストを担当した一斗まるが贈る文庫版シリーズ第6弾!
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