遊戯の結果で序列が決まる獅子王学園を舞台に、裏世界で常勝無敗とされる砕城紅蓮が、実力を隠してFランクの立場を保ちながら学園内外の対立に向き合うシリーズ。中心には、紅蓮と妹・可憐の関係、そして生徒会や各国の遊戯教育校を巻き込む対抗戦がある。学園内のランク戦、選賭、脱出ゲーム、代表選抜戦など、遊戯の形式を変えながら盤面が広がっていき、王位継承や組織の思惑も絡む。完結巻では、遊戯社会の成り立ちと紅蓮たちの戦いの意味が整理される。短編集的な巻では、戦いの合間の日常や各人物の関係も描かれる。全13巻。シリーズ全体では学園内の序列争いから、世界規模の遊戯対抗へと舞台が拡張する。さらに本編の合間を補う6.5巻のような日常寄りの巻もある。

構造レビュー

編集部判定 良作

ストーリーの良さ S (4) レビュー

理由・補足

編集部

シビアな世界観とキャラクターが織りなすストーリーは読者に時間を忘れて夢中にさせてくれる。常に崖っぷちを歩いているかのようなハラハラが止まらない展開は、この作品が誇る魅力の一つである。

キャラクター SS (5) レビュー

理由・補足

編集部

重要なキャラクターがシリーズを通してある程度決まっているため、そのキャラクター達に対する深掘りが度々行われる。ストーリーが進行するごとに徐々に明かされていくキャラクター達の過去や信念は、読者に強烈なインパクトを残す。

設定・世界観 A (3) レビュー

理由・補足

編集部

『ゲームですべてが評価される学園』というとありふれた印象を受けるが、ゲームの勝敗によってどのような結末が待っているのかが丁寧に描かれており、決してただの遊びではないという描写には真に迫るものがある。

話題性 B (2) レビュー

理由・補足

編集部

この作品は既に完結しており、アニメ化しなかったこと加えてジャンルがあまり人気のあるものではないため世間での知名度は低め。しかしコミカライズ化されているので、ライトノベル全体では中の中程度の知名度だと思われる。

読後感の良さ S (4) レビュー

理由・補足

編集部

全ての巻において内容が濃く、こってりとした読後感を感じることが出来る。読後にキャラクターたちの言動や心情をじっくりと吟味し、次巻ではどのような展開が繰り広げられるのかに思いを馳せるあの時間は、読者に得も言われぬ楽しさを与えてくれる。

読みやすさ A (3) レビュー

理由・補足

編集部

本編12巻+短編集1巻という少し長い作品なので、少し手が伸ばしづらい。文章構成は秀逸であり、小難しいゲームの説明や世界観の説明もするすると頭に入るような文章になっている。

短評・キャッチコピー

この項目をレビュー

編集部

裏世界の世界最強である砕城紅蓮は学園では最底辺のFランク!?しかし学園で再開した妹に『悪意』が降り注ぐとき、紅蓮は真の実力を発揮する─────!

編集部

裏世界最強の「不敗の伝説」がゲームですべてが評価される学園に転校!「絶対勝利のチケット」とまで言われた主人公に立ち塞がるのは学園を支配する獅子たち…! 天才vs天才の圧倒的な頭脳バトルが今ここに開幕!!

こんな人におすすめ

この項目をレビュー

編集部

・バトルはバトルでも身体じゃなくて頭を使ったバトルが読みたい! ・主人公最強系が読みたい! ・キャラクターの成長がきちんと描かれている作品が読みたい!

  • AI分析(あらすじ)

    - 学園バトルとゲーム対戦の構成を追いたい人 - 実力隠しの主人公と兄妹関係が軸の物語を読みたい人 - 序列制度や組織の思惑が絡む学園ものに関心がある人

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編集部

さまざまなレーベルで人気の作品を手掛けている。 友達の妹が俺にだけウザい 義妹生活 顔さえよければいい教室

イラストレーター情報

この項目をレビュー

編集部

本作品と同じMF文庫Jでほかの作品のイラストも担当している。 死亡遊戯で飯を食う。 異世界ならニ-トが働くと思った?

編集部

名作の学園頭脳バトル作品。じっくりとしたストーリー展開、そして細部まできちんと描写される魅力的なキャラクター達の相乗効果によってこの作品は描かれている。読み返せば読み返すだけ面白さが増す、そんな作品。

作品Q&A

評価されるポイントは? ストーリー
ベストアンサー
学園の生徒達と主人公の実力が隔絶している様の描写が秀逸であり、主人公がいかに桁外れの遊戯者であるかを分からせられる。作中に登場するゲームも著者オリジナルのものが多く、飽きることなく読み進めることが出来る。 【おすすめキャラクター】 砕城 可憐(さいじょう かれん) 本作品の主人公の妹。彼女が主人公に持つ憧憬やある種の依存の感情は、彼女の成長に対してさまざまな影響を及ぼす。可憐がそれをどう乗り越えるのか、それがこの作品の見どころの一つである。

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この作品の特徴は? ストーリー
ベストアンサー
シビアな世界観のなかで繰り広げられる高クオリティな頭脳戦が本作品の特徴である。『ゲーム』に対するキャラクター達の捉え方、そしてそれを踏まえた主人公の特異性が際立つ。

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

紅蓮が盤上で策略を巡らせ、形勢を一気に覆す頭脳戦の爽快感を高く評価する声が多い。著者オリジナルの遊戯が巻ごとに登場し、ルール理解から勝負の山場まで飽きにくいという意見がある。学園内の争いから《獣王遊戯祭》へと舞台が広がり、各国の遊戯者や裏の思惑が絡むスケールアップも読みどころとして挙がる。桃花や楓、朝人、フラヴィアなど、敵味方問わずキャラの成長や過去の掘り下げが丁寧だという声がある。短編集の日常・ラブコメ色や、激戦の合間の息抜き回が関係性を深めるバランスとして好評という意見も見られる。

こんな人におすすめ

身体能力より頭を使った勝負や、策略・心理戦が好きな読者向きという声が多い。最初から圧倒的な実力を持つ主人公が、状況を操って無双していくタイプが好きな人にも合うという意見がある。キャラクター一人ひとりの成長や心情変化を追いたい読者にも向いているという声がある。学園ものの枠を越えて、だんだん暗く・大きくなっていく長編の熱量を楽しみたい人向きという評もある。

人を選ぶポイント

紅蓮の強さが桁外れすぎて、勝負の緊張感や納得感を欠くと感じる読者もいる。遊戯の内容によっては消化しづらい、ルールが腑に落ちない、という声がある。重要な戦いが思ったよりあっさり進む、展開の仕方に違和感を覚える、といった指摘も見られる。後半になるほど遊戯のネタ切れやマンネリ化が気になる、区切りをつけてほしいという意見もある。妹キャラの執着や暴走が強く、感情移入しにくいと感じる読者もいる。

テンポ・読後感

巻ごとに熱い展開が続き、読んでいて引き込まれるテンポという声が多い。序盤は学園内の抗争中心だが、次第に世界大会や国際的な駆け引きへ移り、作品全体の闇やスケールが濃くなっていく印象を持つ読者が多い。短編集やレジャーランド回のように、激戦の前後で日常や関係性を描く緩急もある。後半巻ではシリーズ全体のクライマックスが近い雰囲気や、不穏な予感を覚えるという声も増えている。

キャラクターへの評価

紅蓮は悪魔のような策士として、盤外戦術まで含めて圧倒的だという評価が多い。佐々木は遊戯以外でも頼れる存在で、紅蓮を心配する姿が正ヒロイン・良いサブヒロインとして支持される声がある。桃花は一見おバカに見えても、成長や本音の吐露で印象が変わったという意見が多い。楓はストイックで純情、水葉は過激さの中に苦しみや成長が見える、と個別に評価される。可憐は兄への強い感情や暴走ぶりが作品の軸の一つだが、好みが分かれるという声もある。透夜は帰還後の活躍が目立つ一方、動機に苦手意識を持つ読者もいる。

巻一覧

自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?
2017年4月 ISBN 9784040691787
この巻のあらすじ

ゲームの結果ですべてが評価される獅子王学園。その入学試験で砕城紅蓮は手を抜き、目論み通りFランクに認定される。だが、紅蓮を心から愛する妹の可憐を学園の『悪意』が襲った時、紅蓮は真の実力を発揮する――!

自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 2
2017年8月 ISBN 9784040693965
この巻のあらすじ

ゲームの結果ですべてが評価される弱肉強食の学園・獅子王学園。 面倒のない日常を過ごしたい砕城紅蓮は、Sランクの生徒会役員を倒して得たポイントを妹の可憐に譲渡し、最低位のFランクを維持していた。 だが、生徒会長・白王子透夜の『生徒会選賭』開幕宣言により事態はまたも激変。学園全てを巻き込んだゲームが始まってしまう――。 「教えてやる。あんたらが遊び半分で望んでいた──戦争の怖ろしさをな」 愛する妹との絆を断ち切ろうとする卑劣な罠を前に、圧倒的な天才の力が愚かな生徒たちを断罪する!  今、最も熱い学園ゲーム系頭脳バトル、伝説再来の第二弾!

自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 3
2018年1月 ISBN 9784040696065
この巻のあらすじ

裏世界最強の男である事実を隠し、ゲーム至上主義の学び舎――私立獅子王学園に通う砕城紅蓮は、全校を巻き込んだ『生徒会選賭』に参加させられた。 だが、最終選の《フェイクポーカー》で、妹の可憐が御嶽原水葉と生徒会長・白王子透夜の奸計により敗北。兄妹の接触が禁じられ、最愛の妹を傷つけられた紅蓮は、生徒会全員に対して宣戦布告した。

「徹底的に潰して、わからせてやるよ。お前が捨てたもの、お前が傷つけたもの、それがどれほど俺にとって尊く、かけがえのないものだったのかを」

――学園を支配する獅子たちはこの日、『不敗の伝説』の悪魔じみた策謀に翻弄されることになる。 今、最も熱い学園ゲーム系頭脳バトル、神話再誕の第三弾! 

自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 4
2018年5月 ISBN 9784040699172
この巻のあらすじ

白王子透夜の奸計で可憐は遊戯に敗北し、接触が禁じられた砕城兄妹。逆鱗に触れられた紅蓮は生徒会に宣戦布告し、5対5の脱出ゲームが始まった。裏世界の伝説たる実力を発揮し、生徒会の内3人を撃破するが――? 【電子特典!書き下ろし短編付き】

自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 5
2018年10月 ISBN 9784040652412
この巻のあらすじ

日常を求めて獅子王学園に通う裏世界最強の男・砕城紅蓮。 生徒会との遊戯に完全なる勝利を収め、生徒会を刷新した彼は、束の間の日常に身を浸していた。夏休みを前にしたある日、理事長から獅子王レジャーランドでの休暇に誘われる新生徒会一行。 水着に浴衣にかき氷――と喜ぶ彼らだったが、それはクオリア分枝を賭けた世界大会《獣王遊戯祭》の代表選抜戦開始の合図であった。 好機とばかりに“怪物”の資質を磨く可憐。 “最弱”を返上すべく足掻く桃花。 その裏で暗躍する海外からの刺客。 そして、愚かな敵が逆鱗に触れたとき、紅蓮はふたたび最強の証明を見せつける――! 今、最も熱い学園頭脳ゲーム系頭脳バトル第五弾。【電子特典!書き下ろし短編付き】

自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 6
2019年3月 ISBN 9784040656236
この巻のあらすじ

【シリーズ累計50万部突破! 今最高に熱い学園ゲーム系頭脳バトル!!!!!】

平凡な生活を求めて獅子王学園に通い出した裏世界最強の男・砕城紅蓮は、新生徒会&隷徒メンバーと共に《獣王遊戯祭》代表選抜戦に臨んでいた。 だが、突如として現れた海外勢の刺客の魔手に仲間達は倒れていく。 心を許したライバルの仇を討つため、最愛の兄を守り抜き、その隣に立つ『覚悟』を証明するために、自らの命を懸けた遊戯に身を投じる可憐。 その勇姿を見送りながら、紅蓮もまた、全てを守り、殺すための戦いへと歩を進めていたーー。 「俺は《黒の採決》で一度も敗けなかった。過去にも、未来にも。それが遊戯である限り俺は絶対に敗けない。そういうふうにできている」 今、最も熱い学園ゲーム系頭脳バトル第六弾。

自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 6.5
2019年6月 ISBN 9784040657967
この巻のあらすじ

【シリーズ累計50万部突破! 今最高に熱い学園ゲーム系頭脳バトル!!!!!】

裏世界のゲームで常勝無敗の伝説を残しながらも普通の人生を求めて獅子王学園に入学した砕城紅蓮は、不本意ながら学園の頂点に君臨してしまう。 激しい戦いの合間、紅蓮は日常を満喫しようとするが……? 「俺はただ、放課後、大勢で遊んでみたかっただけなのに……」 生徒会メンバーによる合コンでは策謀渦巻く『王様ゲーム』が勃発し、恋する少女・楠木楓は『アイドル育成ゲーム』に挑戦し、御嶽原水葉と紅蓮は休日に買い物デートへと赴く。 さらに砕城可憐が兄・紅蓮へとプロポーズしてしまい……!? これは遊戯で全てが決まる世界に生きる少女たちの“想い”の欠片。 今、最も熱い学園ゲーム系頭脳バトル、待望の日常編!

自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 7
2019年8月 ISBN 9784040658643
この巻のあらすじ

裏世界最強の男である事実を隠し、ゲーム至上主義の学び舎――獅子王学園に通う砕城紅蓮。 彼は全世界の実力者が集められた《獣王遊戯祭》で、第四王女・ユーリエルと組んで戦うことになる。 現実世界を反映した遊戯が始まり、貧困に窮したユーリの運営区画は遊戯開始時点で圧倒的最下位、他勢力と二桁以上ものポイント差がついていた。 だが、そんな必敗必至の遊戯でさえも、紅蓮の悪魔の如き策略が全世界の強者を欺き・操り、ユーリエルを勝利へと導いていく―― 「『予言』は当たった。この先は、あんた次第だよ。――お姫様」 最低最弱の姫が最大最強の王子を打倒する、天才遊戯者による史上最大の大物喰いが始まる――。【電子特典! 書き下ろし短編付き】

自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 8
2019年12月 ISBN 9784040642635
この巻のあらすじ

裏世界最強の男である事実を隠し、ゲーム至上主義の学び舎——獅子王学園に通う砕城紅蓮。彼は世界各国の遊戯教育校との対抗戦《獣王遊戯祭》で、最弱のFクラス所属の姫・ユーリエルと組んで戦うことになった。 遊戯開始直後から張り巡らされた紅蓮の策略により、Aクラス所属の王位継承者筆頭の天才・カールスとユーリの一騎打ちが始まる。 一方、紅蓮はロシア陣営の“元カノ”ミラに接触し—— 「私のカラダを使い、Aクラスを打倒する。──そういうことだと思っていいのだな? 我が夫、紅蓮よ」 そして紅蓮なき《黒の採決》で活躍してきた遊戯者たちは『不敗の伝説』の神算鬼謀を目撃する。 《獣王遊戯祭》第一幕、終劇!【電子特典!書き下ろし短編付き】

自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 9
2020年5月 ISBN 9784040646602
この巻のあらすじ

ゲーム至上主義の学び舎——獅子王学園に君臨した元生徒会長・白王子透夜の過去がついに明かされる。 生徒会選賭で拉致されてからの壮絶な旅路を経て、透夜は新たな強者と共に遊戯の場へと帰還する。 そして幕を開ける《獣王遊戯祭》第二段階。 各クラス代表一名による《ディベート・ゲーム》に、砕城紅蓮は《絶対不運》を持つフラヴィアを送り出す。 《絶対幸運》を持つヴァチカンの誇る《聖女》・クリステラ、紅蓮への憎悪を燃やすミラなど、透夜以外にも各クラスのエース級が参戦する遊戯に《偽りの聖女》をぶつける紅蓮の真意とは……? 紅蓮VS透夜、至高の盤上遊戯が開戦! 二人の鬼謀が絡まり合い、物語は衝撃の展開へーー。【電子限定!書き下ろし特典つき】

すべての巻を見る(全13巻)
自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 10
2020年10月 ISBN 9784040659374
この巻のあらすじ

【シリーズ累計50万部突破! 今最高に熱い学園ゲーム系頭脳バトル!!!!!】

《獣王遊戯祭》が第二段階へと進み、砕城紅蓮は唯一対等の強敵・白王子透夜との激突を経て《覚醒》の時を迎えた。 一切の連絡を絶ち、ユーリエルを連れて別行動へ向かう紅蓮。 一方、可憐は因縁の敵である凍城紫漣・未恋兄妹、そして自身を育てた指導役と遭遇する。 暗躍する砕城本家。《伊邪那美機関》の残した闇。 規格外の駒達がぶつかり合う盤面を鑑賞するは、クオリアを統括する《原初の十三人》が一人・獅子王創芽。 数多の策謀が交錯する王位継承戦の表舞台に『不敗の伝説』が姿を現す時、混沌の盤上が最終局面を描き出す。 おやすみ、日常。おはよう、遊戯者。 ──果てるまで喰らい合おう、永劫の輪廻を断ち切るために。

自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 11
2021年9月 ISBN 9784046808936
この巻のあらすじ

人類が武力を廃し、遊戯がすべてを解決する新時代は黄昏を迎えていた。 遂に覚醒を果たした砕城紅蓮の策略により《獣王遊戯祭》は革命された。ユーリエル、凍城兄妹、ミラ、獅子王創芽という最強メンバーを集め、残る遊戯者すべてと全世界、全国民に宣戦を布告した紅蓮は、砕城家と遊戯時代の壊滅という目的のためその歩を進める。 ただ一人紅蓮に匹敵しうる万能の天才・白王子透夜は待ち望んだ激戦に己を昂ぶらせ、最愛の兄を“本当の紅蓮”を取り戻すため、可憐や獅子王学園の級友達が決意を強くする。 そうして、遊戯最終段階、全クラス、全総督、全遊戯者が参加する集団戦【鬼ごっこ】により、舞台は最終局面を迎えるーー。

自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 12
2022年2月 ISBN 9784046811820
この巻のあらすじ

第三次大戦の惨禍を超えて成立した、遊戯ですべてが決まる新時代は終末に近づいていた。 《獣王遊戯祭》は最終段階に入り、紅蓮と透夜と可憐による世界の命運を賭けた戦いが幕を開ける。 裏世界最強と表世界の超天才を相手に勝ち筋を見出すべく、ひとり兄の真意を読み解くことに没頭した可憐が描いた答え、それはーー。 「遊戯社会への憎悪により暴走している《共感覚モード》の強制停止。そして人脳共生型AIの危険性の証明、そして……破壊です」 かつての仲間達との破局、新生Fクラスの立ち上げ、妹との離別に至るまで、最終目的への見えない布石。 そうして今、すべての謎が明らかになる! 砕城紅蓮の物語、堂々完結!

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