黒の夜刀神
判定なし
基本情報
- 著者
- 手島史詞
- イラスト
- 飯田のぎ
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 2011-2012
- 巻数
- 3巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- BOOK☆WALKER: 1巻まで
異世界を舞台に、留学生のカイと、身体に秘密を抱える昔なじみのシュウを中心に進む伝奇寄りのボーイ・ミーツ・ガール作品。工場跡での再会を起点に、街で起こる人形化事件や地下迷宮の探索、失われた身体の行方を追う展開へ広がっていく。物語は、個人の関係性と事件の解明を軸に、街の地下や異世界の仕組み、人物同士の因縁へと範囲を広げる。3巻構成で、再会から事件、探索、関係者の思惑が交錯する流れがまとまっている。続編・外伝・短編の情報は示されていない。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 影執事マルクとつながる世界観や、同名キャラの別解釈が楽しめる。
- 学園、異能、ラブコメ、シリアスが混ざる構成で、設定の広がりが大きい。
- 伏線やレッドヘリングが多く、読み返すと見え方が変わる仕掛けがある。
- 気弱さやヘタレを含む主人公の人間臭さが印象に残る。
- ラブコメのやり取りや、重さの中にあるロマン寄りの空気が刺さる。
こんな人におすすめ
- 前作『影執事マルク』を読んでいて、関連作として楽しみたい人。
- 異能バトルだけでなく、学園ものや関係性の変化も追いたい人。
- 伏線回収や設定の断片をつなげて考える読み方が好きな人。
- へたれ気味でも味のある主人公や、クセの強いキャラが好みの人。
- 明るさだけでなく、哀愁や重さのあるラノベを求める人。
人を選ぶポイント
- 前作とイラストやキャラ像の印象がかなり違い、違和感が出やすい。
- 世界観や人物関係の説明が散らばり、初見だと把握しづらい。
- 伏線が多いぶん、1冊で気持ちよく完結する読み味は弱め。
- シリアス寄りで、軽い学園ラブコメだけを期待すると重く感じやすい。
- 主人公のへたれ方や言動が合わないと、ノリに乗りにくい。
テンポ・読後感
- 序盤から情報量が多く、展開はやや駆け足に感じやすい。
- 学園の日常よりも、事件や異能まわりの話が前に出る。
- 明るい掛け合いはあるが、全体はシリアスと哀愁が強め。
- 先の展開を匂わせる作りで、読後感はもやっと残りやすい。
- ラストに向けて緊張感が上がり、続き前提の手触りが強い。
キャラクターへの評価
- 廻は、臆病さやヘタレが目立つ一方で、残酷さや芯の強さも見える。
- 柊は、秘密や重さを抱えたヒロインとして気になる存在になっている。
- カナメやジェノバは、前作を知っているほど印象の差や再登場の妙が気になる。
- サブヒロインは可愛さや負けヒロイン感が目を引く。
- キャラ数が多く、関係性の整理が追いつかないまま惹かれる構図になっている。
巻一覧
黒の夜刀神 1. キミのために僕ができること
この巻のあらすじ
ヘタレの留学生カイは、仕事で訪れた工場跡で昔なじみのシュウに再会した。彼女を助けたいと願うカイであったが、シュウの身体には秘密があった。異世界を舞台に贈る、正しいボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー。
黒の夜刀神 2. 地下迷宮を彷徨う蒐集家
この巻のあらすじ
街で人が人形に変えられるという事件が発生。柊が動かないウチに事件を解決しようと試みる廻だったが、グズグズしている間に柊は犯人を追って街の地下に広がる迷宮へ……。地下迷宮で彼らを待つものは?
黒の夜刀神 3. たりないものたちの鎮魂歌
この巻のあらすじ
柊を人間へと戻すことが出来るかもしれない。柊の生身の身体を探し、彼女の兄・志刃とシュウと同じ顔をもつ少女・縁の行方を追っていた廻の前に、意外な人物が立ちふさがる! 今それぞれの覚悟が交錯する。
星評価・感想
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