〈学園〉で目覚めた一人称の主人公は、未開地を調べて怪物ミサキの位置を記した地図を作り、ポイントを稼ぎながら生き延びている。地平線の先にある巨大建造物〈ミハシラ〉を目指す中で、世界への違和感を抱く人物と出会い、学園の外へ出ることになる。以後は、無人の街や旧い前線基地の〈工場〉、別拠点〈教会〉、高層ビルが立ち並ぶ繁華街へと探索範囲が広がり、天文館・果樹園・灯台など複数勢力の対立や協力が重なっていく。地図の作成、生存のための補給、勢力間の選択を通じて、世界の仕組みと目的地の輪郭が少しずつ見えていくシリーズ。主人公とヤヒロの移動に合わせて、未知の場所で何を確認し、誰と手を組むかが変わっていく。

構造レビュー

こんな人におすすめ

この項目をレビュー
  • AI分析(あらすじ)

    地図作り、未開地探索、荒廃した街の移動、拠点同士の関係がある作品を追いたい人。

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


    レビューを読む

作品Q&A

まだ Q&A がありません。最初の質問を投稿してみませんか?

質問を投稿するにはログインしてください。

質問を投稿

会員の質問は公開されます。回答は他の会員も投稿できます。

読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 崩壊した世界を地図で切り開いていく探索要素が強く、未知の領域を少しずつ埋めていく手触りがある。
  • 世界の仕組みや学園の裏側が段階的に見えてきて、伏線回収と新たな謎の追加が両立している。
  • タイキとヤヒロの対照的な掛け合いが安定していて、重い状況の中でも読みやすさを支えている。
  • 追い詰められる展開や容赦のない世界観が、終末SFらしい緊張感と没入感を生んでいる。
  • 単巻ごとに事件の区切りがあり、読後に次巻への引きが強く残る。

こんな人におすすめ

  • 終末世界、ディストピア、閉鎖空間ものが好きな人。
  • 世界設定の謎解きやSFギミックをじっくり追いたい人。
  • 少人数のパーティで進む探索譚や、死線をくぐる冒険が好みの人。
  • 口数は少なくても関係性の変化や相棒感を楽しみたい人。
  • 重めの展開や救いの薄さも含めて作品の味として受け止められる人。

人を選ぶポイント

  • 人があっさり退場するため、軽い冒険譚を期待するとかなり重く感じる。
  • 世界観や設定の説明が段階的なので、序盤は全体像がつかみにくい。
  • 既視感のあるSF・ディストピア要素を感じる読者もいる。
  • キャラクター数を絞った進行のため、にぎやかな群像劇を求めると物足りない。
  • 先の展開を強く匂わせる構成で、巻ごとの解決より長期的な謎が前面に出る。

テンポ・読後感

  • 序盤から不穏さが強く、探索が進むほど緊張感が増していく。
  • 会話は比較的落ち着いているが、状況はかなりハードで切迫している。
  • 事件ごとの区切りはあるものの、読後感は軽快よりも重厚寄り。
  • 真実に近づくたびにワクワクと不安が同時に積み上がる。
  • じわじわ世界が広がるタイプで、勢い一辺倒ではなく積み上げ型の読後感。

キャラクターへの評価

  • タイキは冷静で理性的、追い込まれるほど存在感が増す主人公として見られている。
  • ヤヒロは直情的でまっすぐ、物語を前へ押し出す役回りとして印象が強い。
  • 2人の距離感や相棒感が魅力で、関係性の変化を気にする声が多い。
  • 新たに出る人物は物語の謎を広げる装置として機能し、印象に残りやすい。
  • 敵側や周辺人物にも事情がある描かれ方で、単純な善悪では割り切れない。

巻一覧

ワールドエンドの探索指南
2019年7月 ISBN 9784049125238
この巻のあらすじ

さあ、地図をつくろう。ボクらの世界を取り戻すためにーー。

ボクたちが生き延びるには『地図』が必要だ。安全な場所が記され、『ミサキ』と呼ばれる怪物たちの居場所が分かる道標が。 〈学園〉で目覚めたボクは、今日も仲間たちと探索に出かける。未開の地を調べ、ミサキを倒し、ポイントを稼いで〈学園〉に貢献する。これがボクらの毎日。 地平線上の巨大な建造物〈ミハシラ〉に焦がれるボクは、ある時、世界への違和感を訴える女の子と出会い……。

ワールドエンドの探索指南 2
2019年10月 ISBN 9784049127942
この巻のあらすじ

〈学園〉を脱出したボクとヤヒロは、ミハシラを目指し、無人の街を進んでいた。しかし、進むにつれて凶暴さを増すミサキの出現や、物資の消耗に2人だけでの探索へ限界を感じ始める。 そんな中、旧い前線基地の〈工場〉が近いと知り、補給のためにかつて〈学園〉が放棄したその施設へと向かうことに。そこで待ち受けていたのは、別拠点〈教会〉の遠征隊のメンバー、ツクシだった。 たった一人で〈工場〉に立てこもるツクシに、敵対心を露わにするヤヒロ。他の探索メンバーの有無や、一人で見張りに立つツクシに不信感を持ったボクは、一計を案じ──。

ワールドエンドの探索指南 3
2020年3月 ISBN 9784049129533
この巻のあらすじ

地図と周囲の風景が違う? 探索を続け町を進行するタイキとヤヒロは、世界への違和感を強くしながらも、高層ビルの立ち並ぶ繁華街へとたどり着く。無数の落書きに迎えられたここは、どうやら2つの勢力が縄張り争いをする、戦場の真っただ中のようだ。 〈天文館〉と〈果樹園〉という二つの部隊は戦闘を繰り広げ、究極の〈秘宝〉を探し求めているらしい。そんな中で、双方に和解を呼びかける勢力、〈灯台〉に所属する陽羽里クイナと出会う。 目指す〈ミハシラ〉へは繁華街を通過しなければならず、タイキは両陣営とクイナを前に選択を迫られ──。

星評価・感想

構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く

星評価 *

まだ感想はありません。